この記事は 2019年08月14日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。
目次
お盆休みに有馬温泉
いよいよ盆休み。
どこかしこも人、人、人。最初は有馬温泉に行くつもりではなく、もっと近いスパワールドのジムで汗をかいてちょっと温泉つかって帰ろうかと思っていました。ところがいざスパワーの正面玄関に着いたところ、入場規制している始末。盆休み舐めてた…。
そしてスパワーは諦めた。
ただこの3連休、ほぼほぼ家に引きこもっていたので「このまま帰るのはちょっと…。」と思い、スパワーから難波駅方面まで歩きつつ思案。そして導いた結論が、
有馬温泉へ行こう(混乱)
はい、意味不明ですね。自分でもそう思います。
今回のポイント
・お盆なのに名湯有馬温泉
・有馬・六甲観光のお得切符を利用
・お昼からでもばっちり楽しめる。
有馬・六甲周遊1dayパス
難波からなので、有馬方面に行くためには阪神電鉄で行くのが乗り換えコスパが最高。
大阪メトロで梅田に出てもよい(阪神or阪急)ですが、梅田は迷うから避けました。
とりあえずネットで「大阪 有馬 切符」などと検索してみたところ、下記のような切符をみつけました。
阪神電鉄全線(神戸高速線除く)と基本ルート(※後述)の交通機関が利用でき、なおかつ有馬温泉(金の湯or銀の湯)の入湯チケットが付いている
『2019年度 有馬・六甲周遊1dayパス【阪神版】 』 /2,460円
というチケットです。【阪神版】とあるように、阪急、神鉄、山陽版などがあります。
全路線版マップ作ってみました(校正はしてない…)。各路線版は図の左上にある凡例の色のところがフリー区間です。阪急は広大なので路線図は省略しました。
多分あってると思う…。多分。
この切符がどれだけお得なのかと言うと、大阪難波から有馬温泉の最短ルートの料金は往復2,680円で金の湯の入湯料金は650円なので計3,330円、よって温泉に行くだけでも870円お得です。
まずは六甲山で時間つぶし
大阪難波出発
Google先生は仰った「汝、15時が銀の湯のピーク時間である」と。
出発時間が14時なので、今から行くと確実にピーク時間。よって六甲山で観光をしてから行くととてもいい感じ。
ところでこの「有馬・六甲周遊1dayパス」は大阪難波駅では購入できません。
大阪難波駅から最も近い販売駅は尼崎駅になりますので、尼崎駅までのきっぷを購入し、そこで1dayパスを購入しました(切符の返金可能)。
尼崎までは330円。
尼崎駅のカウンターで1dayパスの購入と、この大阪難波から尼崎駅までの切符は払い戻し可能かどうかを伺ったところどちらも対応いただけました。
実は大阪難波駅の案内担当の方からは「返金できるかどうかはわからない。」と言われていたので助かりました。
ゲットした1dayパスで再入場し、乗換駅となる御影駅まで。
市バスのバス停方向に進み…
16系統の六甲ケーブル下行きに乗ります。
20、30分でケーブルカーの駅に到着。
セミの喧しい鳴き声につつまれながらやがて頂上へ。
10分程度の道のりですが、前半はそれほど眺めはよいとは言えません。頂上に近づくと市街地が見えてきます。
六甲ガーテンテラス
頂上では、ロープウェー山頂駅行きのバスがすぐに出発でしたので、乗り換えの合間に少し街並みを眺めてみる。
ロープウェー山頂駅の一つ手前の停留所である、六甲ガーデンテラスで下車。
ここからは神戸市内だけではなく、大阪平野をも見渡すことができる素敵スポット。
多分左手が梅田の方向
中央にはポートアイランド、中央からやや右手には神戸空港、そしてさらに海を挟んで向こう側には関西空港。この日は天気も良く、空気が澄んでいたので和歌山の友ヶ島(多分)あたりも見えていました。
この日はこんなところまで来る予定ではなかったのでミラーレスを持参していなかったのが少し残念。
イベントやってました。
有馬温泉街へ
六甲有馬ロープウェイ
六甲ガーデンテラスからロープウェイ山頂駅へは徒歩で10分くらいですね。
前方からはとても良い眺め。
深い谷を越えるのですが、若干足がゾクゾク…。高所恐怖症というほどでもなかったはずなんですが…ん。
やがて最後の鉄塔を越えると、29度の傾斜を下っていきます。
鉄塔を越えると少し揺れるんですよね。ここが恐怖マックスポイント。苦手な方は後ろの方に乗ることをお勧めします。
ちなみにこの29度というのはスキーのジャンプ台ほどの角度なんだそう。スキー選手ってすごい…。
やがて麓へ到着。
このロープウェイ、夏季は21時ごろまでやっているんですが、それ以外の時期は17時台と終電(?)がお早目。要注意。
有馬稲荷神社
今回は銀の湯に行く(徒歩で15分くらい)のですが、その道中有馬稲荷神社があったので寄ってみます。
え、こんなところにレール…。まあいいっか。
階段が結構あって普通に息切れします。
しっかりとお参りします。
こちらからは有馬温泉街を眺めることができます。
帰り際、親子が境内で蝉取りをしていていかにも夏休みと言う雰囲気が伝わってきました。
炭酸泉源公園
銀の湯までもう少しと言うところに、炭酸泉源公園があります。
このような建物の下に温泉が湧いています。
また、左手にある蛇口からはこの炭酸泉を飲むことができるのですが…、
なんか右手に大きいハチ(ススメバチ?)がとまってる!
ムリムリムリムリ!
そして飲泉は諦めた。次の機会に挑戦してみたいと思います。
[2019/08/25追記]
1週間後またまた有馬に行ってきたので、その時に飲んできました。
ちょっとシュワシュワで、鉄の味がします。おしいくない…、マジで。
有馬温泉「銀の湯」
銀の湯
そして最後の目的地「銀の湯」。
時間は17時半ごろ。ピークは過ぎて丁度いい感じ。
もちろん今回の1dayパスの料金に含まれていますのでカウンターで引換券を渡せばOK。タオルを持たずに来た場合はフェイスタオルやスポーツタオルを買いましょう。
温泉の中の写真を撮るわけにもいかないのでないですが、室内風呂が1つあります。
受付ではロッカーのカギをもらいますので指定番号のロッカーを利用します。
実際に中に入ってみるとピークである15時台を避けたおかげで人は多いものの、風呂の中は混雑するということはありませんでした。
満足したのでスパワー装備として持ってきていたTシャツに着替えてさっぱり!ズボンはどうにもならんけども…。
帰宅に向けて神戸電鉄の有馬温泉駅へ。
有馬温泉には赤い塩化物泉の金泉と、炭酸泉等の透明な銀泉に大別できますが、街中にはこのような泉源が点々とあり湧出しています。
三宮方面へ、帰路につきます。
帰り道色々
北神急行
今回利用の1dayパスは神戸電鉄で三宮方面に向かう際、新開地は通ってはならず、谷上駅で乗り換える必要があります。
その谷上駅で乗り換えるのが、あの日本一高い初乗り運賃とよばれている北神急行なんです。
この電車、初乗りも何も一駅しかない(谷上=新神戸)のですがなんと360円!
昔はもっと高かったらしい。これでも安くなった方なのだとか。
しかも直接乗り入れている市営地下鉄の最初の駅、地下鉄三宮で降りようものなら540円!これは地下鉄の初乗り運賃が含まれるためです。
ただ新開地経由で三宮に行くよりも30分以上早く到着する急行のような役割もあり、それを考えるとそれほど高くもないとの意見もあります。
そんな北神急行もついに市営化のニュースが流れてきましたので、今後はもう少し料金はやすくなるでしょう。
谷上からは10分ほどで三宮へ。
あたりは暗く、あとは大阪へ帰るだけ。
乗り換えはすぐ近くのはずなのに普通に迷ってしまいました。
帰りも尼崎で乗り換え。
まとめ
難波に到着。
今回は昼過ぎから出発の遅めの日帰り旅行でしたが、ばっちり観光もして、温泉にもつかってお得に日帰り旅行することができました。
所要時間は出発は14時くらい、到着は20時くらいでしたので大体6時間と言うことになります。
盆休みでもゆっくり温泉につかれますので、休みの締めに行くのもありかもしれませんね。
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