JR西日本どこでもきっぷを利用した山陰地方の日本海側満喫ツアー。2日目は島根・松江を出発し、出雲大社を観光、その後は温泉津温泉でゆっくりし、2日目の目的地、浜田に到着です。後半は温泉津温泉!そして宿泊の浜田へ。
目次
この記事の旅程
05.出雲市=温泉津
出発/12:11 到着/13:36
昼食に出雲そばをいただきまして、出雲市駅に戻ってきました。預けていた荷物をピックアップし、早速一路西へ。
次に乗るのは特急ではなく、1つ前の普通列車。
その列車もご覧の通り1両ワンマン。そして出雲市駅、西出雲より西へはさらに本数が少なくなっていくという…。
列車と列車の乗り換え時間を計算し途中下車する駅を決めていますが、「乗り遅れたら終わり」みたいなところも出てくるのでヒヤヒヤです。そして時には計画の途中変更も…。
今回は割とバッファを取っているので、目的地に行けないということはないですが…。
列車は出雲市近辺は内陸部分を走りますので、しばらく田園風景のある景色が楽しめます。
しばらく走ると日本海が見えてきます。天気が若干よろしくない…。
大田市では十分少々の待ち時間。ここは世界遺産石見銀山が見どころです。路線バスに乗って30分もすれば石見銀山付近の施設に着きます。
今回はここで寄り道すると目的地への到着が遅くなるのでパスして先を目指します。
出雲市から約1時間半、次の途中下車駅である温泉津温泉駅に到着。
05-a.温泉津温泉街
温泉津温泉駅から、温泉津の温泉街の方へと観光しつつ向かいます。
先ほどから何度も何度も「温泉」と言う言葉がでてきます。そして初見では「温泉津温泉」を「おんせんづおんせん」と読むでしょう。正解は「ゆのつおんせん」ですが、普通には読めませんよね…。
それもそのはず、難読地名で有名なところですからね…。
駅にあるガイドマップを片手に観光します。
ここは厳島神社。全般的に観光スポットと言うよりかは、地元に密着した施設が多いイメージ。実際にこの厳島神社の境内にも相当する場所は駐車場となっているようです。
今は神無月で神様は出雲大社に集まり不在。
ちなみに駅で貰ったガイドマップはこんな感じ。下部の温泉津温泉駅から反時計回りに温泉津温泉街へと向かっています。
浅原才市さんの家。浅原才市とは温泉津出身の仏教の妙好人。妙好人とは浄土真宗の篤信者のこと。簡単に言えば浄土真宗の信仰にあつい方のことを指します。
駅から西に進むとやがて温泉津港に行きあたります。ここから港にそって北上すると温泉津温泉街へと至ります。
逆光で分かりませんが、野口雨情の詩の碑です。
こういった文学に疎い私ですが、後程調べたところによるとこの野口雨情は詩人であり、童謡、民謡作曲家でした。大部分の方は名前を聞いてもわからないかと思いますが、童謡「シャボン玉」は彼の作曲です。
この誰もが知っているであろう曲の作曲者であると知り、身近に感じます。
もう少しで温泉街。
さて、温泉津温泉街の入り口あたりに到着しました。その付近には観光案内所兼土産屋のゆうゆう館があります。
トイレも整備されており、ツーリングを楽しんでおられた方が休憩地にされていました。
温泉津温泉の温泉むすめは「温泉津佐間」。
よく見るとサインがありました。サインはこの温泉津佐間の声優をしている遠野ひかるのようです。
しっかりと自分のキャラクターを演じた温泉津温泉に訪れている辺りに好感を持てますね。
温泉街に入ると街並みは急に時代を感じるようになります。
こちらに見えているのは内藤家庄屋屋敷。石見銀山にも関連深い内藤家のお屋敷。
詳細はこちら。内部は後悔してませんので外観を楽しみましょう。
さらに奥へと進みます。この辺りは江戸辺りから続くであろう建築物や、昭和の香りのする建築物も残り、どこかノスタルジーな雰囲気。
龍御前神社(たつごぜんじんじゃ)。
こちらの神社は海洋安全や温泉医療に関連する神々を祀っているそう。
街中も看板も年季が入っていますね。
悪く言えば寂れていますが、良く言えば静かなところです。本来温泉とは療養の意味もありますので、このような静かなところで過ごすのが良いのではないかと思います。
繁華街に近い道後温泉や有馬温泉も良いですが、このようにゆっくりできる温泉も良いですね。
これまた古風な施設は薬師湯。こちらは後程来ます。
こちらは元湯温泉。
元湯温泉の先少し進むと温泉街としては終わりのようです。
05-b.薬師湯
さて、先ほどの薬師湯に戻ってきました。この薬師湯は日帰り入浴も可能な施設となっております。
入浴料は500円。
下駄箱のあたり。このレトロな感じのする薬師湯の建物は大正初期の建築物のようです。
この時代に取り残された感がたまりません。
そして温泉ですが、当然のごとく写真撮影するわけにはいかないので感想を!
まず入ってまず体感するのはその匂い、いきなり強烈な鉄臭さ(血の匂い…)がやってきます。この時点で苦手な方は躊躇するでしょう。
湯の色は緑ともとれるような色、湯船の周りには年数を断ち蓄積した湯の花(公式HPをご覧ください)。湯温はじっくり使っていると汗がにじみだすくらいです。
温泉の匂いには次第に慣れてきます。こちらで推奨されているように数分入っては休憩するという入浴法をやってみます。
私の旅行は徒歩や自転車での自力移動が多く、体力が削られることが多いですが、ゆっくり繰り返し使っていると段々疲れが取れていくようです。
そんな温泉を楽しみ、上がった後は2Fにある休憩スペースでゆっくり休むこともできます。
こちらで温泉につかって火照った体を程よく覚まし次に向かいます。
観光地情報
施設名 | 温泉津温泉 薬師湯 |
住所 | 〒699-2501 島根県大田市温泉津町温泉津7−1 |
電話番号 | 0855-65-4894 |
URL | https://www.yunotsu.com/ |
営業時間 | 土・日・祝日/08:00~21:00 月~金/09:00~21:00 |
05-c.震湯カフェ 内蔵丞
これは先ほどの写真ですが、この手前に大きく映る建物、薬師湯の休館なんですが、今はおしゃれな喫茶店に。内蔵丞(くらのじょう)と言います。
こちらでも少し休憩します。
こういうのドラマやアニメの金持ちの家でしか見ない…。
昨今の事情に鑑みた流れ。こちらのQRコードをスキャンしますと公式HPに飛びますので、そちらのメニューを見て注文する仕組み。
私が注文したのは「温泉カプチーノ」。カプチーノにはこのような温泉マークがあしらわれ、食器はこれまた高級感の漂うものでした。
好みで砂糖を入れまして楽しみましょう!
コーヒー以外にも軽食を楽しめますのでこれもおススメ。
観光地情報
06.温泉津=浜田
出発/15:43 到着/16:15
温泉をじっくり楽しみ、2日目の宿泊地である浜田を目指します。温泉津駅には駅名標が2種類あって面白いですね。
さて、次はスーパーおき5号。
江の川を渡りますと、中間の江津駅へ到着。
温泉津温泉から30分少々で浜田へ到着。
06-a.島根浜田ワシントンホテルプラザ
2日目のホテルは島根浜田ワシントンホテルプラザ。駅からも徒歩数分と便利な立地にあります。
左手に見える大きな建物がそのホテル。早速手続きを済ませて部屋へ。
ご覧の通りごく一般的なビジネスホテルですね。
フリープランだったので喫煙室となったのが少し残念でした。
部屋の窓を開けて換気しつつ夕ご飯を求めてポプラへ。はい、今日もポプ弁です。
ちなみに開けた窓が閉められなくて、従業員さんを呼ぶと割と力業で閉めたので思わず笑ってしまいました。
本日のポプ弁はこちら。肉々しいおかずです。そして普通盛でもこんなご飯の量。満腹です。
2日目は少し早いですが、これで旅程終了です。3日目は最終日、これまた観光列車に乗って山口を楽しみます!次回もお楽しみに。
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