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2024年の年末は台湾旅行で、少しマイナーなところと台南観光へ。2日目は金門にて台湾好行のバスツアーに参加。まずは午前の「A線-水頭翟山線」の様子を紹介。
このツアーにはガイドが添乗しますが、中国語での案内となります。ご注意ください。
途中下車して観光するスポットは下記の通りです。
ホテルで朝食をいただいてまずは腹ごしらえ。広東粥と油條をいただきました。
これから参加する台湾好行のバスツアーは出発時間が08:30ですのでそれまでに少し余裕を見て向かいます。
集合場所は金門バスターミナル(金門車站)です。
英語は通じませんでしたので、翻訳アプリを利用しましょう。
ツアーのチケットはネットでも買えますが、ちょっと難易度が高そうでしたのでバスターミナルで当日購入をします。
丁度画像左手の部分に「i」のマークがありますが、観光客向けのインフォメーションセンターで、そちらで購入可能です。
しかしながら時間が8時と早かったので閉まっており、あたりにいるスタッフに質問したところ、隣のスタッフ詰め所のようなところで買えると教えていただきました。
そしてこれから参加するA線と午後に参加するB線の分で1日券(400NTD)を購入。
スタッフによると、バスには08:20に案内するようです。それまでこの黄色の枠で待機。
時間になりましたら、このツアー専用バスに乗車します。
ツアー参加者にはこのようなリストバンドが配られました。つけておきましょう。
さて、これからツアーが始まります。
冒頭に説明しましたが、このツアー台湾人と中国人向けのツアーであり、説明は全て中国語にて行われます。
英語ならちょっと理解できるので耳を傾けるのですが、中国語は完全にわからないので諦めました(笑)。雰囲気で楽しみましょう。
それは置いておいても交通の便がお世辞にもよくない金門島ですので、バスを利用したツアーの方が効率はいいと思います。
ちなみにツアーの始まりの際、中国語は分からないですが、ニュアンス的にガイドさんが「どこから来たのか?」と皆さんに聞いていました。
やはり対岸の中国厦門が多く、ついで台北からのお客さんが多い感じでした。
基本的には自由行動時間はなく、ガイドさんにずっと付いていくツアーです。
まずは莒光樓。
一件歴史あるものと考えてしましますが、実はできたのは最近のこと。
実はこの建物、「古寧頭戦役」を戦った国軍兵士を顕彰するために建てられたそうです。
金門観光において古寧頭戦役(こねいとうせんえき)とは重要なキーワード。ざっくり説明すると、中国共産党(今の中華人民共和国)と中国国民党(今の台湾=中華民国)との争い、いわゆる国共内戦において台湾がこの金門を共産党から守り抜いた戦いとなっています。
建物内部は一階で金門を紹介するビデオが放送されており、上階では展示物が多く並べられております。
残念ながら全て中国語でしたので、展示物などは翻訳して確認してみましょう。
今は平和な金門ですが、国共内戦時の歴史が学べます。
私はどちらかと言うと景色の方が楽しめました。
天気が悪いことはなかったのですが、もやがかかっており、遠くを見渡すのは難しそうです。
そしてこの画像が向いている先は小金門こと烈嶼と、そこにかかる金門大橋が少し見えていました。もし天気がよければこの先に中国本土の厦門が見えたはずです。
(厦門については午後のツアーでもっと近くに寄った際に見ることができました。)
次は水頭聚落(すいとうじゅらく)へ。聚落とは聞きなれない言葉ですが、「集落」と同じ意味です。
この地域では「閩南建築(びんなんけんちく)」と呼ばれる福建省南部の伝統的な建築物が多くみられます。
こちらは新水調歌頭と言う施設ですが、なんと民宿なんだそうです。
屋根が特徴的なのですが、「燕尾脊(燕の屋根)」と言い、これも閩南建築の特徴の1つみたいです。
次は僑郷文化展示館の建物を外から観覧。
和洋折衷ならぬ華様折衷な建物です。
ガイドさんに付いていくと広場へ。
向かいに見えているのは「得月楼」と呼ばれる建物ですが、後ほど伺います。
この広場付近ではまずこちらの「金水小学校」を観覧します。
1932年に水頭出身の華僑により建てられたこの小学校は当時では最新の洋館だったそうです。
内部は「回」の漢字のような構造。各部屋には展示物や当時の様子が再現された部屋になっています。
レンガ造りの建物が美しいですね。
これは1900年代初めの旅行かばんでしょうか。
こちらは昔の施設郵便局の様子を再現したもの。
当時は華僑の独自のネットワークがあり、独自の送金システムまでも構築されていたそうです。
炊事場の再現。
学校なので机と黒板もあります。
この斜めになっている机、教科書は見やすそうですし、鉛筆転がして遊べなさそうなので合理的ですね(悲)。
次は「得月楼」です。
この塔の上部に窓のようなものが1面に付き2つついていますが、これは銃を撃つための窓だったそうです。
当時この辺りには裕福な方が多く住んでおり、そのため塔が建てられる少し前、1920年~1930年頃と言うのは海賊の襲来等により治安が悪くなっていた時期であり、その防御のために建てられたそうです。
隣には黄輝煌洋楼。
この黄輝煌と言う人物を含め、黄氏と言うのが前述のこの水頭地域において裕福な一族です。
古風な階段を上り、2階に行くことも可能です。
2階では「娘惹菜(ニョニャ料理)」(と思われる料理の)再現があります。
この料理はタイやマレーシアに移住した華僑が始めた料理で、福建料理や広東料理がベースにはなっていますが、現地に合わせて調整されているほか、ヨーロッパの影響も受けたそうです。
ちょっとした多国籍料理で、説明によると濃厚でスパイシーな味わいが特徴なんだそう。
眺めは…、あまりよくないかな。
水頭聚落の南にある明遺老街、ここは金門で最もふるい街(街道)だそうです。
今向かいに見えているのが金門城北門。かつてはここが金門の中心であった名残だそうです。
この門を越えた先にこれから向かう明遺老街があります。
ちなみに生活道路っぽいので普通に車が通ります。乗って来たバスもギリギリ通っていました。
街のエリアはそれほど広くありません。徒歩数分で歩ける程度。
石造りの平屋が通りに並びます。
猫ちゃんも発見!
次は文臺寶塔(ぶんだいほうとう)。
これは14世紀ごろ、当時は明時代ですが付近を航行する船の為の目印、言わば灯台の役割があった塔になります。
塔の付近には遊歩道があり、見晴らしのいい展望エリアに繋がります。
最後は翟山坑道(てきざんこうどう)。
こちらは元々軍事施設であった場所を観光地化したところです。
1966年に完成したこの坑道奥には海につながる水路があり、戦時中は小型上陸艇の基地として利用されていたそうです。
その水路はA型になっているのも特徴ですね!
何やら物々しい入り口…。
入り口にはヘルメットが置いてありますが、付けている方は一人としていませんでした。
本当は付けないといけないけど形骸化しているのかもしれません。
坑道は緩やかな下り坂。
最後は階段になっており、その先に水路があります。
A型水路の片足部分が見通せます。
こちらA型の天辺当たりの部分。
もう片方の足の部分に進みます。
しばらく進みますと、Aの横棒あたりに相当する分岐。
先端までやってきました。
反対から見た様子です。
坑道を端まで歩きこれにて観光は終了。もと来た道を戻ります。
最後に坑道の入口付近でちょっとしたファストフードをいただきます。
この蛋狗と呼ばれる、ホットドッグならぬエッグドッグが名物みたい。1つ90NTDです。
待っている間に猫ちゃんに遊んでもらいました。
パクチーは入って無さそうでしたが八角か何かの香辛料が香りました。
シンプルで美味しいおやつでした!
ちなみに猫ちゃんたちが虎視眈々とおこぼれを狙っています(笑)。
これで午前の観光は終わりです。
解散も集合場所と同じ金城車站。
さて、午後のツアー「B線-古寧頭戰場線」までは1時間半ほど時間があります。その間にランチを済ませておくことにしましょう!
(作成中)
台湾のガイドブック
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