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2024年3月16日より新幹線乗継割引が廃止
JR西日本が運営するJRおでかけネットで、ひっそりと下記の案内がされたことは御存じでしょうか?
山陽新幹線の岡山~新下関間の新幹線停車駅で、新幹線と在来線特急列車とを乗り継ぐ場合に適用となる「乗継割引」を廃止
引用:2023年4月1日から運賃・料金等を一部見直します/JRおでかけネット(※内容更新済みの為、リンク削除)
表題にあるように山陰地方(ここでは主に出雲市以西を指す)に向かうには効率を重視すると、やはり関西、大阪・京都から岡山までは新幹線を利用することが多いでしょう。
この新幹線と在来線特急の乗継割引と言うのは意識することが無いと思いますが、これらを乗り継ぐと、実は在来線特急部分の特急料金が半額になります。
ただそれも全ての乗り継ぎが割引になるわけではなく、細則はあり少々複雑です。
ピンとこないので説明しませんが、今回の表題の通り関西から新幹線を利用し、岡山経由で山陰地方に行く場合は値上となります。
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具体的な値上げ金額
山陰地方と言っても範囲は広いですが、ここでは新幹線を利用した移動が見込まれる鳥取県米子市、島根県出雲市を例に説明します。
そして新幹線と在来線特急の乗継割引が廃止されることにより値上げされる金額は下記の通りです。
区間 | 現在の料金 | 値上げ後の料金 | 差額 | 備考 |
---|
大阪=米子 | 10,350 | 11,830 | +1,480 | 新幹線みずほ指定席+特急やくも指定席 |
大阪=出雲市 | 11,340 | 12,930 | +1,590 | 新幹線みずほ指定席+特急やくも指定席 |
この値上げには実は2つの要因があり、前掲の通り乗継割引の廃止、そして微増ながら新幹線の特急料金の見直しがあります。
大幅な値上げかと言われるとそうでもないですが、往復すると約3,000円程度の値上げとなり、カプセルホテルより少し安い程度の費用増になると考えられます。
でも現地でこの3,000円分を利用できると考えるのならいかがでしょうか。私としてはやはり旅先の食を楽しみたいので、そこに充てたいです。例えば山陰と言えば蟹が有名なので海鮮丼などを楽しみたいところ!
▼境港でカニの海鮮丼
そこでそんな山陰地方を楽しむための代案を紹介します!
e5489専用のWEB早特7とWEB早特14がお得!
通常通り支払えば単純な値上げになってしまいますが、今回紹介する商品を購入すれば値上げ前の料金よりも安く乗車することが可能です!
そんなJR西日本が提供するトクトクきっぷは「WEB早得7」と「WEB早得14」。
それぞれがどのくらいの料金になるかと言うと下記の通り。
WEB早得7
区間 | 料金 | 通常料金との差額 | 備考 |
---|
大阪=米子 | 8,860 | ▼2,970 | 新幹線みずほ指定席+特急やくも指定席[通常期] |
大阪=出雲市 | 9,690 | ▼3,240 | 新幹線みずほ指定席+特急やくも指定席[通常期] |
WEB早得14
区間 | 料金 | 通常料金との差額 | 備考 |
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大阪=米子 | 8,780 | ▼3,050 | 新幹線みずほ指定席+特急やくも指定席[通常期] |
大阪=出雲市 | 9,610 | ▼3,320 | 新幹線みずほ指定席+特急やくも指定席[通常期] |
知っていると最大6,000円程度の割引
さて、紹介してきた通りこの割引を知っていると、最大往復6,000円程度の割引となります。この割引金額となると、それだけでホテル代を捻出できますね!
ただ制約もあります。商品の名が表す通り「WEB早得7」は7日前、「WEB早得14」は14日前までの予約が必要なこと。
ちなみに「WEB早得7」も「WEB早得14」も大きな割引率の違いは無いので実質7日前までに予約できると大幅な割引が期待できます。
まとめ
今回紹介した「WEB早得7」、「WEB早得14」により、山陰地方への旅行は値上げ後も割安に旅行することが可能です。
なお、山陰地方の観光スポットで何があるかと言えば、例えば出雲大社のある島根県出雲市、松江しんじ湖温泉のある島根県松江市、そしてゲゲゲの鬼太郎推しな鳥取県境港市(米子経由)など。
どちらも観光地でありながら落ち着いていますので都会の喧騒を忘れゆっくりとできます。
値上げ後もこれらの割引きっぷを利用して、山陰地方旅行に行かれてみてはいかがでしょうか!?
▼大阪から行く山陰地方旅行1日目
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