タグから探す
国/地域
その他
カテゴリから探す
タグから探す
国/地域
UAE (2) イタリア (9) オーストリア (31) カンボジア (14) キプロス (19) クロアチア (5) ジブラルタル (4) スウェーデン (2) スペイン (24) スロバキア (14) スロベニア (3) チェコ (16) デンマーク (6) ドイツ (29) ハンガリー (15) ベトナム (3) ポルトガル (15) ポーランド (2) マルタ (20) マレーシア (1) 中国・香港 (7) 台湾 (36) 日本 (263) 韓国 (3)
その他
Cocoon (5) SIM (9) SWELL (4) テック (36) バス (21) マイクロツーリズム (23) ライフ (68) 予約手配 (20) 商品レビュー (25) 旅行記 (396) 映画アニメ聖地 (11) 温泉 (25) 船 (35) 電車 (158) 飛行機 (45)
カテゴリから探す
夏海公司さん著書の「葉桜が来た夏」の舞台が滋賀県彦根市にあるので行って来ました。
こちらは電撃文庫から出版のライトノベルですが、ご存知の方は少ないかと思います。作品の著者は夏海公司さんなのですが、聞き覚えが無いでしょうか?
そうです。最近アニメ化された「ガーリー・エアフォース」の原作著者で、「葉桜が来た夏」は彼のデビュー作品になります。
作品の概要としては、地球人の男の子と異星人の女の子のSF的ボーイ・ミーツ・ガールなストーリーで、最初は馬の合わない二人も数々の陰謀を乗り越えていき、仲を深めていく…と言った感じでしょうか。
ここで、なぜタイトルの通り”彦根”という言葉が出てくるのかと言った点ですが、彼女たち異星人(⇒アポストリ)の不時着した宇宙船(⇒十字架)が琵琶湖にあり、彼女たちが日本で住むことを許された壁で区切られた彦根の街(⇒彦根居留区)が作品の主な舞台となっています。
今から約10年ほど前の作品で、当時暇な大学生の私はSFである点や、作品の舞台が以外にも関西という点に親近感を覚えて購入したことを思い出します。
今回は彦根成分の多い1巻を中心に、本文から拾えたスポットを紹介したいと思いますが、如何せんアニメのように絵がない(挿絵のみ)ので多少のブレはあるかもです。
※機会があれば彦根以外も追記します。
▼葉桜が来た夏/夏海公司
大阪からはJR京都線で一本、費用は片道1,940円かかりますが、「(季節)の関西1デイパス」を利用することで3,600円関西圏乗り放題となります。
東京からは米原まで新幹線で行き、そこから在来線に乗り換える方法で片道12,200円~かかります。
0分
+1時間20分
0分
+2時間10分
+2時間25分
聖地のスポットにピンを立てておきました。
オレンジのラインは、推定した作品設定上の壁です。
以下より「設定上の名称/実名称」で記載します。
JR彦根駅の1番線ホーム。
何度か出てくる「彦根居留区駅」。この駅は壁の外なのか中なのかは小一時間悩みましたが、全巻通して確認しているとどうも中にあるっぽい…。でも基本駅回り以外の琵琶湖線は「壁で見えない」と言ったキーワードがあったので外側のようですね。
駅コンコース。
駅外観。作品中で細かいところまで触れられませんが、現実にはJRと近江鉄道の駅になってます。
過去の回想シーンで主人公の学と父親の恵吾が休み中二人で訪れたファーストフード店の入るデパート。
残念ながら作中にあったファストフード店のようなお店は入っておりませんでした。
「駅前お城通り」に面する彦根市役所です。
大使館のキーワードは作品中でも頻出しますね。
こちらが主人公たちの通う高校のモデル。
この高校の所在地がちょっと凄くて、彦根城の堀(外側)の内側にあるんです。
その彦根城は堀(内側)を挟んで向こうにあります。
通学路として出てきました。
「いろは松」の由来は松が47本(いろは歌も47文字)あったことによるみたいです。
こちらも通学路として。1巻で主人公が級友と別れるポイントです。右手に見えるのは佐和山。
湖岸道路を通っているとスターバックスが見えてきます。
こちらが1巻で春木と学が密談の為に訪れた喫茶店で、本文の特徴を完全に捉えています。
ガラス張りがどうのこうのとか言っていたのもばっちり。
これは完全に挿絵と一致!1巻第2話の葉桜の挿絵です。
こちらも作品中で頻出するショッピングセンター。
事件現場になったり、破壊されたりしてしまうところです。
ベイシアって大阪ではあまりなじみがないですね。
ここで痛恨のミス。アミューズメントコーナーは一階にあるんですが、葉桜がこっそり遊ぼうとしてた例のプリクラ機を見つけるのを忘れました。
アポストリたちの上陸ポイント。
あれですね、てっきり広い水辺を見てしまうと、とっさに海だと勘違いしてしましますが普通に湖なんですよね。さすがは日本一の湖。
作中では十字架との船が往来するターミナル。
3巻で主人公たちが多景島に行っていましたが、このターミナルから本当に行けます。
ただし一日2便のみで10時の便が上陸なし、15時の便が上陸ありのコースになっています。
詳しくはこちらを。
次の機会にでも行ってみたいです。
作中では十字架の着水時に衝撃波を受けて沈んだ島。
こちらは別記事で紹介したいと思います。
作品中では居留区の南端となる部分。
このような小さな川。
河口に向けて自転車をこいでいたところ、「塩の匂いが…」と思ったんですが直ぐにあり得ないことを思い出します。河口=海の固定概念でバイアスが掛かっていますね…。
琵琶湖は淡水湖ですのにね。
一方変わって北側の橋である矢倉川。
長閑でいい風景ですね。
このあたりに岡町の自宅モデルがあるかと思って探していたのですが、見つけることができませんでした。
この辺りは設定上線路の手前に壁なはず。どこかで壁の内側に線路が入ってくるんですかね。
あと多分、学の自宅は佐和山麓の住宅街なんじゃないかなぁと思います。残念ながらこれ以上特定できるような描写はありませんでした。
実はスポット未回収なのが2点ほどあります。
・岡町の自宅モデル
・星祭と学が出会った病院
前者は先ほどの通り、後者はヒントである”8階建ての病院”、”中濠東西通りを西方面”で探してみたのですが全然見当たらず。
次に来る機会があればこちらも再挑戦してみたいです。
▼葉桜が来た夏/夏海公司
▼ガーリー・エアフォース/夏海公司
滋賀のガイドブック
この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!
コメント