「関西1デイパス」で行ける最北、敦賀に挑戦!ただソースカツ丼が食べたいんだ…【JR電車旅】

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Daisuke

総合旅行業務取扱管理者の資格持ち。
テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

この記事は 2021年04月18日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。

関西1デイパス。それは3,600円で関西の大部分のJRが1日乗り放題になるステキな切符。今回はその「関西1デイパス」で行ける最北の地、敦賀に行って来ました。ついでに琵琶湖も一周!

目次

最北端は敦賀

実は「関西1デイパス」の最北は敦賀なんです。敦賀の位置は↓↓

そう、敦賀が位置するのは福井県!関西ではなく北陸

有効な利用区間を確認してみても、最も東・西・南の駅(それぞれ上郡、米原、和歌山)はしっかり関西に収まっているのでここだけが特殊です。

北陸地方へ向かう鉄道の玄関となる敦賀。大部分の方は金沢方面へ向かう上に、一部の特急は通過するのであまりなじみのない駅。そんな敦賀にわざわざ行ってきたのは、これ!

ソースカツ丼が食べたかったから!

先日、大阪から北海道まで日本海側を在来線で行く方法を考える記事を公開しましたが、そこでも軽く触れていた「ソースカツ丼」。その発祥の店と呼ばれる「ヨーロッパ軒」の分店が敦賀にあるので行って来ました!

あとついでに琵琶湖も1周!

▼参考記事

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朝食

今回の出発駅はりんくうタウン駅です。

e5489で予約しておいたきっぷと特急券をみどりの窓口で発券する必要があったので余裕に時間を取っていましたが、少しあまったので朝食の時間としました。ちなみに特急券の方は別に発券しなくても使えます。なぜならeチケットだから。一応どっちでもいけるのです。

改札口近くの「珈琲専門店時計台MUC」にお邪魔しました。

お昼はがっつり系なので、ここではライトにバタートーストセット(550円)。

やっぱりトーストはマーガリンよりバターがイケてます。サラダ付きでバランスのいい朝食でした。

店舗情報

店舗名時計台MUCりんくう店
住所〒598-0048 大阪府泉佐野市りんくう往来北1りんくうパピリオ201A
TEL072-469-2407
営業時間08:00~18:00

01:りんくうタウン=日根野

出発/08:36 到着/08:42

1本目は関空快速。

これで向かうのはお隣の日根野駅。もちろんこのまま乗って行って大阪で乗り換えしてもいいのですが(費用的には安い)、この次に来る電車が「はるか」なんです。

とりあえずはるかはりんくうタウン駅を通過してしまうので日根野駅へ。はるかの何が楽って大阪駅で乗り換えしなくていいところ。人も多いし構内も広いし…。

02:日根野=新大阪

出発/08:52 到着/09:37

10分少々の乗り継ぎ時間。

はるかがやってきました。

この写真を和歌山よりのホーム端っこで撮影していたのですが、このはるか8号、編成が6両で短く、かなり大阪よりに止まります。目の前を横切るのを「ほへぇ~」と余裕をかましていたら、危うく乗り遅れそうになりました。

最近はもう全部「キティちゃんはるか」だね。逆に無印を見たことない…。

きっぷ入れがあったので差し込んでおきました。

関空就航と同時にデビューしたはるか。若干設備の古さが出てきましたね。何だかんだで約30年弱ですし。

阪和線内の写真は復路で出すことにします。

既に電車は大阪環状線に入りました。ちょうど天王寺と新今宮の間にあるスパワールドの前を通過したところ。そういえばこの区間に大阪環状線唯一の踏切があったんですが、閉鎖されちゃったんですね…。高校時代はここをよく通っていたので懐かしいところでした。

例の梅田貨物線を経由して新大阪へ向かいます。奥に見えているのは大阪駅、手前に見えているのが再開発地域。またビルが増えるのか…。そしてまた迷う。

03a:新大阪=(京都)

ちなみにはるかの乗り換えは京都駅でもOK。ただ乗り換え時間が移動時間を除いて0分みたいな感じだったので念のため新大阪駅にしておきました。

はるかを見送って、ホームを移動します。

(左手に見えている緑の電車はおおさか東線を走る電車。)

次はサンダーバード13号。

この電光掲示板の下に見えているサンダーバード17号はレア。これは1日1本しか無い和倉温泉行きです。これは昔、和倉温泉の日帰りをした時に使ったので下記参考に。

▼1日1本の和倉温泉行きサンダーバードで日帰り温泉旅行

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さあ、行きましょう。

サンダーバードに乗ると車内メロディで「北陸ロマン」を出発や到着の際聞くことができます。何だろう、どこか日本海に抱かれるような気持になります(笑)。

東海道線は爆速。複々線で、特急は4本ある線路の外側のいわゆる「列車線」を走ります。

淀川沿いには多数の送電塔が見られます。

車内は割と綺麗な感じです。こころなしか新車みたいな匂いも。

京都駅に到着。直前普通電車に追い抜かれるという屈辱を味わいました(泣)。

03b:(京都)=敦賀

新幹線がさーっと先に行ってしまいました。

京都を出ると、割とすぐに滋賀に入ります。

滋賀と言えばやはり琵琶湖。そしてサンダーバードは琵琶湖風景を楽しむための電車です。湖西線を走りますので下りは右手の座席をしっかり確保しました。

残念ながら天気がよろしくなかったので楽しみが半減してしまいました。天気が良ければ対岸が見えるでしょう。逆に悪いときはただの海にしか見えません。

この琵琶湖風景を楽しませてくれるサンダーバードですが、ほぼ全ての便で京都駅の次に止まるのが福井県内の駅、つまり滋賀県はスルー。ちょっと悲しい。そして湖西線も爆速で駆け抜けていきます。そのおかげで京都=敦賀間は1時間かかりません。

近江塩津を過ぎ、北陸本線に乗り入れて県境に近づくとトンネルが多くなってくる上に、このトンネル内が「キーン」という高い音が続くせいで若干不快…。

引用:Google map

もうすぐ敦賀と言ったところでループ線があります。

ループ線は上り専用なので、事情を知らないと「一体どこを走っているのか?」と不思議な気持ちになってきます(私のこと)。

ループ線を過ぎると敦賀駅にはすぐに到着です。

さて、本日最大にして唯一の企画であったソースカツ丼を食べに行きましょう!

★敦賀ヨーロッパ軒

ルート

行き方はとても簡単。駅を出ると商店街の方面へ歩いていきます。

商店街をそのまま直進していきます。雨が降っていてもアーケードがあるので途中まで傘を差さなくて済みます。

この白銀栗田ビルに入っている魚民が見えてきたら右折です。交差点を渡ってからが良いでしょう。

右折後はすぐにこの看板が見えてきます。

表側に回りました。寒冷地仕様の入り口になっています。

店内(メニューなど)

もちろんソースカツ丼が有名なんですが、他にもランチメニューがあります。個人的には写真一番右端にある「スカロップ」ってのが気になりました。あとパリ丼ってのはトンカツの代わりにメンチカツにしたものでした。

ソースカツ丼の由来が書いてありました。ドイツ仕込みのウスターソースを日本人の好みに調整した結果誕生したとのこと。

お休みは基本月・火のようです。

福井にある本店だと昼時間に長蛇の列ができるようで、多少は並ぶ覚悟をしていましたがサッとは入れてよかった。

もちろん注文はソースカツ丼です!

セットにしたのでお値段は1,210円

しばらく待ちます。

ソースカツ丼

やってきました!ソースカツ丼!

若干はみ出ているせいか、上のお椀が浮いています(笑)

しっかりとソースの絡んだカツが3枚乗っていますね!

ソースカツ丼セットにしたのでサラダやみそ汁もついてきます。

カツは程よく脂身も含まれており、がっつりな感じに仕上がっています。これは運動の後に食べたくなる感じ!

そして甘辛い特製ソースがたっぷりご飯にもしっかりしみ込んでいますので、食欲をさらにそそります。

やはり3枚のカツはボリューム感満載。最近はダイエットでがっつり食べることも少なくなり、おなか一杯になることも少なかったですが、さすがにこれは満腹でした!

少し量に自信のない方はミニカツ丼がありますので、そちらが良いかもしれませんね。

大変美味しゅうございました。

こんなお土産もあるみたいですよ。晩御飯にいいかもしれません。

さて、もう目的は達成したので旅は終わったようなものですが、少し計画を修正しながら復路も楽しむことにしました。復路は次の記事で!

店舗情報

店舗名敦賀ヨーロッパ軒 駅前店
住所〒914-0052 福井県敦賀市清水町2丁目19−1
TEL0770-22-4640
営業時間11:00~14:00
16:30~20:00
定休日概ね月・火

往路/かかった料金

No.出発駅(地)出発時間到着駅(地)到着時間実利用料金(円)参考料金(円)備考
13,600関西1デイパス
2りんくうタウン08:36敦賀11:023,570
3日根野08:52新大阪09:376601,190はるか8号指定席
4新大阪09:46敦賀11:021,8602,390サンダーバード13号指定席
小計6,1207,150
6,1207,150

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