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この記事は 2019年11月19日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。
東海道本線を端から端まで制覇する旅で、寄り道で伊豆温泉の一つである伊東温泉に行ったお話です。主題としては「【電車旅】東海道本線(東京=神戸)を在来線で【伊東温泉/静岡エリア編】」になりますが、寄り道の旅にしては分量多めですので副題をタイトルにしました。個人的には念願の伊豆温泉旅行が叶い楽しかったです。
この記事の旅行記は次の範囲です。
熱海から伊東へは伊豆急行の車両。
このJR伊東線、伊東以降は伊豆急行となっており、相互乗り入れが実施されています。東京から出ている「スーパービュー踊り子」なんかはわかりやすい例の1つですね。
ややこしいことに静岡にありながらJR伊東線はJR東日本の管轄。神奈川にありながらJR東海の管轄であるJR御殿場線とは対照的です。
伊東までは2,30分の旅。画像の解像度を落としているので見えないかもしれませんが、ちゃんと駅名のJRのマークの下にはJR東日本の記載あり。
ここからは本来の趣旨とは大きく離れるので番外編。伊豆温泉の一つ伊東温泉に行くお話です。
伊東駅で降車後、駅前いちょう通りを進みます。
今回伊東温泉に入る目的で訪れたのは「東海館」という土日にしかやっていない上に伊東市文化財に指定された施設です。
玄関はこのように路地の中。
立派な玄関。実際にこの施設は1997年までは温泉旅館として運営されていました。
伊東に着くまでに調べたものですから、営業時間など調べていませんでした。
着いたのが10時過ぎでしたから少し早かったみたいです。
時間 | |
男 | 11:00 – 12:45 15:00 – 16:45 |
女 | 13:00 – 14:45 17:00 – 19:00 |
▼参考サイト
この時間帯で男湯と女湯を入れ替えているみたいですね。
11時までは何もしないのもあれなので、付近の観光スポットを散策。
地図を調べていて、ウィリアム・アダムスの石碑を見つけ、ウィリアム・アダムスって誰だと思っていたら三浦按針のことだったんですね。
彼は17世紀初頭漂流の末、豊後(今の大分県)にたどり着きましたが、母国のイングランドに帰ることは叶わず、日本に骨をうずめることになります。
この伊東の地では日本初の造船ドックが構築され、彼の指揮のもと大型船が作られたようです。
ちなみに「三浦」と言う姓は領地を与えられた三浦郡(今の横須賀市逸見のあたり)、「按針」の名は水先案内人を意味するみたい。
この辺りには三浦按針にちなむオブジェが多数。学生の頃は嫌で嫌でしかたなかった日本史もこうやって経験すればとても面白いものです。
伊東市はイタリアのリエーティ市と姉妹都市。リエーティ市と言われてもピンとこないですが、所属しているラツィオ州には州都かつ首都のローマがあります。その親善の一環で植えられたオリーブみたいですね。
▼イタリア旅行はコチラ
東海館の近くには、公共浴場である「松原温泉会館」もあり。
営業時間 | 15-22時 |
大人 | 300円 |
小人 | 150円 |
こちらは源泉掛け流し。ただし上記の通り営業開始時間は遅めですので注意が必要。
さてさて、1時間ほど付近の散策をすると東海館の営業時間になりました。
先ほどは路地から撮った写真ですが、伊東大川を挟んだ対岸から撮影すると全体がよく見えます。
さっそく受付で入湯料金の500円を支払い大浴場へ。内部の写真は先ほど紹介した参考サイトをご覧ください。
脱衣所の荷物置き場は籠だけがあり鍵はかかりません。
浴室の前には貴重品用ロッカーがありますが、リュック(PCや着替えやカメラが入るレベルのサイズ)も入らないので大きな荷物がある場合は受付で相談するのがベターですね。
浴室は古き良き時代の小さな銭湯のよう。しかも営業開始に行ったためか一番風呂の上にお客さんが一人もいなかったです。とてもラッキー。
伊東温泉数あれど文化財の温泉に入れるのは貴重な体験ですのでお勧めです。
関西から関東の温泉旅行を日帰りする人なんてまあ私くらいだと思いますが、この伊東温泉も神奈川の箱根湯本温泉と同様に日帰りが可能ですね。
始発の飛行機や新幹線で行けば昼前には確実に伊東に着くので、なんだったら帰りに熱海に寄ってもまだ余裕があるかと思います。
この伊豆に関して言えば羽田空港からもかなりの距離があるので、どちらかというと新幹線で熱海まで行くのがおすすめ。費用的にも。
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