【5日目前編】函館から日本海を満喫して大阪へ至る旅【宇奈月温泉駅=大阪】

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この記事は 2021年10月06日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。

大阪を訪ねて三百里…。函館から大阪までひたすら日本海側を観光しながら電車で巡る旅。5日目は新潟から大阪まで。富山から一気に帰阪します。前半は金沢まで。

目次

この記事の旅程

10-2.宇奈月温泉=新黒部

出発/07:58 到着/08:21

5日目の朝。残念ながら雨模様。

前日に考えた結果、この日のうちに大阪へ行くことを決めました。敦賀あたりに1泊するのなら、それはもう帰った方が費用が掛からないだろうと…。

本当はこの先にある黒部渓谷鉄道に乗って、終点の欅平まで行ってみたかったんですが、雨が降って言いますし、標高が高くなると気温も下がりますので絶対に寒いことは見えています。

よって諦めて別の観光スポットに行くことにしました。

前回説明したように宇奈月温泉の源泉は黒薙温泉。その黒薙温泉は黒部渓谷鉄道のトロッコ電車で行くことが可能。黒部川沿いの風光明媚な景色を楽しみたかったのですが残念です。

一路富山市方面へ向かいます。駅の扉が閉まっているのは空調のためではなく、燕が入ってくるかららしい…。

ちなみに富山駅を目指していますが、ここから富山地方鉄道で行くことも可能。但しものすごく時間が掛かります。

私が行きたいのは新黒部ですが、切符は同金額で最も遠いところが印字されるんですね。

朝早い電車で、ここが観光地ということもあり乗車率はかなり低めです。

車両に統一性がないなと思ったので、調べてみましたら元東急の車両でした。ちなみに前日に乗ってきたのも元京阪車両みたい。丁度右手に見えているのも京阪車両。

富山地方鉄道は全国私鉄の中古車両を導入しているようで、ここは関西関東の電車が共存する面白い場所でした。

ホームからは宇奈月温泉の足湯がありますが、雨のせいでびしょびしょになりそうなので止めておきましょう…。

ここからまた新幹線乗換駅の新黒部まで戻ります。

住宅地のある所まで下りてきました。山の向こうは晴れていそうですが、こちらはうっそうとした雲がたなびく。

新黒部駅へ到着し、黒部宇奈月温泉駅へ向かう前に新黒部駅前にあるトロッコを見てきました。

元々は電源開発のために運用された黒部渓谷鉄道のトロッコ。今は関電の子会社が運用しています。

ちなみに富山が北陸電力の範囲であるのに関西電力がある理由は、太平洋戦争後の電力会社の再編で、「その発電所がどこの地域に電力を消費されていたか」によって分けられたためです。当時は主に関西地方で消費されていたのでここは関電の管轄になったみたいです。

11.黒部宇奈月温泉=富山

出発/08:58 到着/09:10

黒部宇奈月温泉へと来ました。ここでは30分と少しの待ち時間があります。

駅のコンビニで朝ごはんとして富山名産鱒寿司をいただきました。鱒寿司は押し寿司で、食べるその時まで容器を竹で挟まれていました。

笹を開くとこのような感じに。

このように脂ののった鱒で大変美味しゅうございました。ちなみに結構量があり、ちょっと手間なので朝ごはんには向かないかも。

さて、2回目の北陸新幹線。

富山までは1駅。天気は悪いですが田園風景が楽しめます。

わずか1駅なので座ってもすぐに立たないといけない…。富山駅に到着です。

2本目もJR東日本。私は西日本の方に乗りたい…。

11-a.環水公園

富山駅からは観光スポットの環水公園へ。富山県民はデートでよく行くらしい…。

北口前の並木通りをまっすぐ進みます。

左手にこのような広場と建物が見えてきたら環水公園の入り口。

泉と滝の広場。公園のトイレはここに用意されています。

南側から入るとこのような橋が見えます。右手に見えるはスタバ。雨がぼちぼち降っていましたが、パラパラと人はいました。

先ほど見えていた橋の方へ行ってみます。

天門橋と言う名前みたい。

橋の中心部分までは緩やかな階段になっています。

先ほど通ってきた南の入り口の方を望む。

半周程度散策し、公園を後にします。そしてちょっと河の方へ。

公園裏手にある赤十字病院の隣に橋が架かっているのでそこまで。

「とやまきたおおはし」。別に観光スポットでも何でもないんですが…。

わざわざ見に来たのはこの神通川。実はこの神通川、水源が岐阜の高山で、高山市内では「宮川」と呼ばれています。

高山に行ったことがある方ならわかると思いますが、町中心部のど真ん中を流れているあれです。高山市内はそんなに広くなかったのに、下流になると随分広くなり、同じ河とは思えない。

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観光地情報

スクロールできます
観光地名富岩運河環水公園
住所〒930-0805 富山県富山市湊入船町1
電話番号076 444 6041
URLhttp://www.kansui-park.jp/

12.富山=新高岡

出発/10:38 到着/10:47

さあ次の目的地に向かうためにまた新幹線に。そしてこの車両もJR東日本型。いつになったら北陸ロマンを聞かせてくれるんだ…。

天気が良ければ美しい田園風景が楽しめそう。

1駅先の新高岡に到着。

12-1.新高岡=雨晴

新高岡=高岡

出発/10:56 到着/10:59

ここからはまたメインルートをそれて観光スポットである雨晴海岸へ向かいます。雨晴海岸へはローカル線の城端線と氷見線に乗っていきます。どちらも読み方が難しいですね。それぞれ「じょうはな」「ひみ」と読みます。

新幹線駅のすぐ近くに在来線駅。

このICカードの案内が中々曲者。砺波・城端方面は書いている通りですが、高岡方面も高岡までしかICカードは利用できません

これまた如何にも古そうな気動車が来ました。乗り換えの高岡まで1駅だけ乗ります。

こんな感じで関西の都市圏では見られないような車両。

高岡=雨晴

出発/11:12 到着/11:32

1駅なので3分で到着。高岡駅で氷見線へと乗り換えです。城端線と氷見線は丁度駅の北と南のホーム。

そして高岡までしかICカードを使えないのに、新高岡でICカードで入ってしまった私は一度改札を出て生産する羽目に。窓口で差額精算できるか確認してみましたがダメなようなので仕方ない…。

氷見線を走る列車も城端線と同じ気動車でした。

こんな感じで座席はボロイ味がある。そして雨は止まない。

買った切符にはあいの風とやま鉄道と書いているのに、乗車するのはJR西日本オンリーという不思議なことに。

高岡を出てしばらくの風景はお世辞にも美しいとは言えません。工場が続きますので無機質な風景が多いです。

途中の伏木で見かけたのはベル・モンターニュ・エ・メール(Bells montagnes et mer)と言うフランス語で「美しい山と川」の意味を持ちながら、通称「べるもんた」と呼ばれるファンシーな名前を持つ列車です。

こちらも風景と食事が楽しめる列車なのでいつか乗ってみたいところ。

そして下車する雨晴駅に近づくと女岩が見えてきました。

12-a.雨晴海岸

雨晴で降りました。時間もないので目的地にすぐに向かいます。

目的地は義経岩のある所。このマップがわかりやすくて良いです。

富山方へと進み、この線路を渡って遠くに見えている女岩(めいわ)が良く見える義経岩のところまで向かいます。

踏切の先に見える気の生い茂ったところに前述の義経岩があります。ちなみにWikipediaによると、この辺りは昔踏切がなく、勝手踏切状態だったらしいです。北陸新幹線の開業に合わせて踏切を整備したらしい。

義経岩の由来は、奥州へ逃れる義経が、この地でにわか雨にあった際、ここで雨が晴れるのをまった伝説からつけられたようです。

この撮影場所がステキなところで、天気が良ければ海のその先に立山連峰見えるというところ。ご覧の通り雨のせいでもやっていたので全く見えない…。雨が晴れることを願っていましたがかなわず。

観光地情報

12-2.雨晴=新高岡

雨晴=高岡

出発/11:57 到着/12:20

わずか25分しかないのでサッと行ってサッと帰ってきました。

ここでは券売機もないので、窓口で目的地の新高岡を告げて簡易的な切符を購入し、再び高岡まで戻ります。

高岡=新高岡

出発/12:51 到着/12:54

高岡では30分程の待ち時間がありましたが特にやることなし、次の新高岡でも同じくらい待ち時間があるので、金沢以降の計画を再検討してみます。

先程の雨晴海岸。天気が良ければこんな感じに見えます。

13.新高岡=金沢

出発/13:24 到着/13:38

しばらく新幹線が来るまで新高岡で過ごします。先ほどから再検討している金沢以降の計画を引き続きやっています。

ここは富山県内で新幹線も完全にJR西日本の管轄なんですが、自動販売機にはacure made印のりんごジュースが売っていました。JR東日本の影響がここまで及んでいます。ちなみにこのりんごジュースは美味しいのでおススメ。

まだまだ天気は微妙。晴れることを祈りながら金沢へ。

金沢へ到着しました。ちなみに4回目にしてやっとJR西日本型の車両にあたり、北陸ロマンを聞くことが出来ました。

金沢に到着。残念ながら金沢では観光はスキップ。まあ金沢くらいならサンダーバードでいつでも来れるので、特にこだわる必要もないという理由。

13-a.8番らーめん 金沢駅店

金沢駅の玄関口は鳥居みたいなオブジェで有名ですが、これはその内側から撮影したもの。こういった鉄骨の建築物も良いですね。金沢に着いた頃には雨は上がっているようでした。これで計画の変更案は実行できそうです。

金沢と言うか北陸と言えば8番らーめん。北陸3県である、石川、富山、福井で多数の店舗を展開するご当地チェーン店で、その他数県にも数店舗ありますが、残念ながら大阪には存在しません。野菜ラーメンが美味しい店なので、最後の北陸気分を味わう食事です。

確か以前和倉温泉旅行の帰りにもこちらの店舗に来たことがあります。前がどうだったか忘れてしまいましたが、今はタブレットで注文する方式になっていました。

せっかくなので野菜ラーメンにねぎとコーンをトッピング。そして餃子セットにしたのでラーメンサイズは少し小さめにしておきました。

餃子もまた美味しく頂きました。

先日博多で頂いたこってり豚骨ラーメンも好きですが、このような野菜たっぷりのあっさりラーメンも良いですね。

前半はここまで。後編は大阪までをお届けします。

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店舗情報

スクロールできます
店舗名8番らーめん 金沢駅店
住所〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1−1−1
電話番号076-260-3731
営業時間11:00~22:00
URLhachiban.jp

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