【3日目後半】仙台から大阪まで本州の”真ん中”を観光する【郡山=伊勢崎】

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Daisuke

総合旅行業務取扱管理者の資格持ち。
テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

本州には縦断・横断する鉄道路線が多数ありますが、日本海や太平洋側ではない”真ん中”を走る路線に縛って観光します。3日目は宇都宮で餃子をいただいたり、足利を観光しつつ伊勢崎を目指します。後半は足利観光から伊勢崎まで。

目次

この記事の旅程

05.宇都宮=足利

05-a.織姫神社

この後控える「あしかがフラワーパーク」のイルミネーションを見に行くために電車の時間を確認したところ、足利駅周りの観光は1時間半取れそうです。

駅前にロッカーがありますので荷物を預けスタート。ちなみに交番前にあるので荒らされる心配はないでしょう(笑)。

そしてここから向かうのは「織姫神社」。メルヘンチックな名前の神社でありますが、由来は「織」の字に表されるように「織物」にまつわる神社です。また祀られているのが男女の神様、織物には経糸、緯糸を重ねて生地にしていくことから縁結びのご利益のある神社としても有名です。

駅から織物神社までは1.5km程あり、徒歩だと20分弱かかります。

駅から少し歩いたところにある太平記館にはレンタサイクルもありますので、1日じっくり観光する方は利用すると良いと思います。

▼(外部リンク)レンタサイクル/足利市観光協会学び舎のまち足利

駅前の県道67号線を西に直進し、やがて右手に小高い山が見えてきましたら入り口。

こちらの階段を昇っていきましょう。なおこちらの階段は「男坂」と呼ばれています。

ちなみにこの階段、社殿があるところまで229段あるようです。夏なら登りきる頃には汗が噴き出すことでしょう…。

ついでにイノシシもでるらしい…。

終わりが見えてきました。

所々残りの段数が標記されています。ついでに残り段数に掛けたメッセージも面白ですね。

229段もあればトレーニングに使わないのが難しい話なわけで…。禁止していない辺り優しさは感じますね。

そして到着。広々とした広場の中心に見えるのが社殿となっています。

やはり良縁成就ということもあってか、カップルや女性参拝客が多いような印象を受けました。

恋人の聖地。

山の上にあることから境内からは足利市内を一望でき、眺めの良いスポットでもあります。

南の方向を眺めると、渡良瀬川も良く見えます。

さて、次へ向かうため下山していきますが、往路とは違う経路で下っていきます。

往路が「男坂」なら復路は「女坂」。

男坂の西側に設けられたこの階段(というか坂)には「七色の鳥居」がありまして、ご覧のように順々に鳥居の色が変化していきます。7色は7つの御神徳に掛けたもののようで、人だけではなく、色々なものとの縁結びの願いがかけられています。詳しくは公式HPを!

一番下まで下ってきたところ、男坂と女坂の入り口中間あたりにあるのが造営碑で、織姫神社造営の由来を後世に残すべく彫られた石碑です。

観光地情報

施設名足利織姫神社
住所〒326-0817 栃木県足利市西宮町3889
電話番号0284-22-0313
URL(外部リンク)足利織姫神社

05-b.鑁阿寺

次に来たのは鑁阿寺(ばんなじ)。ここは足利家の氏寺として庇護された寺院です。

今見えているのは西門ですが、反対側の東門と合わせて県指定の文化財とのこと。

こちらは国宝指定の本堂。なんとその建立は1196年!約1000年前の建物がここにあることに驚きです。

本堂の前には大銀杏と多宝塔も。

大銀杏は約30mという高さから避雷針の役割も果たし、本堂の火事を防ぐ役割もあったのだそう。

玄関ともいえる桜門から寺を去り、次は近くの足利学校へ。

観光地情報

施設名大日尊 鑁阿寺(ばんなじ)
住所〒326-0803 栃木県足利市家富町2220
電話番号0284-41-2627
URL(外部リンク)大日尊 鑁阿寺

05-c.足利学校

足利学校は「日本最古の学校」「日本最古の総合大学」とも言われています。

学校と言えば小学校や中学校も思い当たるかもしれませんが、そんな基礎教育が発達したのは近代史以降なので、前述の通り”大学”が適切でしょう。

参観料(料金)は大人420円。窓口で支払いを済ますと”入学”できます。

孔子廟。儒学を中心に教えていた足利学校だからこそでしょうか。

内部には孔子が座った姿の像が。日本最古であること、またこの座った姿が珍しいものなんだとか。

敷地内には南北それぞれに庭園があります。こちらは南庭園。

そして庭園の目の前にあるのが立派なかやぶき屋根のある方丈(ほうじょう)と庫裡(くり)。

その玄関も立派なもの。

内部は観覧することが可能で、軒先から庭園を眺めて雰囲気を楽しむことも可能。

庫裡の前には衆寮(しゅりょう)と呼ばれる建物があります。

漢字から想像がつくように、学生寮として使われていたようです。

最後に孔子の立像と、

学業成就の神様にお参りしました。

さて、今度はあしかがフラワーパークへと戻ります。いい感じに日が暮れてきたのでイルミネーションも綺麗に見えることでしょう。

観光地情報

施設名足利学校
住所〒326-0813 栃木県足利市昌平町2338
電話番号0284-41-2655
URL(外部リンク)足利市/足利学校
営業時間4月~9月/09:00~16:30
10月~3月/09:00~16:00
休業日第3水曜日(祝日の時は翌日)
年末年始(12/29~1/3)
その他
※休館日は公式HPを参照のこと。

05-d.その他(足利駅付近)

ちなみに駅前にも観光スポットと言うほどではないですが面白いものが何点か。

1つは電気機関車の展示。相当月日が経っているのか外装は剥げつつありますね。

駅舎の前にある水飲み場。

足利の水道水は自然ろ過されたミネラルをたくさん含む地下水を原水としているようです。水道水自体がナチュラルミネラルウォーターとは羨ましい限りです。

駅の待合室には渡良瀬川を歌った森高千里のサインがおいて会ったりします。世代ではない私は良くわかりませんが…。

05-1.足利=あしかがフラワーパーク

きっぷの経路は戻ることは許されないので、別途料金を支払って1駅戻ります。

acureのりんごシリーズ…ではなさそうですが同じりんごなのでラ・フランスもゲット。

車窓からは日が沈む様子が見て取れます。

まだ少し早いようですが、イルミネーションは始まっていました。

05-e.あしかがフラワーパーク

正面ゲートにまわって入場券を購入。

大人は1人1,100円。入場券には次回の割引券もついていました。

参考にですが、このあしかがフラワーパークの料金は、花の咲き具合によって料金が変動するようです。公式HPを見ると今回夜の部は1,100円で固定でしたが、昼の部は400~800円と随分開きがある様子。

もちろんフラワーパークですので見て楽しむのもよいですが、花の販売もしていますよ!

イルミネーションの正体の1つはこのような花の形をしたLED。これが夜になると辺りを幻想的に照らし出します。

花が咲いていないフジに代わってLEDの花が咲きます。

日が暮れますとその雰囲気もさらに素晴らしく。

大きなクリスマスツリー。

フジの花も色どり豊かに咲き誇り、水面に反射する様子も幻想的です。

一通り園内を散策して楽しみました。

段々と人も増えだしてきたので、密にならないうちに帰りましょう。

観光地情報

施設名あしかがフラワーパーク
住所〒329-4216 栃木県足利市迫間町607
電話番号0284-91-4939
URL(外部リンク)あしかがフラワーパーク
営業時間
入園料等
※公式HPを参考のこと。

05-2.あしかがフラワーパーク=足利

時期によっては駅が混んでしまい、なおかつ券売機は1台しかないので先にきっぷは購入しておきました。往路はICカードを利用しましたが、復路は伊勢崎まで通しで乗る都合上そうもいかないので差額きっぷを購入。

まあ結果としてガラガラだったのでよかったです。閉園間際はもしかするとって感じでしょうか。

06.足利=伊勢崎

伊勢崎までは50分程度。辺りは暗く街灯りが見える程度。

3日目目的地の伊勢崎に到着。さっそくホテルへと向かいます。

05-f.ホテル/ビジネスホテル 伊勢崎平成イン

駅前でもちょっとしたイルミネーションをやっていました。

3日目のホテル、伊勢崎平成インは東武の新伊勢崎駅が近いのですが、次の電車までそこそこ時間があったので徒歩で向かうことに。歩いて20分程度です。

閑静な住宅街を抜けて到着。

ツインの部屋を1人で使うので広さは十分です。

またこちらのホテルには男性だけですが大浴場がありますので広くて快適です。(室内の風呂も一般的なサイズでした。)

さて、4日目はちょっとおしゃれなところで朝食をいただき、長野の景色の良いところを回る計画を立てました。次回はこの伊勢崎から長野方面への様子をお届けします。

ホテル情報

ホテル名ビジネスホテル 伊勢崎平成イン
住所〒372-0043 群馬県伊勢崎市緑町16−22
電話番号0270-21-3300
URL(外部リンク)ビジネスホテル 伊勢崎平成イン
予約公式HP
じゃらん

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ここまでかかった交通費

No.出発駅(地)到着駅(地)利用料金(円)備考
1足利あしかがフラワーパーク200
2あしかがフラワーパーク足利200
繰り越し34,180
34,580

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