【レビュー】大阪=名古屋/名神ハイウェイバス大阪線超特急号【昼行高速バス】

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Daisuke

総合旅行業務取扱管理者の資格持ち。
テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

大阪=名古屋を結ぶ高速バスは数社、数種類運行しておりますがその内、3社が運行する名神ハイウェイバス大阪線超特急号のレビューです。

目次

概要

名神ハイウェイバス大阪線超特急号は西日本JRバス、JR東海バス、名阪近鉄バスの3社により運行されている大阪=名古屋を結ぶ昼行高速バスであり、6時台から20時台まで概ね1時間おきにそれぞれの駅を出発します。

所要時間は3時間かかりますが、料金は最安1,600円~と非常にリーズナブル。

今回はその中でも大阪発の中、午前中に配車されている西日本JRバスの超特急6便に乗車しましたのでその様子をレビューしたいと思います。

大阪駅高速BT

大阪駅中央口前。

ここからバスが発着する「大阪駅高速BT」は徒歩2分程度とかなりアクセス良好です。

ちょうど改札を出たところを左手に映しているところですが、この方向に進めばOK。

この大型スクリーンの下にある出口が大阪駅高速BT。

丁度出口を出たところに、出発便の案内板がありますので、乗車口を確認しましょう。

今回は4番線から出発するようです。

ちなみにバスにもトイレはありますが、1つしかありませんし、通常それほど広いものではないので事前に済ませておく方が無難でしょう。

丁度この先に進んだところにあるチケット売り場にもトイレがあります。

バスは定刻10分前くらいに入ってきました。

バス設備

乗車する前に大きな荷物があるようでしたらバスのトランクルームに預けることが可能です。

USJで大阪に訪れる方も多いかと思いますが、スーツケースがあってもばっちり対応可能。

座席は昼行バスでは一般的な観光バス様の2×2の座席。

3時間とそれなりの乗車時間ですが、就寝するわけではないので特に問題は無いでしょう。

座席の間の顔の部分には仕切り版があるので、満席の際に目線が合うこともないでしょうし、飛沫対策の役割もありそうです。

なお、それぞれの座席ごとにコンセントが付属しています。

通路側の持ち手の下の方についています。

車両後方にはトイレ。

直接中は見ていませんが、それほど広くは無いでしょうから事前に済ませておくか、休憩のSAで行くことをおススメします。

また、西日本JRバスが運行するバスのみの特徴として、車内でFree Wi-Fiが利用できることがあげられます。1回に付き利用できる時間も丁度所要時間をカバーした180分となっており、到着までの間に色々調べ物もできそうですね!

配車状況は変更されるかもしれませんので、下記西日本JRバスの時刻表を予約前にご覧ください。

▼(外部リンク)大阪⇔名古屋時刻表/西日本JRバス

出発/大阪駅高速BT

平日と言うこともあるかもしれませんが、乗車客は私を含めて3,4人程度でした。

バスは定刻09:30に出発。

淀川を通過。千里ICまで新御堂筋で北上します。

なお、伊丹空港が近いので、飛行機が近くを飛ぶ様子が楽しめます。

千里ICから中国自動車道へ。

ちなみにこの千里ICですが、衛星写真で上から見ると円状の綺麗な形をしているので是非確認してみて下さい。

万博記念公園のすぐそばを通りますので、太陽の塔も(上側だけですが)見えます。

この先少し行くと吹田JCTがあり、名神へと乗り換えます。

しばらく順調に進み、大山崎ICあたり。10:10頃京都に入りました。

少し先、京都南ICのあたり。

ここまで出発して45分かかりましたので、大阪=京都を約30分で結ぶJR新快速の爆速具合が良く分かりますね。

10:25頃、大津SA。滋賀県に入りました。

琵琶湖が見えるかなと思ったのですが、滋賀に入って一瞬の所でしか見られないようで残念。

代わりと言っては何ですが、新幹線は良く見えます。

さて、10:30頃には草津JCTにて新名神へと乗り換えます。

ここからは景色が一転。

これまでは街並みも多くみられましたが、一気に森の濃い緑のあふれる風景へと変わりました。

休憩/甲南PA

10:50頃に唯一の休憩スポットである甲南PAに到着。

ここでは約10分程度の休憩。

それほど時間がある訳ではないのでトイレに行くか、軽食を売店で購入するかどちらかになりますね。

それにしてもPA(パーキングエリア)というのはトイレくらいしか無いものと思っていましたが、売店があるところもあるんですね。勝手にSA(サービスエリア)だと思っていました。

一つ隣は夜行バスも停車する「土山SA」なので、こちらの方が楽しめそうですが、停車時間が短いのでこちらの方が運行者にも利用者にも便利なのでしょう。

参考に土山SAによった夜行バスの様子を下記に貼っておきますね。

▼高級夜行バスドリームルリエで東京へ

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忍者の里である甲賀なので忍者推し。やたら躍動感があり、隠密とは?と突っ込みたくなる忍者がお出迎え。

天井の模様も手裏剣にするこだわり様。

窓の前に人がいるように見えますが、あれは忍者のオブジェです。

売店もそこそこな広さで、名産品を購入できそうです。

展望エリアっぽいところからは甲南の街が少し眺められました。

バスに乗車するときは自分のバスを間違わないように。

同じ行先のバスが停まっていたりします…。

再出発/甲南SA

バスは再出発し11:20頃には亀山JCTあたりへ。三重に入りました。

11:30頃菰野IC付近。

少々雲行きが怪しくなってきた様子?

ちなみに菰野は「こもの」と読み、この辺りには三重の有名な温泉郷である湯の山温泉があります。

御在所岳と合わせて観光すると楽しめますので、参考に記事を貼っておきます。

▼湯の山温泉と御在所岳

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四日市JCTにて東名阪へ乗り換え、11:40頃、揖斐川(いびがわ)、長良川に架かる揖斐長良川橋を通過。

補足すると北方向に向かって左手が揖斐川、間の堤防のような部分を挟んで右手が長良川です。

すぐ先に木曽川があり、丁度ここは中州のようなところになっていますが、ここは長島。

あのナガシマスパーランドがあるところです。

実は島と言う名前が付いている通り、明治より前は島だったようです。この濃尾平野の木曽三川の河口付近は島、通常は輪中(わじゅう)と呼ばれるエリアが多くありましたが、治水工事の末に今の形に落ち着いたようです。

閑話休題。

バスは木曽川を渡りまして、愛知へと入りました。

到着/名古屋駅新幹線口

名古屋西JCTからは名古屋高速5号万場線へ乗り換え。

しばらく走ると名古屋市内へと入っていました。

12:00頃、黄金出入口で一般道へ。

名古屋環状線をしばらく直進するとゴールの名古屋駅です。

名古屋駅と駅前ビルが見えました。

そしてバスは定刻より10分程度早い12:10に名古屋駅新幹線口へと到着しました。

ちなみに新幹線口は駅東側の”高層ビルがない側”です。

まとめ

今回は色々と交通手段のある大阪=名古屋間で高速バスの昼行便に挑戦してきました。

新幹線に比べると時間は3倍かかりますが、料金は逆に1/3倍(以下)です。

なお、今回は前日予約をし、謎のWEB割なども効いて1,860円でした。

「時間は二の次にして料金を最優先したい」という方は是非利用されると良いでしょう。

予約についてはJRバス4社が運営する公式サイトともいえる「高速バスネット」が便利です。

▼(外部リンク)高速バスネット

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また、大阪=名古屋間の各種交通手段については下記の記事で比較しておりますので合わせてご覧ください。

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