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本州には縦断・横断する鉄道路線が多数ありますが、日本海や太平洋側ではない”真ん中”を走る路線に縛って観光します。3日目は宇都宮で餃子をいただいたり、足利を観光しつつ伊勢崎を目指します。前半は…
出発/07:45 到着/08:26
ホテルで朝食をいただいて、早速出発。表に出るとうっすら雪が積もっていますが、これくらいなら支障はないでしょう。
3日目の目的地は群馬の伊勢崎ですが、まず目指すのは栃木県の宇都宮。アレをいただくのです…。
東北本線もこの辺りになると1時間に1~2本程度。東海道本線の静岡エリアのようです。
目指す宇都宮へは新幹線なら1時間もかかりませんが、在来線となると2時間半はかかります。さらにこの辺りは種別が普通しかないのも理由の1つ。
途中どこかの駅。利用されなくなって久しいのかところどころ損傷しているところが見られ、ここは雪かきもしていないので完全に廃墟感がでていますね。
道中は雪の積もった田園風景が広がっております。
電車が雪が巻き上げていることもありますが、だんだんと積雪量は増えてきました。
乗換1つ手前の白河駅。雪をかぶった白川小峰城が美しい。駅の柱も白いので一面白世界。
出発/08:38 到着/09:01
新幹線の乗換駅でもある新白河駅に到着。郡山は全然だったのに1時間そこら走っただけで積雪量が確実に増えました。どうなってるんだ福島の地理…。
同じホームの続きに次の電車が待っています。
全面が雪で真っ白!大阪ではこんな経験できませんのでびっくりです。関西のくくりだと滋賀の豪雪地域にいけば見られるかもですが。
次の乗換駅までは20分少々。しばらく雪は続きます。
黒磯到着。
出発/09:15 到着/10:10
黒磯でもまだ結構積もっています。
行き先が「宇都宮」。やっと関東が見えてきました。そしてここから東北本線は「宇都宮線」という愛称のついたエリアに入ります。
ここにきて初めてロングシートの座席が登場。ちなみにふかふかで快適。
あれだけ積もっていた雪も、御用邸があることで有名な那須塩原にある西那須野駅を過ぎたあたりではこの程度。
そしてもう十数分はしるとこのようにゼロ!朝起きてホテルを出た時はまだ雪の残った街を歩いていたのに…。
宇都宮に近づくにつれてだんだんと建物も増えてきます。
そして3日目最初の途中下車駅である宇都宮に到着。ここでは宇都宮名物である餃子をいただきます!もちろん観光も!
荷物は重たいので在来線改札内にあるコインロッカーに預けてしまいました。改札内なので人の目も行き届き安心です。
まずは観光に便利なレンタサイクルを借りるため、駅北側にある「宇都宮駅西口自転車駐輪場」へと向かいます。
西口のペデストリアンデッキを北に向かっていくと、このような黄色ラインが入った建物が見えてきますので、位置はわかりやすいです。
初めての場合は窓口で手続きが必要ですが、することは一般的なレンタサイクルと同様です。手続きが終わりますと「宇都宮市レンタサイクル利用証」を発行されますので無くさないように注意を。返却の際にも提示が必要ですので(貸出、返却記録を記入されます)。なおレンタル費用は100円です。市営なので特段安い!
施設名 | JR宇都宮駅西口駐輪場 |
住所 | 〒321-0965 栃木県宇都宮市川向町1 |
電話番号 | 028-621-7112 |
URL | (外部リンク)宇都宮市/レンタサイクルのご案内 |
営業時間 | 08:00~21:00 |
利用料金 | 普通自転車:100円 電動アシスト付自転車:300円 ※当日返却必須 |
旧篠原家住宅は醤油醸造業等を営んでいた豪商篠原家の店舗兼住宅。建築後100年経ったこの建物は珍し作りをしているようです。
地元や田舎の古くからある家を彷彿とさせるような作り。住宅は見学できますが、残念ながらこの日は休業日でしたのでそとからの眺めにとどめておきます。
宇都宮駅前という一等地とも呼べるような場所に、タイムスリップしたかのようなこの住宅が残っており、中々面白いところでもあります。
施設名 | 旧篠原家住宅 |
住所 | 〒321-0966 栃木県宇都宮市今泉1丁目4−33 |
電話番号 | 028-624-2200 |
URL | (外部リンク)宇都宮市旧篠原家住宅 |
営業時間 | 09:00~17:00 |
定休日 | 月曜日 |
この清巌寺には鉄塔婆とよばれる鉄製の卒塔婆が保存されていることで有名です。ちなみに卒塔婆とはお墓の横に立っている木の板のこと。
この中にあるのですが、観光協会によると拝見させていただくためには事前連絡が必要とのことでした。
施設名 | 清巌寺 |
住所 | 〒320-0811 栃木県宇都宮市大通り5丁目3−14 |
電話番号 | 028-627-7676 |
宇都宮市の中心部にある二荒山神社。ビル街の中に突然現れます。
この二荒山神社は下野国で最も格式の高い神社として「下野国一之宮」と呼ばれており、「宇都宮(うつのみや)」と言う地名はこの「一之宮(いちのみや)」が訛って出来た説もあります。
さて、階段を上がると拝殿が見えてきます。年末とは言え平日と言うこともあり人はそれほどいませんでしたが、正月にはたくさんの参拝客が訪れることでしょう。
狛犬も立派ですね。
施設名 | 二荒山神社 |
住所 | 〒320-0026 栃木県宇都宮市馬場通り1丁目1−1 |
電話番号 | 028-622-5271 |
URL | (外部リンク)二荒山神社 |
さて、宇都宮と言えば餃子、餃子食べないといけないですね!早速行きましょう。
行くお店は二荒山神社のすぐ近くにあるドン・キホーテの地下にあります。その名を「宇都宮餃子会 来らっせ本店」。
ドン・キホーテに入ってすぐ階段を下ります。
ゲームセンターエリアを抜けると見えてくるのは「来らっせ」。こちらには常設店舗と日替わり店舗がありますが、常設店舗のあるエリアに行きます。
常設店舗のエリアはフードコート形式になっています。
注文は各店レジで個別に行いますが、テーブルの番号を伝えますと机まで持ってきてくれます。
このように色々なお店の餃子を一度に楽しめるのでコスパは最高。もちろん普通の焼餃子だけでなく変わり種も頂けます。
そして私が注文したのは香蘭の黒スープ餃子と宇都宮みんみんの焼餃子。
各店舗では自家製のラー油が用意されていますので、焼餃子の方、みんみんのラー油をいただいてきました。ラー油には机備え付の醤油と酢で味付けをしましょう。
餃子は皮がパリッとしていており至ってシンプル。特製のラー油と頂くことでうま味がじゅわーっと広がります。
こちらは黒スープ餃子。スープはおそらく黒酢が入っており、いただくとその甘さが感じられます。
1つ1つの水餃子も大きくて意外とボリュームがあります。
2品いただきましたが、これだけでお腹一杯になりました。アルコールもあるので仕事帰りにはピッタリですね!
餃子像…。
ちなみに開店と同時に入店しましたが、出ていく頃には結構お客さんがいました。多分休日だと結構待つことになるかもしれません。
店舗名 | 宇都宮餃子会 来らっせ本店 |
住所 | 〒320-0026 栃木県宇都宮市馬場通り2丁目3-12 MEGSドン・キホーテ ラパーク宇都宮店 地下1階 |
電話番号 | 028-614-5388 |
URL | (外部リンク)宇都宮餃子会/来らっせ |
営業時間 | <常設店舗> 月~金曜:11:00~20:30(L.O 20:00) 土・日曜、祝日:11:00~21:00(L.O 20:30) <日替わり店舗> 全日:11:00~21:00(L.O 20:30) <お土産コーナー> 10:00~21:00 |
昼食後もいくつかの観光スポット巡り。
今見えているのは東武宇都宮駅そばの「カトリック松が峰教会」。突然現れるヨーロッパ形式の建物は目を引きます。説明書きによるとロマネスク様式と呼ばれる建築方式とのこと。
そして最後に宇都宮城本丸跡。土塁は改修中でしたが櫓には入ることができます。写真に見えているのが清明台。
そしてもう片方が富士見櫓。
清明台の右手の階段から上がってぐるっと回ってきたので戻るのが面倒…。
それほど高い位置にあるわけではないので景色はそれなり…。
公園内には犬の散歩やランニングされている方もいらっしゃり、市民公園として親しまれているようでした。
そして公園を後にし、次の電車に乗るべく宇都宮駅へと。
クリスマスの余韻が残る街並み。次は正月に向けて装飾が始まるのでしょうか。
出発/12:35 到着/13:00
“湘南新宿ライン”と言う言葉が見えているあたり、もうここは首都圏ですね。途中で乗り換えるわけですが、もし最後まで乗り通すと神奈川の逗子まで行ってしまうのもすごいとしか…。
乗り換えの小山までは30分もかかりませんが、なんとなくグリーン券を購入。ただの無駄遣い…。
ついでにacureのりんごジュースも購入。今度は「トキ」。
15両もあるので終わりの方なんて全然見えません。ちなみに1両約20mなので端から端まで約300mもあります。
そして私が乗るのはこっち。
そしてもちろん2階席。少し高い位置からの眺めが良いです。
青空広がる住宅街を走ります。
仙台から宇都宮までの道のりと打って変わって、関東平野なのでひたすら平坦な土地が広がります。そしてこれから向かう足利や伊勢崎は、関東平野と山々のボーダーゾーンを進んでいくようなもの。
小山に到着。
来年(2022年)1月閉店となることで話題の「きそば」。多くの客がその味を楽しんでいるようでした。
待ち時間が1時間あるので途中下車。
駅のプロントでちょっと休憩しつつ、今回の旅行記事を書き始めます。
出発/14:02 到着/14:42
ここからは宇都宮線(東北本線)から離れて、両毛線へと乗り換えます。両毛とは栃木県南西部から群馬県南東部までのエリアを指すもので、昔の国名での「上毛野と下毛野の両方に跨がる地域」という意味だそうです。
その両毛線の乗り場が、他の路線とは離れた場所に配置されており、駅の中を結構歩かされます。1つ前の写真に見えているのは新幹線改札ですが、さらにその奥に配置されています。
ここからは次の途中下車駅である足利を目指します。
少し走るとそこには田園風景が!両毛線はいわゆるローカル線ではないですが、このような素朴な風景も楽しめる路線。
栃木駅。駅のある栃木市は県と同様の名前を持つ都市ですが、ここまで通ってきた宇都宮市、小山市に次ぐ第3の都市なんだそう。
途中に見えたのは「あしかがフラワーパーク」。ちょっと気になって調べてみると、年末はイルミネーションをやっている様子。これは行かないと。
時間が少し早いので、足利を観光した後戻って観光するプランに変更。ちなみに乗車券的には戻ることは許されないので別料金をしっかりと支払います。
やがて足利駅に到着。
ここからはあしかがフラワーパークに戻る時間を考慮して1時間半のうちに観光にまわります。前半はここまで、後半は足利観光からお届けします。
No. | 出発駅(地) | 到着駅(地) | 利用料金(円) | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 宇都宮 | 小山 | 780 | グリーン券 |
繰り越し | 33,400 | |||
計 | 34,180 |
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