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直島と始めとした瀬戸内海に浮かぶ離島への拠点となる宇野港。フェリーや電車の待ち時間が発生することはないでしょうか。今回はその隙間時間に宇野港でどんな観光ができるか紹介します。
宇野港があるのは岡山県玉野市。
アート作品が多くあり、芸術の島となっている直島へのアクセス拠点の1つとなっています。なお、直島は香川県に属する島ですが、地理的には圧倒的に岡山県に近いのもここ宇野を経由する理由の1つでしょう。
また、かつて瀬戸大橋が開通する前には、ここから大勢の客が「宇高連絡船(うこれんらくせん)」に乗船し、香川県の高松まで向かってました。ここは列車や荷物、客を運ぶ拠点だったのです。
さて、そんな宇野港周辺エリアですが、フェリーも列車も本数はそれなりであり、空白時間が生まれることもあるでしょう。そんな時のために今回は宇野港周辺エリアを約3時間で観光してきました。
宇野駅を起点として、移動+観光にかかる所要時間は下記の通りです。
No. | 観光スポット | 所要時間(分) |
---|---|---|
01 | 宇野駅 | 10 |
02 | 宇野港 | 20 |
03 | 天空の鳥居 | 50 |
04 | たまの湯 | 60 |
05 | 大阪屋食堂 | 30 |
観光した場所は上記の通りです。
中にはちょっと難易度高めな観光地もありますので、それぞれの紹介の中で説明したいと思います。
まずはこの宇野駅。
前述の通り、宇野駅はかつて四国に通ずる駅であったので、今でもその名残が各所で見られます。実はこの駅前についてもかつては線路が敷かれていたところ。
今ではこのような船のマストのようなオブジェクトが置かれており、ロータリーにもなっています。
こちらは「船底の記憶」と言う作品。船底の記憶はこの駅前にある物の他、後程紹介する宇野港にも配置されています。
宇野駅目の前に広がるのは宇野港。
ここには直島を始めとした各島々へのフェリーの乗り場があるのはもちろんのこと、色々な作品が展示されています。その中でも特徴的な「宇野のチヌ・宇野コチヌ」「舟底の記憶」を紹介したいと思います。
こちらがその作品の1つ「宇野のチヌ」。遠目からはカラフルな魚のように見えますが…。
近くに寄って見ると、日常感あふれる品々により構成されています。
実はこれらは漂着したゴミにより構成されています。このアートは今では多くのお客さんが訪れる「瀬戸内国際芸術祭」の記念すべき第1回目にてお披露目されたようです。
正面から見た図。
もう片方については何やら口の部分に入れそうですね。
反対から回ってみると滑り台になっています!是非お子様とどうぞ。
先ほどの作品の南側にはすぐ瀬戸内海が広がります。
右手に見えているのが葛島、左手が直島です。
今見えている「フェリーてしま」はここからは見えない小豆島ちかくの豊島へ向かう船のようでした。
またふ頭には別の作品「船底の記憶」も。
駅から北1.5km程度の距離にある「天空の鳥居」。ちょっとした冒険ができます。
こちらは下記の記事にアクセス方法や、どんな所であるかを紹介していますのでご覧ください。
▼天空の鳥居(観音寺)
駅のすぐ近くにある「たまの湯」。旅の疲れを落とすにはぴったりな温泉施設です。
こちらの施設では温泉だけではなく、岩盤浴や食事等も可能になっており、ちょっとしたアミューズメントパークみたいな感じです。
館内着やタオル類もセットになって入館料は平日1,600円、休日1,900円です。
ちなみに無料会員になるとそれぞれ300円引き。スーパー銭湯ではなく、温泉でこの料金なのでかなりお得だと思います。
なお、靴のカギと館内ロッカーキー(決済機能あり)を交換して料金は後払いのシステムです。
施設内はこんな感じ。
こちら1F部分でして、レストランや休憩室が集まるエリア。温泉は奥の2Fエリアにあります。
その温泉については低温の塩化物泉です。温度感はあつくもなくぬるくもなく、いわゆる不感温度的な感じでずっとはいっていられそうです。
休憩室はこんな感じ。
スマホ充電用のコンセント(というかUSBケーブル差込口)が用意されており、風呂上りにはゆっくりとテレビやスマホを見ながらリラックスもできます。
ランチをお探しならこの大阪屋食堂がおススメ。
メニューや詳しい情報は下記をご覧ください。
▼大阪屋食堂
宇野駅近辺の観光スポットを3時間程度で巡るこのプランいかがでしたでしょうか。
紹介したスポットを全部回るのも良いですし、一部だけでも楽しむのも良いでしょう。個人的には「たまの湯」は大変満足できる温泉でしたので是非行ってみてほしいです。
宇野駅でちょっと観光してみたい方は是非参考にどうぞ。
岡山のガイドブック
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