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2023年のGW(ちょっと拡張)は中欧4か国(オーストリア/ハンガリー/チェコ/スロバキア)を2週間で巡る旅。ウィーンで朝食の後、ブダペストへ向かいながら途中ジュール(ハンガリー)観光へ。
さて、カフェ・ザッハで優雅な朝食とザッハ・トルテをいただいたところで、ハンガリーのブダペストへと向かうこととします。
短距離の乗車だと1回2.4ユーロ。
ちなみに購入したきっぷはホームにあるこのような機械(Entwerter/Validator)に差し込みましょう。
そうするときっぷの端っこに入場時間が記録され、有効なきっぷとして認識されます。これをやらずに電車内で検札にあたると不正乗車とみなされるので語中です。
なお、ヨーロッパは基本的に改札の概念はなく、これが事実上の改札みたいなものになります。
途中ウィーン・ミッテ駅にてコインロッカーに預けたバックパックをピックアップしてきました。
引き続きハンガリーへの国際列車が発着するウィーン中央駅へ。
さて、ハンガリー方面へのきっぷを購入しに行きましょう。
このウィーン中央駅、かつてはウィーン南駅と言う名前でしたがターミナル駅として割と最近(2014)生まれ変わった駅です。
そして駅には「BahnhofCity」と言うブランドでオーストリア国鉄が運営するショッピングモールが併設されています。
大阪でいうところの梅田やなんばに匹敵するような規模で、敷地も広いのでちょっと迷いそう…。
なお、きっぷが購入できるフロアは1Fとなっています。
先ほどの画像が中央口的な所なのですが、ここに券売機が多く並んでいます。
この券売機では、オーストリア国内のきっぷだけではなく、国際列車のきっぷも帰る優れもの。
色々各国の券売機を使ってきましたが、国際列車のきっぷが買えたのはドイツとオーストリアくらいしか記憶がありません。
また、基本的にはクレジットカードが利用可能であり、最近は随分メジャーになったApple Payやクレジットカードをタッチするコンタクトレスも利用可能!(ただ、なぜかこの券売機は不可でしたが…)。
私の場合、Apple Payとして利用したのは日本で契約している三井住友VISAカードです。初めて海外で利用しましたが、券売機やら普通のショッピングまでもが普通に使えるのでものすごく便利です。
▼(外部リンク)海外でも便利な三井住友VISAカードの紹介
さて、このままブダペストに行ってもいいのですが、道中の街で観光するのも楽しいものです。
よって、ブダペストへの道中にあるジュール(Győr)と言う街へのきっぷを購入しました。
列車出発には少し時間があったのであたりを散策。このガラス張りの玄関口が何とも近代的で美しい建物です。
しばらくすると私の乗車する11:40ウィーン中央駅(Wien Hbf)発ブダペスト東駅(Budapest-Keleti)行きRJX61の電車がインフォメーションボードに表示されました。
ホームは9 C-E(9番線のC~E)のようです。
余談ですが、種別のRJXとはRailjet Expressを意味し、これはオーストラリアを中心とした高速な国際列車となります。このワインレッド色も特徴の一種。
2等座席は2×2配列で割と広め。
電車は定刻に出発。
ウィーンを出て割とすぐに郊外エリアへ。
日本と違い、都市のまとまりがはっきりしているので、ずるずる住宅地が続くのではなく、その間は田園風景が広がることが多いです。
こちら停車駅ではないですが、国境の駅であり、オーストリア最後の駅であるNickelsdorf Bahnhof。この先少し進むといよいよハンガリー。
なお、国境近くでは40km/h程度の徐行運転をするみたい。
多分この何でもない小道に国境線があると思われ…。
そしてハンガリー最初の駅であるヘジェシュハロム駅(Hegyeshalom)へ到着。
ところで国境当たりでは例にもれず携帯の電波が不安定になります。どっちの国の電波を掴んだらいいのかよくわからない状態なのか…。国境から十分離れると安定しますが、田舎過ぎるとナチュラルに電波がないということも普通にあります…。
ハンガリーに入って風景が変わるかと言うと特にそんなことはありません。
田園風景、草原、たまに色鮮やかな植物、そして風車。これが一般的なヨーロッパの風景だと最近感じるようになりました。
そんな風景を眺めるのも電車旅の醍醐味とも言えます。
風景はそんな感じなのですが、唯一変わったことと言えば、電車が高速運転を始めました。
オーストリア国内は120km/h前後でしたが、ハンガリーへ入ると160km/hで走行を開始。スピードが出ているのは何となく感じ取れます。
そんなこんなしている内にジュールへと到着。ここまでは1時間ちょっとの旅でした。
さて、短い時間ですがここジュールでの観光を楽しみたいと思います。このジュールは街並みがとても美しい…。
その様子は次回の記事にて!
オーストリアのガイドブック
ハンガリーのガイドブック
ヨーロッパの便利グッズ
*対応していない国もあります。
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