タグから探す
国/地域
その他
カテゴリから探す
タグから探す
国/地域
UAE (2) イタリア (9) オーストリア (31) カンボジア (14) キプロス (19) クロアチア (5) ジブラルタル (4) スウェーデン (2) スペイン (24) スロバキア (14) スロベニア (3) チェコ (16) デンマーク (6) ドイツ (29) ハンガリー (15) ベトナム (3) ポルトガル (15) ポーランド (2) マルタ (20) マレーシア (1) 中国・香港 (7) 台湾 (36) 日本 (263) 韓国 (3)
その他
Cocoon (5) SIM (9) SWELL (4) テック (36) バス (21) マイクロツーリズム (23) ライフ (68) 予約手配 (20) 商品レビュー (25) 旅行記 (396) 映画アニメ聖地 (11) 温泉 (25) 船 (35) 電車 (158) 飛行機 (45)
カテゴリから探す
かつては餘部鉄橋があったことで有名な餘部、日本有数の温泉街である城崎温泉へと大阪から日帰りで行って来ました。この記事では餘部周辺観光の様子をお届けします。
・餘部で食事をするのなら4時間は必要
・土日祝は電車も餘部駅も混んでいる
・ちょっと足を延ばせば展望台へも
城崎温泉方面から餘部駅に来る前に、実は新しい餘部橋梁を渡ってきました。
さて、大阪から4時間弱の長旅を終えて、餘部駅へと到着。
ここから戻りの列車までの時間の間に先ほどわたってきた餘部橋梁付近をサクッと観光しましょう。
列車に乗っていた時から皆目的地は同じなんだろうなと薄々感じていましたが、やはりその通りでほぼほぼこの餘部駅で途中下車されていきました。
ここ餘部駅は、駅自体が観光スポットの体を成しており、駅自体が「空の駅」と呼ばれる景色が楽しめるスポットになっています。
ご覧の様に皆さん歩いていらっしゃるところが実は旧余部鉄橋。
鉄橋全ては残っていませんが、その一部を敢えて残して整備し、その上を歩けるようにしたのがこの空の駅です。
鉄橋を歩きながら日本海側を見ると見事なターコイズブルーな風景が見られます。
ここから見える風景は「ひょうごの景観ビューポイント150選」の1つであり、この日本海の景色や橋梁を走る列車、そして街並みもまた、そのビューポイント。
駅から眺める住宅なのですが、どこか不思議なところに気が付きませんか?
それは家の屋根の向きが同じであること!
これは日本海から吹き付ける強い風をうまく受け流すようにするための工夫なんだそうです。
休憩スポットには足元が丸見えなところもあって、なんとも手に汗を握る感じ…。
さて、2つの餘部橋梁を下から眺めるべく下に降りますが出口はこの先にある「余部クリスタルタワー」と、こことは反対側の遊歩道の2つがあります。
そして私が向かっているのは余部クリスタルタワーの方。余部クリスタルタワーとはこの山の中腹部にある餘部駅へダイレクトに昇ることが出来るエレベータのことです。
エレベータは1基しかないため、土休日の混んでいる際には10分程度の待ち時間が発生します。
そんな時は気長に待つか、もう片方の遊歩道で降りるのもありです。
エレベータはガラス張りで海や街並みがよく見えます。そして右手には橋脚跡も。
余部クリスタルタワーのエレベータ乗車口付近から橋脚を眺めると、新旧の橋梁が割と密着して建設されている様子が見て取れます。
なお、旧余部橋梁は鉄橋が末広がりになっているのが特徴のトレッスル橋で、新餘部橋梁はコンクリート造りのエクストラドーズド橋と呼ぼれるもの。
約100年に渡って活躍してきた旧橋梁はまず第一に老朽化の問題、そして1986年にあった列車転落事故により風速規制が厳しくなっていた(20m/kmで規制)こともあり、新橋梁へ架け替えたようです。
その旧橋梁の一部分は撤去せずに公園として整備したのがこの「空の駅」です。
土台部分のみ残した橋脚もいくつかありますが、供用中という意味で残されているのは西方の3本の橋脚のみ。
その内一番東側の橋脚を下から眺めてみました。列車が単線ということもあり、意外と華奢な橋脚であることが見て感じ取れます。
その華奢具合はこちらの方が比較し易そう。
幅だけで言えば2倍弱異なるんじゃないでしょうか。
また、所々に残されている旧橋脚はレトロで趣のあるものです。
橋脚の土台であったであろうコンクリートブロックもありました。
橋脚の構造体の内側にはしっかりとした梁が入っていました。
旧橋梁が現役であった頃は、規則正しく朱色の橋脚が並んだ美しい橋だったようです。
橋脚の隙間から、かつて橋梁があった部分を眺めるのも何とも不思議な気分ですね。
余部クリスタルタワー前には普通にお子様が遊べる公園があったり…
橋脚の構造物を利用した休憩スペースなんかもあったり。
そしてここは空の駅なので、駅長さんもいる訳で…。
ただこちらの駅長さんが一風変わっている駅長さんで、なんとカメ駅長さんなんなのです。
こちらの駅長さん実は1日2回、”見回り”と言う名の散歩のために付近をうろうろされています。
道の駅あまるべによると、その散歩時間は下記の通り。
回目 | 時間 |
---|---|
1 | 09:30〜10:30 |
2 | ・10月〜3月 14:00〜15:00 ・4月〜9月 15:00〜16:00 |
タイミングが良ければその愛らしい様子が見られることでしょう。
結構バクバクと辺り一帯の雑草を食べていらっしゃいました。ちなみに名前は「そらちゃん」です。
土日祝に道の駅「あまるべ」にて食事される方は1~1.5時間程度時間が必要な可能性があります。
「空の駅」の隣には「道の駅」も!
こちらでは地元のお土産の販売やレストラン「余部村 魚菜店」、そしてトイレも整備されています。
食事をしようと思ったのですが、こちらご覧の様に入り口まで列をなしています。
この日はシルバーウィーク初日、列車にも乗客が多く、さらに観光バスも多く、さらに言うとこの付近にはここしか飲食店が無いといった状況が重なり、待ち時間が発生しているようでした。
参考にお伝えしますと、ここ入り口から注文して食事が終わるまで1時間20分かかりました。
餘部駅に停車する列車は少なく、2時間程度の滞在を予定しているのであれば、レストランの利用はやめておいた方が良いでしょう。実際私は2時間滞在予定でしたが、列車に間に合わない為4時間滞在に予定を変更しました。
軽食や丼ものは、周りの人の話を聞いている限り少し早いようです。
ちなみに私は2番目に人気の「道の駅あまるべ定食」を注文しました。
道の駅あまるべ定食はこの辺り香住漁港で水揚げされた新鮮な魚の煮つけが丸々1匹ついた定食です。
さめて冷たくなっていたことを除けば、しっかりと煮つけられ、身の量も十分にある魚が美味しくいただけました。
せっかくなので付近を散策。
少し離れた部分から眺めると、橋脚の数が旧橋梁と比べて随分と少なくなっていることが分かりますね。それもこの新橋梁が「エクストラドーズド橋」と呼ばれる桁橋とも吊り橋とも言える工法を利用しているからだと考えられます。(旧橋梁のトレッスル橋は桁橋)
もう少し離れて堤防の方へ。
家の高さと比較すると、随分と高いところに列車が走っていることが分かります。
橋梁も良いですが、やはり日本海側は海も良いもの。特にこの辺りの海は色鮮やかで綺麗!
街の中でひときわ余部クリスタルタワーは目立ちますね。なおこのこちらは夕方になるとライトアップされるそうで、さらにその存在が際立つことでしょう。
ここから向かいますのは「たかのすの森遊歩道」にある「五反畑展望所」。
同じ目線や下から眺めてきましたが、ここからなら上からから橋梁と列車を眺めることが出来ます。
なお、たかのすの森遊歩道はかつて生活道で利用されていた道ではあるものの、コンクリート整備されたような道ではなく、ちょっとした登山道みたいなものです。
また、当然のごとく電灯なんかはありませんので夜間に行くのはやめておきましょう。
行き方はちょっと分かりにくいのですが、まずは道の駅前にある五反畑橋を渡ります。
渡った後はすぐに右折です。
その後直進すると、このような緑の道が現れるので、直進せずに左折しましょう。
するとこのような案内板と共に入り口が見えるので入っていきます。
まあ道なりはこんな感じです。
整備されているとは言え、運動口でこないと危険です。
路面は乾いている状態でしたが、小石などで滑りやすくなっており、一度ズルっと言ってしまいました。
謎のきのこ…。
道の駅から片道約15分程度1本道を進んでいくとあらわるのがこの「五反畑展望所」です。
丁度この部分の木々が整備されているので、餘部橋梁への展望が良く、丁度鳥取方面へと出発する列車の様子も見られました。
この他にの鎧駅(よろい)方面へと抜けていく最中にある「たかのす展望台」や「サワリ鼻展望所」もあります。全ての展望台を楽しみたい場合は、鎧駅で下車してこの「たかのすの森遊歩道」を餘部駅まで歩いてくるのが良いかもしれません。
今回はここで折り返して再度森林浴を楽しみながら駅の方へ。
それにしても夏場は汗が噴き出して止まらないので、もう少し涼しくなったころに行った方がいいですね。
前述で余部クリスタルタワーのほかにもう1つ駅への出入り口があると申しあげましたが、それがこちらの階段。駅までは約7分程度かかります。
上りも下りもエレベータで行くのがもちろん楽ですが、エレベータ待ちの列が長いときなどはこちらを利用してみてもいいかもしれません。
その道中には分岐点がありまして、駅ではないほうに進むと余部橋梁と列車が良い感じに撮影できそうなスポットに続くようです。
せっかくなので撮影スポットにも行ってみましょう。
ちょうど駅のホームとは反対側に出てくるみたい。
もう少し上がることができまして、最上部となると少しホームより高い位置へ!
タイミングよく列車が来れば、新旧連絡橋や青い空と海も一緒に撮影できそうですね!
さて、今度は餘部駅のホームへ。
丁度この「余部鉄橋空の駅」の石碑のある、ホームの西端あたりに昇ってきました。
日帰りで新旧余部橋梁とその周辺観光へと行って来ました。
2時間だけだとこれだけ回ることはできませんが、4時間もあると周辺観光までほぼほぼこなすことができるようです。
また、次の記事で紹介しますが近くの城崎温泉で温泉につかってじっくりと日頃の疲れを流すこともできます。
そしてそれを含めても大阪から日帰りで観光可能!
忙しい中でもちょっとした遠出と休息を取りたい方にはおススメです。
施設名 | 余部鉄橋「空の駅」 |
住所 | 〒669-6671 兵庫県美方郡香美町香住区余部 |
URL | (外部リンク)兵庫県香美町 |
営業時間 | 午前6時から午後11時 |
施設名 | 道の駅 あまるべ |
住所 | 〒669-6671 兵庫県美方郡香美町香住区余部1723-4 |
電話番号 | 0796-20-3617 |
営業時間 | 09:00~18:00 |
URL | (外部リンク)公式HP |
兵庫のガイドブック
この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!
コメント