2024年の遅めの夏休みは猫の島として有名なマルタにて1週間の滞在。4日目は古都イムディーナに続き、お隣ラバト観光にも。
目次
この記事の旅程
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ラバト観光
聖パウロ教会
ランチを終えたらラバト観光へ。
イムディーナの旧市街から続くこの「サン・ポール通り」には飲食店やショップも多いメインの通りの1つです。
このラバトの街には地下洞窟が多く、これから向かう「聖パウロ教会」もそれがある施設の1つ。
外からの見た目は”よくある教会”ですが、秘密は地下にあります。
なお、教会は正面からは入れません。
南側の道路を渡ってすぐお隣の「ヴィニャクール博物館」が教会への入口です。
この博物館と教会は地下でつながっており、教会の地下洞窟だけではなく、この博物館とセットで入場料金を支払う仕組み。
なお料金は6EURで、セット料金としてはお得な部類ではないでしょうか。
さて、博物館の階段を下りていくと、教会の地下の方へと向かえます。
だんだんと道は細くなり、さらに下へ。
最下部まで降りてきますと、湿度が高いのか少しじめっとして汗がにじんできました。
このように教会地下には思いのほか広い洞窟が広がっておりまして、順に探索していきます。
内部はやはり場所によっては狭く、すれ違うのもやっとな場所も。
この白い壁は恐らくこの辺りの地層である「グロビゲリーナ石灰岩」と呼ばれるもの。
これらは柔らかいらしく、第二次世界大戦中は手で掘っていた(重機みないなのがいらないという意味だと思います)そうでして、結果としては数千万の命を救ったそうです。
もちろん宗教設備としての側面も。
「アガペのテーブル」と呼ばれる設備です。中心の洗面器上のテーブルに加えて、周りにリクライニングスペースがあります。なお、本来はどうやって使われていたのかはよくわかっていないそうです。
墓の中ですので日本で言うところの葬式に使われたのでしょうか…。
広大な洞窟の探索を終えて、地上へと戻りました。薄暗く狭い場所で観光していたので何というか開放感がありますね。
ヴィニャクール博物館
場所は入口でもあったヴィニャクール博物館へ移します。
この博物館を観光できることを知らずに出て行ってしまう方が多いのか、入口ではスタッフさんが案内していました。
近代画もあれば宗教画もある小さな博物館でして、観覧にはそれほど時間は要しないと思います。
こういった宗教画は事前知識がないと難しいですよね。特にキリスト教徒でもないので…。
故にこういった分かりやすい展示物の方が興味をそそります。
とは言うものの車もあまり詳しくありません。案内によるとオースチン・シックス・リムジン(Austin Six Limusine)と言うビンテージカーらしく、イギリスのブランドのようです。
他にも色々あるんですが、あまり写真がなかったのでここまで…。
この日は天気が悪く、少し雨が降っていました。
でも石造りの街は雨でぬれていても美しいですね。
さて、ラバトの観光としてはここまで。これからガラス工房や博物館のあるタカリに向かいます!
観光地情報
観光地名 | The Wignacourt Museum |
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住所 | 2 Triq Il-Kulleġġ, Ir-Rabat, マルタ |
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電話番号 | +356 2749 4905 |
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URL | wignacourtmuseum.com |
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営業時間 | 09:30~17:00 |
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(作成中)
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