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2024年の遅めの夏休みは猫の島として有名なマルタにて1週間の滞在。4日目は古都イムディーナやその近辺の観光へ。
▼旅行記の一覧、費用のまとめはこちら。
4日目はイムディーナや隣接するラバト、そして近くの工房の街に行きます。
まずはホテルで朝食。朝食のメニューは毎日同じなので少し飽きてきますね(笑)。
なお、宿泊しているホテルはSliema Hotel by ST Hotelsというところでして、利便性の高いエリアにありながら比較的リーズナブルなホテルです。レビューしていますので下記も参考にいただければと思います。
▼ホテルレビュー
マルタではちょっと昔までこんなバスも走っていたらしいです。
それはさておき、イムディーナへは路線バスを利用して向かいましょう。タイミングがよければ直通もありますし、なければ乗換していきます。
私の場合乗り換えかつ、バス停間の距離があったので結構歩きました……。
街を歩いていると猫ちゃんにたまに会いますね。ちょっとしたご褒美。
バス停のあるバレッタ近郊の大きな幹線道路まで移動してきました。
マルタの路線バスは時間通りでないことも多いので、あまり時刻表は当てにならないかもしれません。一応出発時間にそこにいるようにしておけばよいです。
まあまあ遅延してバスが到着。
マルタは小さな国で、主要なマルタ島もそれほど大きくありませんが、路線バスは停留所も多いのでバレッタ付近から約30分程度かかりました。
「Rabat Saqqajja Bus Station」と言うバス停で下車すればイムディーナ、ラバト観光どちらにも便利です。
先ほどのバス停から北に向かうとイムディーナの街のゲートが見えてきます。
ここイムディーナと言う街はかつてはマルタの首都でした。
厚い城壁に守られた「城郭都市」でしたが、今の首都であるバレッタへの遷都に伴い人が移動してしまいまして、その後は静かな街に変わりました。その為「静寂の街」とも呼ばれているそうです。
さて、メインゲートから入場。
イムディーナの街は石造りで華美な装飾もなくシンプルで、通りを歩いていますと両サイドに際立つ建物がひときわ高く感じました。
街並みのデザインは統制が取れており、どこを歩いていても絵になりますね。
少し路地に入れば人通りも少なくなり、まさに「静寂の街」の雰囲気も漂ってきます。
イムディーナ地方議会の建物、コルテ・カピタナーレ(Corte Capitanale)と呼ばれているみたいですが、中庭を眺められるスポットがあります。
残念ながら内部に入ることはできないのですが、柵の外から眺めることができます。
ちなみに地方議会の建物は歴史的に価値のあるものですが、うっかり正面の全景を眺めるのを忘れてしまいました(泣)。
街の東側には聖パウロ大聖堂があります。
この大聖堂は18世紀ごろにマルタの著名な建築家であるロレンツォ・ガファによって再建されたものらしいです。なお教会自体は既に12世紀ごろからこの場所にあったとのこと。
ちなみに入場料10ユーロがかかります。
絶妙な料金なのか割とみなさん料金を払って中には入らない感じで、入口から内部を眺めているようでした。そんな私もその一人なのですが。
なお、大聖堂の内部に描かれた絵画の中にはこれまた著名なマティア・プレッティの作品が展示されておりますので、絵画に興味のある方は入ってみてもいいかもしれません。
最北端に行くと、要塞広場(Bastion Square)があり、ここからは風景が楽しめます。
少し高いところにあるイムディーナから風景を楽しみましょう。北側には大きな街もなく、田畑中心の長閑な風景です。
広場の近くにはテラス席からこの風景を楽しみながら休憩できるカフェ「Fontanella Tea Garden」がありまして、私もここでランチにしようかなと考えていました。
ですがやはり人気店。テラス席だけではなく、1Fも含めて満席で、多くの観光客が待っているようでした。
テラス席なんかは店内行列で渋滞しておりまして、これは厳しいなと諦めました。ここはできれば開店と同時に来た方がいいかもしれませんね。
イムディーナといえば実はガラス細工が有名。このように色鮮やかな模様が特徴です。
マルタと言えば猫の島。それを特徴とするかのような猫ちゃんのガラス細工もありました。
このようなガラス細工を販売する土産物屋があちこちにありますので記念にどうでしょうか。
ちなみにこの後ラバトの街を観光した後、ガラス工房のある郊外の街へ観光にいきます!
さくっとイムディーナの城塞を観光し、次はラバトの街へ。
その前に近くにある郷土料理で有名なお店に行きます。
「イッセルキン」というお店なのですが、ここは“パスティッツィ”と呼ばれる料理が美味しくて有名!
お店には中とテラスにも席はありますが、それほど広くはなく、座るのは難しそうです。
そしてその間にもテイクアウトを利用するお客さんがたくさん並んでいました!
そのパスティッツィはレジのすぐ隣で焼かれており、ものすごくいい匂いが漂っています。
なお3種類ありまして、それぞれの料金は下記の通り。
・チーズ(Cheese) 0.5EUR
・エンドウ豆(Peas) 0.5EUR
・チキン(Chiken) 0.6EUR
一つ当たり100円するかしないかくらいの料金で大変お求めやすい価格になっています。
“Peas”だけが何者かその時わからなかったのでチーズとチキンを注文しました!
料金を払うとその場でできたてのパスティッツィを詰めてくれました。
こちらがそのパスティッツィ。
どんな料理かと言うと、先ほど挙げた3種類の具をパイ生地で包んだもの。
こちらはチーズですね。割ってみますと熱々のチーズが現れました。あっさりとした風味のチーズで食べやすく大変美味でした。チキンについても言わずもがな。
ただできれば机の上で食べたいですね!なぜならば思いのほか油が多く手がべとべとに、またパイ生地が崩れていくので少し食べにくいからです…。
さて、食後はラバトの街を観光します!
その様子は次の記事で。
飲食店名 | イッセルキン / Is-Serkin – Crystal Palace Bar |
---|---|
住所 | Triq San Pawl, Ir-Rabat, マルタ |
電話番号 | +356 2145 3323 |
マルタの便利なグッズ
ヨーロッパの便利グッズ
*対応していない国もあります。
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