ポルトガルのリスボンからスペイン南部マラガへ寄り道しながら2週間かけて巡る旅。12日目はマラガ観光へと向かい、ヒブラルファロ城観光の後はマラガ砦へ。
目次
この記事の旅程
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
14.マラガ
マラガ砦
ヒブラルファロ城から壁に沿ってマラガ砦(アルカサバ)へとやってきました。
この2つの施設の関係については前回の記事(ヒブラルファロ城観光)にて少しまとめておりますので是非ご覧ください。
▼ヒブラルファロ城観光
マラガ砦の入口はヒブラルファロ(の丘)の麓、と言うか丘も完全に下って街の中心街ともいえる部分(近くにはマラガ美術館がある)にあるのでヒブラルファロ城からは結構歩きました。
ちなみに入口の目の前にはこんなローマ劇場があります。入口を探すには先ほどのマラガ美術館かこちらを目指すといいと思います。
さて、早速券売機でチケットを購入しましょう。
ヒブラルファロ城とセットで観光するのであればお得なチケットも販売されています。詳しい情報は下記の記事を参考にしてみてください。
▼ヒブラルファロ城とマラガ砦のチケットの買い方や観光の順番など
チケットを購入しましたら早速中へ入っていきましょう。
このマラガ砦や周辺の歴史は古く、紀元前600年ごろからこの地に定住したフェニキア人にまでさかのぼると言われています。
その長い歴史の中であったイスラム時代、具体的にはアブド・アルラフマーン1世の時代からこの要塞の建築は始まり、ウマイヤ朝の要塞として知られ、その後タイファ諸国の時代にはアルカサバが宮殿要塞として発展しました。
バディスによる要塞の強化と改修は特に有名で、彼の孫はマラガ砦とヒブラルファロ城に二重の壁(コラチャ)を建設しました。
その後14世紀、ナスル朝王国が統治し安定していた時代にはマラガ砦は宮殿要塞として機能し、政治的、行政的、防衛的な機能を担いました。
さてさて、そんな宮殿部分の建物エリアへ。
宮殿と言いつつも、一時期は住宅地(19世紀)があったそうで、その上に再建されたそう。
いくつかの庭も。
ヒブラルファロ城の方を望みます。
マラガ砦の方にもヒブラルファロ城と一体になっていることがよくわかる地図が掲載されていました。(詳細は前回の記事を参照のこと)
他には大きな陶器が展示されていたり。
これらは食べ物や油、衣類等を保管するのに重要な役割を果たしたようです。
ここでは紹介していない景色や展示物もたくさんあります。是非直接訪れて楽しんでいただければと思います。
さて、マラガ砦の観光を終えましたら、市内にある他の観光スポットへ!
実はこの街、ある有名な画家の出身地であったりも…。
その様子は次の記事で紹介したいと思います。
次の記事
参考
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