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2025年のGWはラオスとタイを巡る旅。2日目はルアンパバーン(世界遺産の街)中心部と遠方のクアンシーの滝への観光。
ユネスコ世界遺産であるルアンパバーンの街や近郊の観光スポットを効率よく回れるツアーに参加してきました。
当日の旅程
▼(外部リンク)日帰りルアンパバーン世界遺産観光とクアンシーの滝
英語からの自動翻訳なのか日本語の怪しいところはありますが、ツアーの内容に問題はありませんでした。
このツアーは前掲の通り早朝の托鉢体験から参加できるのですが、私は前日に半日以上かけて日本からルアンパバーンに到着したばかりなので無理をせずスキップしました。よってツアーはモーニングマーケットからの参加となります。
さて、このツアーでは指定の集合場所に行くか、自身の宿泊しているホテルで待っているかを選択することができます。当然ホテルで待っている方が楽です。
既に朝の托鉢体験を終えた他のツアー参加者に合流し、モーニングマーケットへ。
このルアンパバーンの街はそれほど広くもなく、主な観光名所は狭い地域に集まっています。
特にこのモーニングマーケットからプーシーの丘までは全て徒歩で一気にまわります。
何はともあれモーニングマーケット。
モーニングマーケットでは雑貨や魚介、肉などさまざまなものが売られています。
生物の上には結構ハエが飛んでおり、衛生状態が気になるところ…。
特に魚は生の物から干物や焼いたものまでさまざま。内臓がそのまま置かれていたりと中々のインパクトがあります。
安心して下さい。しっかりと虫も売っていますよ!これは食べるのか、どうするのかは気になるところです…。
ガイドさん曰く、トカゲのような爬虫類の取引は禁止されているのですが、実はこっそりと地元客相手に売られているみたいです…。
なお、このモーニングマーケットはその名の通り午前中のみ開催されていいます。
入場料20,000LAK要
さて、次はモーニングマーケットのすぐ隣にあるワット・マイへ。
本堂に入りますと、金色に輝く仏像が鎮座していました。特に金色なのは特別なことではなく、ルアンパバーンの仏像全般に言えることです。
ガイドさん、実は昔お坊さんを10年近くされていたそうで、この手の知識が完璧です。
割と面白い話を聞きまして、例えば「お布施」の話し。日本では数万以上が相場と言われていますが、ラオスではかなり少額で大体500円未満。金持ちの家でも数千円が良いところのようでした。
また、戒律についても大変厳しいそうです。一般的な信者は所謂「五戒」によって自らを戒めるのですが、出家してお坊さんになると、なんと227の戒律を守らなければならないそうです。
さて、そんな話を聞きつつ、ガイドさんの念仏とともにお祈り
します。お作法についても日本とは異なりますが、その方法も教えていただきました。
・肩や膝が出ている場合はそのまま入場できません。ロッカー室で隠すものを10,000LAKで借りましょう。
・建物内は原則撮影禁止です。
入場料60,000LAK要
そのまま次もお隣のルアンパバーン国立博物館へ。
入場料金を払ってロッカールームへ。ここから先大きな荷物を持ち込みできません。
まずはパバーン像へ。
実はこのルアンパバーンと言う町の名前はこのパバーン像にちなんでいます。「ルアン・パバーン」という名前の意味はルアン=高貴、パバーン=仏像なので「高貴な仏像」の街と言うことになります。
そして昔ここにランサーン王国があった時代、実はヴィエンチャンに遷都されるまでは首都でもありました。
ガイドさんは「まるで東京と京都みたいですね」と。
そんな始まりの仏像を見た後は博物館へ。
こちらも内部は撮影禁止(割と皆撮ってますが…)なので画像が無いのが残念ですが、ここは元王宮の建物を改装して博物館にしたもの。
ラオスは今では社会主義国ではありますが、かつては王国でもありました。
この旧王宮が建てられたのは実は最近のことであり、つい20世紀初頭のことです。それから1975年に追放されるまで100年に満たない間の王宮であったのです。
今は博物館として内部が公開されており、当時の貴重な品を見て回ることができます。
博物館の敷地内には各国からプレゼントされたビンテージカーが展示されているところもありますよ!
入場料30,000LAK要
博物館の目の前がプーシーの丘です。
丁度下からは丘の上にあるワット・チョムシーが見えています。
150mほどなのでそれほど高くはないのですが、頂上までは328段の階段を上る必要があります。
登るか登らないかは希望次第で、私は当然登る方の選択を。
日ごろから運動しているおかげで息が上がることはないのですが、35℃くらいの気温ですので汗が止まりません。
ちなみにミネラルウォーターがツアーの費用に含まれていますので、ガイドさんに言えばいただけます。
そしてこれが丘の上に登ったものだけが見られる風景。
こちらは南の方角で、右手に見えているのがメコン川です。
こちらは西の方角。左手に見えている川はメコン川ではなく、ナムカン川です。
このナムカン川は画像左手(北側)にこの後方向を変えて進み、メコン川に合流します。この後その合流ポイントも観光しますよ!
丘の下から見えていたワット・チョムシーの塔。
景色をさくっと楽しみまして下ります。行きと違って下りは楽ですね。
ビューポイントとは先ほど触れたメコン川とナムカン川の合流地点のこと。
ここがまさに合流場所。
川はかなり濁っていますが、これは前日に上流で雨が降った影響です。
実はこのビューポイントの近くのホテルに宿泊していましたて、実際に翌日のナムカン川の水の色はもう少し落ち着いていました。
川のそばでは工事がされていました。これは護岸工事のようなものらしいです。
と言いますのも本格的に雨季に入りますと水量が大幅に増量されるそうです。それはまさに今茶色い土が見えなくなるくらいだそうで。
実際にこのビューポイントの公園はかつての大雨で大きくえぐられたであろう形跡が残っていました。
入場料30,000LAK要
ビューポイントからほど近い場所にあるのがこのワット・シェントーン。
本堂に行く前に霊柩車庫を見学。
この金色に輝く山車のような構造体が霊柩車です。日本人が思うところの霊柩車とは少し考えは異なるかもしれません。
ガイドさんに教えていただいたのは、(確か)この3つの壺がそれぞれ王族の親兄弟を表しているそうです。
結構具体的な所まで教えていただきましたが、ちょっとメモを取り忘れて忘れてしまいましたが(汗)
その後本堂へ。
ガイドさんの話によると、かつて中国との戦争(おそらく黒旗軍のこと)においてルアンパバーンの街が破壊された際、この寺が壊されなかったのはそのリーダーがここで修行していた経験があったかららしいです。
本堂中心には立派な仏像。ワット・マイと同じく、瞑想しているようなポーズを取っています。
ちなみにルアンパバーンの仏像はこれ以外にも、気を付けのように手をまっすぐ伸ばした姿、手のひらを前面に押し出した姿(パパーン像など)をしているものが多いそうです。
天井の様子など。
さて、本堂の観光を終えるとしばらく自由時間です。先ほど挙げた2つ以外の施設を自由に見て回りましょう。
ちなみに本堂(↑は違う施設かもしれない…)には凝った装飾が施されています。
こちら何といいますか、アジアンステンドグラスといいましょうか。模様にガラスか何かの光るものが埋め込まれているようでして、光の加減で美しく輝いています。
本堂の裏にはその中でもひときわ美しい木の装飾があります。
こちらマイ・トーン(黄金の木)と呼ばれる装飾であり、実に最近である1960年代に作られたそうです。
さて、午前の観光はこれで一旦完了です。
午後は遠方にあるクアンシーの滝への観光となります。午後の記事は昼休憩からその様子をお届けしたいと思います。
▼旅行記の一覧、費用のまとめはこちら。
ラオスのガイドブック
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