【レビュー】ルアンパバーンの見所を効率よく巡るツアー!(午後)【2日目】

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Daisuke

本業SEな総合旅行業務取扱管理者

割と行き当たりばったりな一人旅中心。基本は自由行動。たまに現地ツアーに参加。

得意分野:乗り物全般/一人旅/海外

2025年のGWはラオスとタイを巡る旅。2日目はルアンパバーン(世界遺産の街)中心部と遠方のクアンシーの滝への観光。

目次

ツアーの概要

  • 午前は街の中心部を観光、午後は遠方のクアンシーの滝へ
  • 日本語ガイドあり
  • 徒歩も多めだが移動は基本エアコンの聞いたバン

ユネスコ世界遺産であるルアンパバーンの街や近郊の観光スポットを効率よく回れるツアーに参加してきました。

当日の旅程

クリック/タップで表示
08:30~09:00
ピックアップ(集合)
09:00~09:10
モーニングマーケット
09:10~09:30
ワット・マイ
09:30~10:30
ルアンパバーン国立博物館
10:30~11:00
プーシーの丘
11:10~11:20
ビューポイント
11:20~12:00
ワット・シェントーン
12:00~13:30
昼休憩
(13:30~)14:30~17:00
クアンシーの滝
(17:00~)17:20~17:30
モン族集落
17:30~18:30
ドロップオフ(解散)

▼(外部リンク)日帰りルアンパバーン世界遺産観光とクアンシーの滝

英語からの自動翻訳なのか日本語の怪しいところはありますが、ツアーの内容に問題はありませんでした。

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午前

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旅程

12:00 昼休憩

1時間半ほどあります

ワット・シェントーンの観光を終えると昼休憩となります。

昼休憩はホテルに戻るかレストランやカフェに行きます。レストランやカフェの場合、かなり融通が利きまして、希望のお店があればそちらで降ろしてくれますし、よくわからなければおススメの店に連れて行ってくれます。

という訳で私は「ローカルなお店に行きたい!」と希望を出したところ、本当に地元客ばっかりなお店に連れてきてくれました。Atsalin Restaurantと言うお店です。

私はこの左下の豚のガーリック炒めを注文。

ライスも欲しいと伝えたところ、セパレートされた感じではなく、どんぶり状にされてしまいました(笑)。

味は割と想像がつく感じの味でご飯が進む一品ですが、若干香辛料が日本と異なり、米がタイ米な点で日本とは違う味が楽しめました。

値段もかなりリーズナブルな料理が多いです。飲み物を足して100,000LAKを出しておつりが来たので大体500円程度といったところでしょうか。

昼食後もまだまだ時間がありましたので、レストランの隣にあるカフェ「Timeless Cafe」へ。

ここは南国らしくパッションフルーツのジュースを注文。

すっきりとした甘みと酸味があっておいしかったです。

飲食店情報(レストラン)

スクロールできます
飲食店名Atsalin Restaurant
住所Kingkitsalat Rd, Luang Prabang, ラオス
電話番号+856 20 22 961555
営業時間09:00~21:30
定休日日曜日

飲食店情報(カフェ)

スクロールできます
飲食店名Timeless Cafe
住所Kitsalat Road, Luang Prabang, ラオス
電話番号+856 30 96 29800
営業時間08:30~18:00
定休日月曜日

13:30 クアンシーの滝

乗り物酔いしやすい方は事前に薬を飲んでおきましょう。

滝の絶景スポット

クアンシーの滝でのジップラインは時間がないので止めておきましょう。

さて、先ほどのレストランでピックアップしてもらい、次にクアンシーの滝を目指します。

クアンシーの滝はルアンパバーンから南方30km程度の所にあり、片道の所要時間は1時間程度です。

ルアンパバーンの街中の舗装状態はそれなりにいいのですが、少し離れると砂利道や、大きな穴の開いた道路を走ることになります。お世辞にも乗り心地は良くないですし、結構揺れる感じはあるので、乗り物酔いしやすい方は事前に薬を飲んでおきましょう。

そしてクアンシーの滝の入口に到着。

入場料はツアー代金に含まれていますのでここでの入場料の支払いはありません。

あと注意いただきたいのは自由気ままに歩き回る犬たちです。

飼い犬か野良かは分かりませんが、確実にさわったりしない方が無難です。

さて、この入場料を払う場所はクアンシーの滝の公園の入口の入口みたいなところ。

ここからさらにカートに乗車して丘を登っていきます。

こちらが本当の入口のある広場です。

この後入場しますが、特にこの先ガイドはありません。約2時間の自由行動になります。

注意点としては滝の先にジップラインが楽しめる施設があるのですが、2時間では時間がなさすぎるのでやめておいてくださいとガイドさんから指示がありました。

あと水着があればいくつかの遊泳スポットで楽しめることができます。

どこで着替えられるのかはよく分かりませんでしたが…。

それでは早速滝を見に行きましょう。滝を見るだけであればそれほど入口から距離はありません。10分も掛からず到着します。

こちらがお目当てのクアンシーの滝です。

滝自体は可愛らしいものですが、エメラルドに輝く水面と相まって美しいですね。

何というか、ちょっと雰囲気は違いますが水面の美しさは北海道美瑛にある青い池のようです。

透明度も高く、水質もきっと良いのでしょう。

よく観察してみると小さな魚が泳いでいる様子も見えますよ。

木の上のカフェ

ガイドさんが「滝の上にお洒落なカフェがありますよ。階段上らないといけないですけど」と教えてくれたので行ってみることにします。

この階段542段ありまして、気温も高いので結構疲れます。

上りきるには大体10分ほどかかります。

ジャングルの中にある遊歩道のようで、道中は緑にずっと囲まれたまま。

階段を上りきると、やがて木の上にある建物が見えてきます。これが目的地のカフェがあるところ。

ここまで上がると大体100kcal近く消費するみたいです。2kmくらい走った時と同じくらいでしょうか。

この建物のカフェに入るには入場料30,000LAKが必要です。

(例のジップラインについては25USD)

階段を上るとそこには特別な空間があります。

カフェはどこかラグジュアリーな感じで、時間がゆっくり流れていくような雰囲気があります。

もとあった大木も生かしたレイアウトになっており、自然との一体感のようなものが感じられます。

ここから見える風景は絶景と言うよりかは、なんだか落ち着く景色。

カフェのメニューはこちら。

コーヒー関係は50,000LAK程度ですので350円くらい。観光地のおしゃれカフェなのにリーズナブルな価格でした。

と言うかブログを書いているときに気付きましたがコーヒーよりラオ・ビールの方が安いですね…。

ここまで上がってくる間に大量に汗をかいたので、アイスコーヒーがよりおいしく感じます。

動いていると汗が止まらないのですが、日陰に入ると意外と涼しいものです。

しばらくゆっくりして、汗が引いてきたところでまたクアンシーの滝へ戻ります。

ちなみに建物間はこんな感じの通路で繋がっています。高所恐怖症の方は厳しいかもしれませんね。

帰りは来た道を5分で高速下山!

滝沿いの風景

さて、次は滝沿いの遊歩道にそって公園の入口の方へと戻りましょう。

有名なのは一番奥にある先ほどの滝だと思いますが、小規模な滝がいくつか連なっており、そちらもまた美しいです。

こういった”段々畑”のような景色もまた幻想的で良いですね。

別のカット。

ところどころある程度広くて水深のあるところは遊泳スポットに。

ここは人の少ないところですが、メインの遊泳スポットは多くの観光客でにぎわっていました。

なお、水温はどんなもんかなと触ってみましたがかなり冷たそうではありました。なのでちょっとした避暑にはもってこいですね!

クマ保護施設

公園の敷地内にクマの保護センターがあります。

これはオーストラリアの慈善団体である「Free the Bears」がラオス当局と協力し、ツキノワグマを保護するために2003年頃にこの保護施設をここに建てたそうです。

保護される理由は何か?

それはクマの胆汁(熊胆[ゆうたん])は古来より生薬として利用されており、それを取り出すために胆のうにカテーテルを直接つないで取り出す、中々倫理観を疑うような方法が取られている為だそうです。

そんなクマたちに興味を持ってもらうためにその生活する姿を公開しており、寄付も募っています。

この私が参加したツアーと別ですが、この慈善団体が主催するツアーもあるようですよ。

公園入口のレストランス/カフェスペース

ざっと見て回って公園入口。

ひとり旅かつ私の足が速いこともあり、1時間ちょっとで戻ってきてしまいました。しばらく時間を潰したいので入口にある土産物店やレストラン/カフェを見て回ります。

レストランでは豪快な肉や魚の串焼きも。ただこれ、ハエが結構飛んでいて、衛生的にどうなんでしょう…。

カンボジアでアリの這っているレストランで食事ができた私でも、これには手を出せませんでした。

▼(参考)カンボジアのローカルないとマーケット

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ぶらっと見て回って空いていたカフェ(HOLA COFFE)へ。

このレモネード25,000LAKでして、およそ170円程度と観光地とは思えないリーズナブルな料金でした。

しばらくこちらで涼み、集合時間になったのでガイドのもとへ。

観光地情報

17:00 モン族の集落

最後に帰路、モン族の集落を観光します。

ここでラオスの民族のお話。

ラオスには3つの民族が存在し、ラオ族、モン族(Mon)、モン族(Hmong)と呼ばれています。ラオ族はラオスの大部分を占める民族であり、平地に住んでいる民族。モン族(Mon)は山の中腹当たり、そしてモン族(Hmong)は高原に住んでいた民族です。

日本語では2つの民族を同じモン族と表記するのでややこしいですが、これから尋ねる村は高原に住んでいた方のHmongです。

高原民族なのになぜルアンパバーン近郊の低地に済んでいるのかと言うと、国の政策で低地に移住させられたとガイドさんが仰っていました。

移住させたというと聞こえは悪いのですが、恐らくこれには現代社会に適応させる政府の意図もあったのだと思います。

ガイドさんの話によると、モン族(Hmong)の信仰は精霊信仰(アミニズム)であり、何か悪いことがあれば供物をささげてお祈りをするという風習がありまして、これがあるため、病気をしても病院に行くことをしないため、赤ちゃんの生存率がかなり低かったのだそうです。

ただ医療水準が低いのは国全体に言えたことでして、ガイドさん自身も予防接種はコロナワクチンしかやったことないとのことでした。

なお、ユニセフの資料によると1990年代以降はワクチン接種を推進してきたそうなので、今の若い世代は少し事情が異なるのかもしれませんね。

そんなこの村では、村の特産品が売られています。

売っているのは年端も行かない子供たちが多く、これもまた複雑な心境…。

特に観光資源として見るものは無いのですが、リアルな生活の様子が垣間見れたような気がします。

17:30 ドロップオフ(解散)

さて、観光はモン族集落の散策をもって終わり、これからルアンパバーン中心部へと戻ります。

中心部に近付くと、ガイドさんから「どこで降りたいですか?」と案内がありました。

帰りの解散場所もかなり融通が利きます。

ホテルに帰るもよし、レストランに行くにもよし…。

私は丁度いい時間でしたのでないとマーケットで降ろしていただきました。

ツアーは約9時間と長い時間に及びましたが、町中心部の有名な観光スポットや、交通の便の悪いクアンシーの滝までを一気に1日で回れたのはとても良かったと思います。

どこを観光するか迷っている方は、一度このツアーへの参加もまたご検討くださいませ!

次の記事

(作成中)

参考資料

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ラオスのガイドブック

編集:地球の歩き方編集室
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