今回のキプロス旅行の往路は仁川・ドーハ経由。2日目は仁川でのトランジット兼プチ観光を終えてドーハ、そしてラルナカへ。前編はラルナカまでの空路の様子。
目次
この記事の旅程
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
フライト2.仁川=ドーハ
搭乗
前回の記事で紹介したように、長い長い乗換待ち時間を一時入国でプチ韓国旅行を行い、再度空港へ戻ってきて次の搭乗便を待っているところ。
ところでこちら私のチケットですが、左下に「LCML」と記載がありますね。
これ、実は機内食の事前リクエストの記号です。そのLCMLが意味するところは後ほど機内食編で紹介したいと思います。
さて、出発1時間前に搭乗が始まりました。
使用機材のB773は3x4x3配列。
シートはこんな感じ。毛布や枕はどの航空会社でもついていますね。
こちらは機内エンターテインメント用のヘッドフォン。
そしてもう1つあったのはこの謎の袋。
じつはこれ、アメニティセットなんです!中にはアイマスクや耳栓などが入っています。
通常はビジネスクラスでついてくるものですが、このカタール航空はエコノミーの座席でもこのようなものを準備してくれる太っ腹航空会社でした。
シートピッチは十分です。
機内食:夕食(LCLM)
夕食なのか夜食なのか何とも言えないのですが、こちらが件のLCML。
さて、このLCMLとは何を意味するのか。それはLow Calorie MeeLのことであり、訳すと低カロリー食のこと。
事前に深夜便であることは理解していましたし、夕食もきっとどこかで食べるであろうことも予測していました。とはいえ機内食をスキップすると何かもったいない気が…。
そのような理由から事前に航空会社の予約管理ページにてこのLCMLを予約しておきました!
とはいえ全てが専用メニューと言うことではなく、主食と副菜が異なるだけで他は共通メニューのようです。(LCMLのシールが貼ってあります)
なのでパンはいらないと言わない限りは普通についてきますので、低カロリー食というよりかは比較的低カロリーな食事になるだけのようです。
さて、気になる中身です。
主食の方は、ジャガイモと鶏肉を塩とトマトで味付けしたものでした。ポテトがカロリー高めな気がしなくもないですが、気にせずいただきました(笑)。
味の方も普通に美味しかったです。
副菜の方はなんていうんでしょう。
角切りの野菜を和えたやつなんですが、こちらも触感がしっかりしており美味しかったです。
ちなみに事前リクエストで良いもう1つのことは、当日特段の事情がない限り確実にその食事がとどくことです。
普通の機内食はその時の人気によって、順番が最後の方になろうものなら選べないことがよくあります。事前リクエストに関しては原則それがないのがいいところですね。
機内食:朝食(LCML)
長距離便では1回の搭乗で2回機内食が出ることが多いですが、LCMLを選択するとどちらの食事もそれになるようです。
朝食は主食のみがLCML。
オムレツにキノコ類とトマトを添えたもの。個人的には酒のアテにしたいところ…。
到着まで
いつものことながら飛行機ではよく眠れないのですが、さすがに韓国で出歩いたのと、深夜と言うこともあり、完全に睡眠不足ですが少し眠ったみたいです。
そんなこんなで飛行機は中国とロシアの境目のようなところを飛行し、もうすぐドーハ・ハマド空港に到着。
ドーハ到着
到着しました。
ドーハ・ハマド空港と言うか、カタールは空港内外の撮影に厳しいのであまり写真はありません。この明らかに皆が記念撮影している、この大きな黄色いクマのエリアは大丈夫でしょう。
なお、このドーハ・ハマド空港の印象ですが、空港と言うよりかは、空港の名を冠した大きいデパートのようです。
乗り換え客をターゲットにした戦略なんだと思います。
フライト3.ドーハ=ラルナカ
搭乗
さて、やっと往路最後の飛行機…。
旅の始まりなのに既に疲れ切っています。
飛行機はA322となり、3×3配列の中型サイズ?になりました。
飛行機は50分ほど遅れて出発。
ちなみにこの飛行機の搭乗者、割合は忘れましたが、多くの乗客がマスクをしていませんでした。何ともヨーロッパに来た気分。アジア圏ではまだ考えられないことです。
さて道中、距離・高度は異なりますが、近くを飛行機がしばらく並走する様子が何度が見られました。
相手方の方がスピードが速くて置いていかれてしまいます。航空路にも追い越し車線みたいな考え方があるのだろうか…。
飛行機はクウェート方面へと飛んでいきます。
最初のころは順調だったのですが、クウェート近くになってから乱気流に何度も見舞われ、朝食のサーブが3度ほど中止になりました。
こっちも揺れるたびに冷や汗ものです。
機内食:朝食
朝食2回目…。
乗っている飛行機が先ほどとは異なるので当然のように出ますよね。
ちなみにこちらはLCMLを指定していなかったので、普通の朝食メニューです。
オムレツとキノコ、トマトが入ったこの主食、よくよく考えると先ほどのLCMLと大して変わりはありませんね。
まあこっちも普通に美味しかったので全部食べました(笑)。
到着まで
飛行機はなんともコメントし辛い地域を飛んでいます…。
アフガン上空を北上し、距離的に短いであろうシリアは飛ばずにトルコの領空を飛ぶようです。
とはいってもほぼ国境線のギリギリみたいなところ。
さて、ようやくキプロス島が見えてきました!
丁度ここはキプロスの北東に飛び出た部分(だったと思う)。
これはアヤナパあたりかな?
定刻を10分ほど遅れて着陸。
ボーディングブリッジについたのはもう少し後のことです。
入国審査は時間がかかる
さて、定刻を遅れたことによりバックアップ的な計画で旅の始まりであるパフォスへ移動が必要になってきました。(いつも早くついているようなので、もともと早着前提の計画。)
ところが入国審査に想定以上に時間が!
10分かそこらだろうと考えていたのですが、外に出るまでに30分はかかってしまいました。
無事入国スタンプゲット。
審査官のおばちゃんが中々険しい顔つきで質問してくるのですが、審査が終わったらにっこりとしてくれたのが印象的。
ちなみに質問は「一つ前はどこから来たのか」という簡単なものでした。
到着ロビーに着きましたが計画が崩れたので再検討が必要です。
さて、どうやってパフォスへ行ったものか…。
次回2日目中編からは本命キプロス観光の始まりです。
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