長崎から大阪まで引いた一直線のラインに沿って旅行するプラン。九州、四国と言った本州以外の島を、バス、フェリー、電車を駆使してひたすら横断する旅行を行いました。6日目は西条/壬生川から大阪まで。
目次
この記事の旅程
▼この旅行の趣旨とまとめは下記参照!
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14.壬生川=高松
壬生川=伊予西条
6日目は旅の最終日。この日も大移動となります。最後の観光地として選んだのは香川は高松。
高松には何度か訪れており、うどんを頂いたこともありますが、何だかんだで観光と言う観光はしていなかったので、ある意味初観光。
壬生川(にゅうがわ)は特急も停車し、1時間に2本程度とアクセスは比較的良好。
伊予西条発のある意味レア特急に乗車するためこの6:23発の普通列車に乗車。
早朝の電車に乗ると日差しも低く、このような幻想的な風景が列車から楽しめます。
中山川を通過。
15分程度で乗換の伊予西条へと到着。
伊予西条=高松
西条市はJR四国の特急の名前にもなっている「石鎚山(いしづち)」のある街。その風景は先ほどの通り沿線からも楽しめます。
このドキンちゃんの青い版みたいな子は知らないな…。
到着時既に向かいに控えているのがこれから高松まで乗る電車。
その特急の名が「モーニングエクスプレス高松」。
車両自体はJR四国の一般的な特急車両ですが、1日1便しかない”ある意味”レア電車。上りはこの「モーニングエクスプレス高松」、下りは新居浜から同じく1日1便「モーニングエクスプレス松山」が発着しています。
少々窓の汚れがございますがお気になさらず…。
かつては”モーニング”の反対で”ミッドナイト”シリーズも深夜に走っていましたが、2021年3月のダイヤ改正で廃止になったようです。
列車はやがて香川へ。
ここから見えているのはおそらく香川県観音寺市にある離島の伊吹島。
四国瀬戸内側は栄えており、緑の多い風景もありますが、継続して街が広がっています。
電車は1時間半程度で終点高松へ。
そして“さぬきうどん駅”こと高松駅に到着。
14-a.高松港/男木島行きフェリー(雌雄島海運)
朝早くに出発したのは先の「モーニングエクスプレス高松」の件もありますが、高松でも”ちょっと遠出”する必要があったため。
その遠出先というのが瀬戸内海に浮かぶ、香川高松の離島である「男木島(おぎじま)」。どうもこちらには猫ちゃんがたくさんいるとの情報をゲットしたので行かないわけには行かない。
ちなみに高松駅近辺でうどんの店に行こうと思いましたが、あまりにも行列が長いので早々にあきらめてファストフードですませました(泣)。
話しはそれましたが、男木島へは高松港から出ている雌雄島海運のフェリーを利用します。
JRホテルクレメント高松のペデストリアンデッキを利用すれば信号に捕まることもなくアクセスは快適。
男木島行きフェリー乗り場は高松港の最も南(高松駅からは進行方向右手)。
出航の1時間前くらいに着いたにもかかわらず列ができていました。
これは3年に1回開催される、瀬戸内の島々を会場とした瀬戸内国際芸術祭(瀬戸内トリエンナーレ)が開催される年であり、さらに休日であったことが理由です。
瀬戸内国際芸術祭のことは全く知らなかったので、結果として早めに来てOKでした。
待ち時間は列に並び高松港の景色を眺めつつ、瀬戸内国際芸術祭のことも調査…。
最終的に列は延びに延びまくって屋根のある歩道をぐるっと回った末、はみ出るように…。
ようやくチケットの販売が始まりまして、男木島行きのチケット(510円)を購入。
しばしチケット売り場目の前にある桟橋でフェリーを待ちます。
やってきたフェリーは随分かわいらしいもの。愛称は「シマシマめおん」。
徒歩用の乗船口というものは存在しないので、人も車もこちらから。
なおきっぷ購入待列の様子はこちらです。一度に乗り切れるかはどうかは不明。公式HPによると定員は280名とのことでした。
乗船は地元の方優先。
徒歩用の乗車口もなければ車用の乗車口もここだけ。何が起こるかと言えば、フェリーに乗船する車は全てバックで乗船!
さすが地元の方、随分手慣れた様子でバック乗車していく…。
出航後、船内の座席は満員でした。
船内は人も多いので移動してデッキへ。
場所は一気に変わりまして、男木島への経由地となる女木島(めぎじま)。
こちらでも多くの乗客が下船していきました。
女木島はより高松へ近い方の島で、男木島よりも大きい島であり、繁忙期においてはこの女木島へのフェリーは通常の2時間おきから1時間おきへと本数が増えるので、比較的観光しやすくなります。
女木島を出て数分で隣の男木島へ。
ライフラインとなる電力は、女木島から架かるこの送電網が重要なインフラとなる様子。
それはさておき男木島の男木港へと到着。
下船時に乗船券を改修されるシステムとなっています。
施設情報
施設名 | 女木島・男木島ゆきフェリー切符売り場(雌雄島海運) |
住所 | 〒760-0019 香川県高松市サンポート8-1 |
電話番号 | 087-821-7912 |
URL | (外部リンク)公式HP |
料金 | 高松=男木:510円 高松=女木:370円 女木=男木:240円 |
14-b.男木島観光
豊玉姫神社 / 猫スポット
芸術祭のチケットはこちらの特徴的な建物で購入可能です。私は関係ないのでパス。
人が多く住むのは南のエリア。そして人の多く住むエリアには猫ちゃんも多くいます。
まずは豊玉姫神社(とよたまひめ)。
急な坂道と階段なので結構大変。
境内入り口あたりまで来るとそれなりの高度がありますので、男木島の街並みを俯瞰できます。
豊玉姫神社。この辺りで猫ちゃんを探していると…。
発見しました!人懐っこい猫ちゃんなので逃げることもありません。
なお、豊玉姫神社は安産の神様を祀っています。そしてもう1つある加茂神社とは対のような存在。
男木漁港 / 猫スポット
男木島にはフェリーが着く男木港とは別に、漁船が着く男木漁港があります。
港なら猫も多いだろうと推測し、そちらへ行ってみます。
やはり推測は正しくちらほら2,3匹見つけました。
この子は自分から寄ってきます。
荷物に興味津々。
日向ぼっこ気持ちよさそう。
別の子。
港からは島々の風景が楽しめます。
加茂神社
先ほど紹介した豊玉姫神社の対となるような存在の加茂神社。こちらは漁港のすぐそばにあります。
豊玉姫神社ほどではないですが、多少坂は上らないといけません。
果たしてこちらに猫ちゃんはいるのか…。
こちらの神社は人もおらず、随分質素でした。
そして残念ながらこちらには猫ちゃんはいませんでした。
男木漁港付近 / 猫スポット
漁港付近の街中に猫ちゃん!
やはり餌をもらえるのか、人間が多く住むエリアの方に多くいるようです。
どこからともなくもう1匹。
どこかに行ってしまいました…。
集落に猫ちゃんの縄張りがよくわかるマップが掲載されています。わかりやすくていいですね。
男木島で猫を探すのなら男木港から男木漁港にかけての地域がよさそうです。この辺りは平坦で歩きやすいのもポイント。
男木港
男木港に戻ってきました。
ちなみに私は荷物を持ち歩いていましたが、この物販所で手荷物を預かってもらえるようです。
これは違うフェリー?
ちなみに男木島行きのフェリーは2時間おきに運航されており、到着後は20分程度で折り返すことを繰り返しています。よって島内観光は最短2時間程度可能で、主に猫ちゃんと触れ合うことを目的とするのであれば、この時間で十分です。
少し時間もあまりまして、ランチに丁度良かったのでこちらで2品購入。
サザエ飯とタコの天ぷらをベンチでいただきました。
さらに余った時間で豊玉姫神社へ。初っ端に来た時とは違う猫ちゃんに会えました。
乗れなかったら嫌なので少し早めに列へ。
6日最終日前半の男木島観光はこれで終わり。後半は高松市内を少し観光し、最後の長い長いフェリーへ…。
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