北海道は札幌を起点、稚内を終点とし縦断する旅、さらに北海道までは大阪/京都からフェリーを利用する長時間フェリーの旅。1日目は大阪から移動し、舞鶴東港で乗船。
目次
この記事の旅程
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
01.なんばOCAT=京都舞鶴
早速始まる北海道の縦断旅。
北海道までは飛行機を使えば早いですが、今回往路はフェリーで行くことに。最近飛行機が怖くてできるだけ地に足のついた乗り物に乗りたいこの頃です。
利用するフェリーは京都舞鶴から北海道小樽をダイレクトに結ぶ「新日本海フェリー」。
この日は仕事を早めに切り上げて、出発となる舞鶴まで移動します。
舞鶴は2つある港の内、舞鶴東港の方。JRの最寄り駅は東舞鶴駅ですが、何だかんだで電車よりもバスの方が安いしフェリーターミナルで下車も可能。(電車の場合は徒歩で港へ行く必要あり)
バスはなんばOCATのバスターミナルから出発。
これから乗車するのは舞鶴FT行きの京都交通が運行する高速バスですが、事前の予約が必要となっています。詳しくは下記を参考にどうぞ。
▼(外部リンク)海の京都 ・舞鶴~大阪なんば線/京都交通
バスは予約のみで料金は窓口で支払うシステムなので、こちら(代理の)日本交通カウンターで手続き。
舞鶴FTまでは2,450円。かなり安いと思います。
乗車するバスもごく一般的な高速バス。
ただ、深夜バスにも使うものなのか、座席は1+2配列で、幅もピッチも広くて快適です。
コンセントを利用できるのもうれしいところ。
前にはドリンクホルダーはもちろんのこと、フットレスト付き。
OCATから舞鶴までは2時間半程度の道のり。OCATからはお馴染みの湊町JCTから阪神高速に乗ります。
一瞬一般道に出たかと思うと、池田ICから次は中国自動車道へ。
しばらく西に走ったのち、吉川JCTから舞鶴若狭自動車道へと乗り換え。後はひたすら北上するのみ。
ちなみにここまで4,50分程度です。
トンネルを抜けると福知山ICあたり。京都へ向かうのに、結構な時間兵庫の中を走りますね。
出発からおおよそ1時間半で舞鶴西ICに到着。ここからは3つの停留所を回りながら最終舞鶴FTへ。
まずは西舞鶴駅。ここでは3人下車。ちなみに全部で8人乗車していました。
途中中舞鶴と言う駅ではない普通の停留所でさらに2人下車。
経路上舞鶴FTの方が西舞鶴駅の停留所より手前ですが、先に西舞鶴駅に行く様子。フェリーが運航されていない場合は舞鶴FTに止まらないパターンがあり、定期運行バスなのに時間がずれてくるのを危惧してのことでしょうか。
さらにここで2人下車。そして残ったのは私1人のみ…。
まあ車も乗って行かずに北海道までフェリーで行くのは物好きな部類なので仕方ないか…。
最後に舞鶴FTへ到着。ほぼ定刻到着です。
02.舞鶴FT=小樽FT
さて、ここから乗船する新日本海フェリー「はなます」の乗船の様子や船内設備については別記事でまとめました。詳しくは下記もご覧ください。
▼新日本海フェリー「はなます」乗船レビュー
乗船まで
さて、これから乗船するフェリーはまなすの乗船券は予め公式HPで購入し、eチケットも発行していますので通常ならそのまま乗船可能。
ですがこういうご時世なので、検温と受付に行く必要があります。
受付では特に手続はないのですが、このように体温測定済みの紙を付けてもらえます。
なお、乗船開始は23:15。バスが少し早く着いたので約30程度待ち時間がありました。繁忙期でもない限り、割と乗船まで余裕があるようです。
2Fの待合室でしばし待ちます。
とはいうものの、やることもなく暇なので無駄に散策&撮影。
「舞鶴⇔小樽」の行先表示。
巨大すぎるフェリーは近くからだとその全貌がフレームに納まりきりません。
駐車場の端まで来てもこれですからね。
ちなみに先日舞鶴旅行でも色々紹介しましたが、ここ舞鶴東港は今も昔も軍港。自衛隊の護衛艦やミサイル艦などが多く在籍しており、フェリーターミナルでもその一部が垣間見えました。
昼間の時間帯にはこの自衛隊の船舶を会場から見て回るツアーもやっており、近くによりますのでその大きさに圧巻されます。
▼舞鶴観光/自衛隊船舶見学ツアーなど
しばしの徘徊(?)の後、待合室へ。時間になればこの階段で搭乗手続きが開始されます。
そして予定時刻に乗船開始。さっそくボーディングブリッジから乗り込んでいきます。
これまでに乗ってきた名門大洋フェリーやさんふらわあの船舶よりもさらに巨大、そしてこの「はまなす」の特徴としては足が異常に速いこと!
前述のフェリー会社の船舶は23ノット程度が最高速度ですが、こちらの「はまなす」は驚異の30ノット!
ノットなので分かりにくいですが、時速に直すと55km/hくらい。巨大なのに抵抗力の高い海水の中をこの速度で進めることに驚きです。
乗船から部屋「ツーリストA」まで
まずはエントランスがお出迎え。
ここと同じフロアに私が予約した「ツーリストA」があります。なお、個室を予約された方は乗船時、このフロアにある案内所でカギを受け取る必要があります。
また、ツーリストAの部屋は非常にリーズナブルな価格設定で、通常期に相当するであろう期間Bの価格は12,400円でした。
時間は犠牲にしてしまいますが、航空券に比べると断然安いですね!
(どちらも時期によるが…)
今回はそのツーリストAの座席の中でも、向かいに誰もいない一番窓側の席が取れました。
一番リーズナブルなツーリストAであっても個別のベッドが備えられています。
カーテンも閉めることができ、所謂雑魚寝部屋に比べればよっぽど快適です。
一番窓側の席が私のスペース。
端っこ特典として、まず対面に誰もいない、そして大きな窓もある、最後に荷物スペースは2人分相当が使えることですね!あとは地味に壁のコンセントが使えたりとかも…。
もちろん最安クラスなので、ベッドメイキングは自分でする必要があります。
入浴
ベッドメイクは後でするとして、乗船して真っ先にした方がいいのが入浴。
なぜなら出航約1時間後の翌01:00には大浴室は利用できなくなるし、翌00:30には全館的な消灯時間だから!
まあこんな感じでこのタイミングを逃すと次に入浴できるのは翌朝8時以降になってしまいます。
なお、大浴場はツーリストAの1つ上の5F、レストラン「ジュピター」の手前にあります。
この大浴場が素晴らしくて、シャワーや浴槽があるだけではなく、フェリーの上なのにサウナがあるのです!実はこの航海の中で何度かサウナ目的に入浴してしまいました…。
出港から就寝まで
風呂上りに部屋で休憩していると知らぬ間に出港。緩やかに出航するものだから気付かない…。
フェリー後方にあるオープンデッキから眺める出航後の舞鶴東港のライトが綺麗でした。
烏島や蛇島のそばを航行。
ここ舞鶴港が軍港として優れているのは、港が直接外海(日本海)に接しているのではなく入り江になっており、直接外から港の様子が見えないことが理由の1つであったりします。
そんな入り江の入り口付近にある戸島を通過するといよいよ日本海へ!
時間も遅いですし、ここまで見送って部屋に戻って就寝。
風呂上りにベッドメイクしておいたのでそのまま就寝!
日本海にしては非常に穏やかで、それほど揺れることもなかったので寝やすかったです。
1日目は舞鶴を旅だって終わり。2日目も引き続きフェリーの旅です。
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