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もうすぐ国家試験があるので下呂温泉へ勉強合宿へ行って来ました。リフレッシュも兼ねているので少し観光も!ホテルのチェックイン時間まで下呂温泉で少し観光!
来週に国内旅行業務取扱管理者試験を控えていること、そして最近国内旅行成分が不足していることもあり、下呂温泉での観光+勉強合宿を計画。
下呂温泉までは京都まで新幹線、京都から特急ひだ25号を利用し少しお得にやってきました。
▼前回の記事
さて、大阪から3時間半程度の列車旅を終え、下呂温泉へと到着。
すでに駅前にも手湯。
ちなみに下呂温泉には端的にまとめると、”薬師如来の化身である白鷺が温泉を人々に知らした”という伝説があるようです。
さて、前回の記事でも述べたように、ホテルのチェックインまでは約3時間あります。この時間を利用して観光とランチへと向かいたいと思います。
まずは駅前から出る路線バスを利用して「下呂温泉合掌村」へ。
その合掌村へは濃尾バスが運行する「合掌村線」を利用すると良いでしょう。近距離と言うこともあり、一律100円です。(⇒(参考)合掌村線/濃飛バス)
地図で見る限りそれほどの距離はありませんが、急な上り坂になっているのでケチらずにバスを利用したほうがよさそう。
5分程度で合掌村へと到着しました。
入場料金は大人800円、子供400円。
下呂温泉、「ゲロ」なのでカエルが至る所にいます。
村に入ればそこはどこか素朴な雰囲気が漂います。
こちらは合掌造りの邸宅であり、国重要文化財である旧大戸家住宅。
見事な茅葺屋根。
なお、この合掌村にある多くの施設は元祖とも言える白川村近くから移築されたものなんだそうです。
コンパクトに飛騨地方の原風景が再現されているようでお手軽に雰囲気が楽しめます。
邸宅の内部には直接入ることも可能。
このような急な階段を上り、2階部分へ。
茅葺部分は下から眺めるとこんな感じになっています。
説明文によると茅の入れ替えは30~40年に1回程度行っていたらしいのですが、それとは別に毎年の雪で茅が堕ちるようで年に2,3回は修繕を施していたようです。
ちなみに2階部分では養蚕業が行われていたのか、それを再現された模型が展示されています。
それにしても2階部分は風が通って涼しいです。外は35度前後あるはずですが、ここは体感5度以上低いように感じました。そしてもちろん景色も美しく。
お隣にあるのは「飛騨高椅神社」。こちらは料理の神様が祀られているようです。
神様は栃木の高椅神社、島根の火守神社、大阪の総持寺、3つの神様が合祀された神社になっています。
何れも料理に関連する由緒ある神様なんだそうです。(総持寺は神様と言うか仏様ですが…)
地下道を渡って道路の向こう側に行くと、緩やかな丘になっており眺めのいいところになっています。
この丘にはお子さんが楽しめる感じの長い長いすべり台もあるのですが、2023年8月は機材故障により運休中の模様。
ちなみにこちらはその滑り台の降り口にあるかえる神社。
由来は良く分かりませんでした。
見晴台やすべり台の入口へはまあまあ長い上り坂を昇って行きます。辛くはないのですが、汗が止まりません…。
しばらく登って見晴台へと到着。すべり台の入口もこの近くです。
眺めは…。何というか里山全体と言えば眺めは良いですが、合掌村の風景としては微妙…。
じゃばら式の上り坂を見晴台から1つ降りた所の方がまだ良さそうです。
合掌村には他にも合掌造りを活かした施設や足湯なんかも備えられています。残りは実際に訪ねて体験してみて下さい。
さて、再び市街エリアに向かいます。観光はさっとまわるだけであれば1時間はかからないでしょう。じっくり回っても2時間くらい。
観光地名 | 下呂温泉合掌村 |
住所 | 〒509-2202 岐阜県下呂市森2369 |
電話番号 | 0576-25-2239 |
URL | gero-gassho.jp |
営業時間 | 08:30~17:00 |
路線バスの「合掌村線」で市街エリアの白鷺橋で下車。いい時間なのでランチにしたいと思います。
お店はその白鷺橋のすぐ隣にある「甚呂」。
席は満席らしく、少し待つように言われました。
他に待っているお客さんもいなかったのでそれほど時間は掛からないでしょうし待つことに。
そして10分ほど待ち店内へ。
こちらはランチメニューなんですが、下呂に来て食べないといけないのは郷土料理である「鶏ちゃん」!迷わず鶏ちゃん定食(税抜1,100円)を注文。
鶏ちゃんとはご覧の様に鶏肉とキャベツを特製のタレで焼く料理。
また、こちらの店では定食と言いつつも、できたものが来るのではなく、自分で作るタイプです。
この鍋、ジンギスカン鍋の様に中心部が盛り上がっています。
そして女将さんの説明によると、まずはしっかりと赤みが無くなるまで鶏肉を焼くようにとのこと。
鶏肉に火が通ったらキャベツと一緒にまんべんなく混ぜていきましょう。
何だかんだで女将さんが最後の面倒を見てくれるので安心!
定食にはご飯と味噌汁、そして漬物付き。
いざ頂いてみると醤油ベース(+にんにく?)な特製タレが全体に馴染んでシンプルな旨さが引き出されています。
最後に女将さんがスプーンを持ってきてくれるのですが、これは特製のタレを美味しくいただくための物。
鶏の出汁が出たタレが美味しいのでしっかりと取り皿で絡め直すのもよし、タレだけでスープ的な感じで頂くのもよいでしょう。
個人的な希望ですが、焼くとき最後に生卵をかけると親子丼的な楽しみ方も出来そうでやってみたい…。
店舗名 | 甚呂 |
住所 | 〒509-2202 岐阜県下呂市森1075−9 |
電話番号 | 0576-25-6200 |
食後は温泉街を散策します。
こちらは大正15年より続く白鷺乃湯。
公衆浴場でリーズナブルに利用できるのですが、店員さんの癖が強いらしく賛否両論みたい…。
割と新しそうですが、案内標識の距離感の幅が広すぎ(笑)。草津、有馬、ローマはわからなくもないですが、ニューヨークは無理ある。
次は白鷺乃湯のそば温泉寺へ。若干階段の長さで躊躇しますが…。
階段を登りきり、山際の高いところにあるこの寺から眺める風景は大変美しいです。
さて、寺の入口には分かりやすい案内図がありました。
湯かけ薬師。
湧き出る温泉を痛いところ、直したいところにかけると願いが叶うかも。
次は隣の本堂へ。
こちらで祀られるのが、冒頭で説明した薬師如来です。
元来薬師如来とは健康長寿や病気治癒を司る仏様ですのでしっかりと拝んでおきましょう。そして生活を改める意識をすることも大事ですね!
さて、観光は切り上げそろそろホテルへと向かいます。
この日は午後から天気が悪くなる予報があり、実際に雷がゴロゴロしてきました。
こちらは飛騨川にかかる下呂大橋。駅のある西側(画像右側)と温泉街のある東側(画像左側)を結ぶ大事な橋です。
そして天気は場所によっては青空もあり、もう少し持ちそうですね!
橋の欄干には伝説となった白鷺のオブジェも。
駅の方面へと向かいます。
駅に戻ってきたのは宿泊するホテルである「湯快リゾート 下呂彩朝楽本館」への送迎バスが出ているからです。
ここまでは観光の様子をお届けしました。次の記事では実際に宿泊するホテルの様子をお届けします。
観光地名 | 温泉寺 |
住所 | 〒509-2207 岐阜県下呂市湯之島680 |
電話番号 | 0576-25-2465 |
URL | onsenji.jp |
岐阜のガイドブック
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