自然が造る要塞の街、ロンダ。趣ある旧市街を観光!【10日目】

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ポルトガルのリスボンからスペイン南部マラガへ寄り道しながら2週間かけて巡る旅。10日目はロンダ観光。

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11.ロンダ

ランチ/RESTAURANTE ALHAMBRA

観光の前にまずは昼食!

闘牛場のあるエリアと中心に飲食店が多く立ち並んでいますのでどこにしようか迷ってしまいます。

最終的にこのRESTAURANTE ALHAMBRAにしました。

ここではスペインの代表的な郷土料理が色々頂けるようです。

動いていると寒さは感じませんが、テラス席でまっているとちょっと寒くなってきますね。

付け合わせにはオリーブの実やパンが付いてきました。

注文した料理がやってくる前にはバルサミコ酢とオリーブオイルも店員が持ってきました。

注文しましたのはこの野菜のパエリア!

日本でもなじみのあるパエリアですが、スペインのバレンシアを代表する郷土料理なのです。

ナスや辛くないと唐辛子、そして芽キャベツのような野菜が入っており、シンプルな味付け。鍋は平らなのでですが、思いのほか量はあります。

本場のパエリアはおこげを作るみたいなのですが、これは割と水分が残っていたので過熱が足りなかったのかな?味は美味しかったのですが…。

飲食店情報

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飲食店名RESTAURANTE ALHAMBRA
住所C. Nueva, 7, 29400 Ronda, Málaga, スペイン
電話番号+34 636 33 74 72
URLrestaurante-granada.mozello.es
営業時間・土~水曜日
12:00~16:30 / 19:30~22:30
・木曜日
12:00~16:00
定休日金曜日

新橋/Puente Nuevo

ロンダの街は新市街と旧市街に分かれております。

その間にはグアダレビン川が流れており、しかも長い時をかけて岩を侵食した結果、そこには渓谷が出来上がっています。

その様子がこちら。

新旧の街に架かる新橋(Puente Nuevo)はこの渓谷に架かる橋であり、このように崖に切り立つロンダの街が一望できます。

建物はかなり崖の際までたっており、いくつかの店舗は急な崖の斜面に店舗を作ることでなんとも眺めのいい飲食が楽しめるようになっています。

そして新橋があるということはもちろん古橋もあるわけで。奥に見えているのがその古い方の橋、Puente Viejoです。

観光地情報

アラブ浴場

旧市街も石畳のある趣きある街。

旧市街の東の方は坂や階段があり、降りていくことができます。これは先ほどの古い方の橋かな?

街の周りには天然の要塞となっている崖に壁が構築されており、その道中にはいくつかの門もあります。これは恐らくそのうちの1つ、Arco de Felipe Vです。

下に降りていくほど、その壁の様子がよくわかります。

いよいよ東エリアの郊外へやって来ました。

ここにはかつてムーア人(イスラム教徒)が支配していた時代のアラブ浴場が残されており、観光スポットになっています。クリスマスなのでやっていないかもと思いつつやって来ましたがやっぱり休業日でした。

頑張って覗いてみましたが、内部に入らないとその前掲は分からないですね。

観光地情報

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観光地名アラブ浴場 / Baños Árabes Yacimiento Arqueológico
住所C. Molino de Alarcón, s/n, 29400 Ronda, Málaga, スペイン
電話番号+34 951 15 42 97
URLturismoderonda.es
営業時間・火~金曜日
 10:00~18:00
・土/月曜日
 10:00~14:00 / 15:00~18:00
・日曜日
 10:00~15:00

シジャラ門(Puerta de la Cijara)付近

残念ながらアラブ浴場に入れなかったのでまた坂と階段を上って旧市街へ…。

階段を上りつつ、いくつかの史跡を経ながらカルメンの壁あたりへ向かいます。こちらはシジャラ門(Puerta de la Cijara)とその付近の壁。

旧市街東エリアの通りは壁と門が多く残っており、まさに中世の趣き残す町並み!人通りも少なくいい雰囲気です。

これらは1960,70年代に修復された部分多くの部分をしめるようですが、一部はオリジナルの要素も残っているらしい。

なお、壁の一部は階段を利用し上ることも可能です。

ここから北を望むと恐らく新市街の一部と思われる街並みが見えました。

東側は一転して田園広がるのどかな風景。

特に旧市街エリアは街の境界が崖か壁かとはっきりしているのが特徴ですね。

通路は柵もほどんどないので若干怖いですが、塔の上にも上ることができます。

少しだけ先ほどより高い目線で街並みを一望可能!

かつてはここシジャラの門も街へアクセスする1つの入口。

ここまで通ってくると、崖の上の立地を逆手に天然を利用して要塞化された街だとよくわかります。

観光地情報

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観光地名Murallas de la Cíjara
住所C. Goleta, 10, 29400 Ronda, Málaga, スペイン

マリア・アウシリドーラ展望台

シジャラの門より旧市街南側へアクセスしてみます。

ここからは基本的に散策となります。なぜならばアラブ浴場が閉まっていたことでよくわかる通り、観光スポットはほとんど休業日なので…。

こちらは旧市街を代表する教会である、サンタ・マリア・ラ・マヨール教会。

アラブ時代にモスクがあった場所に15世紀ごろに建てられらたそうです。

他にもある観光スポットの外観を楽しみつつ、西のエリアへ。路地を歩いて回るのもヨーロッパらしい風景が楽しめます。

こちらはマリア・アウシリドーラ展望台(Mirador de María Auxiliadora)。

やはりロンダの風景はこの崖のある風景が魅力的ですね。画像だと伝わりにくいかもしれませんが、下にある小さな家や道は本当にミニチュアのように見えて素敵です。

もう少し広い画角をとらえた画像。

崖の下の街はぐるっと崖に囲まれる形になっており、小さな箱庭のよう。

観光地情報

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観光地名マリア・アウシリドーラ展望台 / Mirador de María Auxiliadora
住所Ronda, 29400, Málaga, スペイン

新旧市街の散策

旧市街に来る際に利用した新橋(Puente Nuevo)へ再び。

この渓谷に架けられた橋脚は非常に高く、まるでビルのようにも。

ところで旧市街も新市街も、この橋の周辺が一番賑わっている雰囲気があり、飲食店、お土産屋等々、色々店が揃っています。

ホテルへ戻りつつ観光も。

こちらは橋のすぐ近く、新市街側にあるロンダ闘牛場。スペインでも最も古い闘牛場の1つだそうです。例によってこちらも休館日でしたので外観のみ。

なお、1つ前の記事で紹介したアルメダ・デル・タホ公園はすぐ隣。

新市街の街を散策。

街を歩いていると、街路樹にはオレンジができていました。ロンダに関わらずセビーリャの街でも見られたのですが、実はこれ、観賞用のオレンジであって飲食には適していないそうです。そのため加工すれば何とか食べられる程度で、そのまま食べると苦いらしい…。

橋のあたりから3,4ブロックも離れると閑静な住宅街に。

宿泊するホテルもこの辺りにあって、繁華街とは違い人通り、車通りも少なく静かに過ごせました。

さて、ロンダ観光はこれで終わり。次の日はいよいよこの旅で最後に観光する(拠点の)街、マラガへと移動!

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Daisuke
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得意分野:乗り物全般/一人旅

趣味とその延長で取得した旅行業務取扱管理者の資格を活用し、テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

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