【ローカル電車旅】紀州鉄道と周辺散策

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この記事は 2019年11月04日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。

白浜温泉旅行の帰りに御坊に立ち寄り、”日本最短のローカル線”紀州鉄道の沿線を散策し、乗車もしてきました。

目次

紀州鉄道とは

紀州鉄道ってご存知でしょうか。

御坊市にあり、”日本最短のローカル線”と呼ばれている私鉄なんです。

どれくらい短いかと言うと、全区間(御坊=西御坊)で2.7kmしかありません。

▼紀州鉄道HP

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御坊まで来るには新大阪からも出ている特急「くろしお」が便利なのでおすすめです。

この記事は下記白浜温泉旅行記事の一部です。

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探索開始

スタートはこちら、JR御坊駅。最後に紀州鉄道のホームまで戻ってきます。

学門駅

御坊駅から学門駅がこの紀州鉄道で最長区間になります。

駅前を出発し、線路の見える方向に向かって。

道中の景色はこのような田んぼが広がる長閑な風景。こんな日に限ってミラーレスを持ってきていなかったことが悔やまれます。

やがて線路を視認したので、そばの道を通って行くようにします。

この風景が最高すぎる!

キャベツでしょうか?沿線に広がる畑と路線。これで列車が通りかかったら最高ですね。

普通に遮断機の無い踏切もあるんですね。

路線の半分以上の距離を進んで最初に現れたのがこの「学門駅」。この駅の近くに和歌山県立日高高等学校・附属中学校があることが名の由来だとか。

無人駅と言えど、入場券を持たない身なので外側からの撮影としています。

紀伊御坊駅

学門駅から道なり?に進んでいくと、少し先に車両が見えますね。

昔の車両を展示していました。

こういうことらしい。

この展示のすぐ近くにあるのが「紀伊御坊駅」。紀州鉄道唯一の窓口が存在する駅となります。

こちらの窓口では切符を購入できますが、この切符が変わっていて面白いのです。

こちらわかりますでしょうか。何やら材質がいつもの切符と違うことに。

見ていただければわかるように、切符が厚紙のようになっていますね。

これは「硬券」と呼ばれるもので、昔は一般的に利用されていたものです。今となってはICカードで電子的に記録を残す方法や、磁気面に記録を付与する手法(普通の切符)が主流ですが、昔はこのような厚紙の切符に改札で駅員が一つ一つ鋏をいれていたのです。

私も硬券の存在は知っていましたが、実際に手にしてみると少しテンション上がりました。

市役所前駅

さらに線路に沿って進んでいきます。

一度国道42号線の方にでましたが賑わっています。こちらが駅名にもなっている御坊市役所。

市役所前と言うよりかは裏にあるのが「市役所前駅」です。

西御坊駅

さらに南に進むとやがて「西御坊駅」が見えてきます。

こちらが終着の「西御坊駅」になります。

出発の15分ほど前で列車が待機していました。列車という微妙なニュアンスで表記しているのは、これが気動車(ディーゼル車)だからです。見ての通り電線ないですからね。

これより先の路線は随分前に廃止されてしまったので、跡地のみが部分的に残る。

ちなみにこの裏手のこの風景はアニメ「AIR」のワンシーンなんだそうですよ!(内容はよく知らないんですが…)

西御坊⇒御坊

時間になりましたので西御坊から御坊まで列車に乗って帰ります。往路は徒歩で30分ちょっとかかりましたが、帰りは列車でさくっと8分

西御坊駅は2019年9月から完全に無人化されてしまったみたいですね。

小屋から直接ホームの方に出られるので乗り込みます。

両サイドに運転台。

軒下が近いですね。

やがて定刻になるとエンジンをうならせて出発しますが、かなりゆっくり…。なんたって平均20km/hくらいらしいですから。

学門駅の様子です。一瞬乗客は私1人になってしまいましたが、この後すぐに学生さんと女性が乗車されたので3名になりました。それでもほぼほぼ貸し切り!

御坊駅

最後に「御坊駅」。紀州鉄道は御坊駅に駅舎を持たず、JR御坊駅の0番線から出発・到着します。

これで紀州鉄道全5駅

下車する際に運転手さんに声を掛けて、先ほどの硬券を記念にいただきました。

改札はJRの改札を通らないと出られないので、窓口の駅員さんに声を掛けましょう。

これで紀州鉄道の旅は終わりです。

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Daisuke
SE/ソロトラベラー
得意分野:乗り物全般/一人旅

趣味とその延長で取得した旅行業務取扱管理者の資格を活用し、テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

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