【レビュー】中国東方航空のビジネスクラスってどんな感じ?関空⇒上海便に搭乗/MU730

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Daisuke

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3連休を利用して中国の上海へ!今回は中国東方航空MU730便のビジネスクラスを利用したのでレビューします。

  • 関西空港ではFast Lane、Loungeを利用可能
  • 中距離用ビジネスで機内エンタテインメント端末はなし
  • サービスは中の上といったところ
目次

出発

チェックイン

さて、今回は中国は上海への旅です。

中華圏としては台湾へは10回以上行っているのですが、大陸の中国には昔日帰り(というか数時間)で行った事くらいしかありません。

お隣でありながらほとんど未知数な中国…。これは行って確かめるしかありません!

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そんな訳で思い立って行くわけですが(実際チケットを取ったのは2日前)、今回は奮発してビジネスクラスです。

利用する航空会社は中国東方航空。お世辞にも言い評判を聞かない航空会社ですが、さすがにビジネスクラスなら悪い思いは無いだろうとの魂胆です。あと近距離ビジネスクラスなので、しがないサラリーマンにも手が届く料金(笑)。

関空ではビジネス専用のチェックインカウンターを利用してスムーズに手続きすることができました。

カウンターでは下記のドキュメントがいただけます。

  • 搭乗券
  • ファストレーンチケット

ここでビジネスクラス経験者や興味のある方は「インビテーションカードは?」と思ったかもしれません。

安心してください。大丈夫です。

実は関空のラウンジが新しくなってから(後述)、搭乗券がインビテーションカードの役割もするようになったのです!

では早速出国手続きに進みます。

ファストレーンチケットがあれば保安検査に並ばず、専用のゲートから最優先で手荷物検査を受けることが可能です。

ラウンジ

ラウンジは「KIX Lounge」を利用可能です。

こちらについては別記事にて紹介したいと思います!

▼KIX Loungeの様子

(作成中)

機内

飛行時間は1時間50分ほどです。

搭乗

CAさんからが入り口で入国カードを配布しています。入国までに記入しておきましょう。

登場する飛行機はA321neoと言う機種で、A321シリーズの中でも最新の機体です。

短距離用のナローボディ機なので仕方ないのですが、搭乗橋はクラス別に分離されておらず、皆前から搭乗…。

そして前方にあるのが今回利用する12席しかないビジネスクラスです。

座席

座席についてはやはりそれほどリッチなものではなく、フルリクライニングも不可なタイプ。

ただ幅については十分にあり、男性でも胡坐をかいても座れる程度でした。

ピッチは広いと言えば広いのですが、座席を倒すと迫ってくるので若干圧迫感はあったり…。

そしてお気付きの通り、機内エンタテインメント端末がありません!短距離と言えど、退屈はするのでこれはあってほしかった…。

座席横のスペースは収納ボックス的な感じになっていました。また合わせてコンセントも。

ユニバーサルタイプのコンセントと、USBの充電端子が用意されていました。

上海に着くまで充電できますので、しっかりと当日から遊ぶための予習ができますね!

ちなみに搭乗時におしぼりとウェルカムドリンクが提供されます。

おしぼりは温度にムラがあって微妙でした…。ウェルカムドリンクについては水かジュースが選べます。

座席は前述の通り、フルリクライニングではなく、ご覧の通りなのですがそれでも快適性はエコノミーよりかはありあす。

なお飛行中のサービスですが、お国柄なのでしょうかちょっとドライな感じがあります。特に先日搭乗した台湾のスターラックス航空のビジネスクラスと比較してしまうと劣ってしまう感じは否めません。

前述に中の上と表現しましたが、不快な思いはしなかったことはお伝えしておきます。全体を通してサービスは感覚的には国内線のプレミアムクラス+αといったところに近いです。

×機内エンタテインメント/Wi-Fi

前述の通り機内エンタテインメント端末はありません。また機内Wi-Fiの準備もありませんでした。

アメニティ

毛布や枕を除く唯一のアメニティはこの専用の袋に入ったスリッパでしょうか…。

でもこれは普通に活躍します。

短い間ですが、靴を脱いでスリッパに履き替えると開放感があって快適です。

機内食

朝出発のこの便において、機内食は軽食でして、このような弁当タイプの物が提供されます。

ご覧のように中国の航空会社ながら純和風の軽食が提供されました。

この日は寿司がメインディッシュと言ったところ。

他にも割と本格的な和菓子もあったりで、海外の航空会社ながらかなり和テイスト強めでした。

旅の様子

上海までの旅路は半分日本、半分東シナ海になるのですが、前半日本部分は上空から色々な景色が楽しめます。

まず離陸後直ちに目に入るのが明石海峡大橋!

瀬戸内の島々の風景を眺め、最後に九州上空。ここから先は東シナ海へ。

東シナ海を飛んでいる間はどうやら28,000ft(=8.5km)あたりを飛行するらしく、心なしかいつもより海が近く感じました。

そして食後程なくして中国の大陸が見えて来ます。上海は本当に近いですよね!

上空から見ると贅沢に土地を使っており、やはり大陸なんだなと実感します。

到着

降機して到着ロビーに至るまで約40分かかりました。

入国審査

さて、上海に無事到着。

ここからが結構時間がかかりました。まずこの便が到着したのがサテライトターミナルでして、メインターミナルへ移動の時間が掛かります。

そして次に入国審査。

日本国パスポートの信頼もむなしく、結構しっかりとチェックされた上に質問もされました。過去の経験から言うと、カナダに次いで2番目に厳しかったと思います。

質問は覚えている範囲で下記です。

  • どこの街へ行くのか
  • 誰と来たのか
  • 何日滞在する予定なのか

私の場合、海外旅行に行きすぎてちょっと怪しいやつと思われたのかもしれません…。何故なら色々行き過ぎて、入国カードに記載しないといけない、「直近2年に行った国は?」の欄が収まらなかったから(笑)。

こんな感じで一人一人時間が掛かったので、到着ロビーに着くころには飛行機を降りてから40分ほど経過していました。

市内中心部への移動/マグレブを利用

さて、市内中心部への移動方法は色々あるのですが、バス、地下鉄、マグレブが主要な手段でしょうか。

中でもマグレブは最速で市内中心部へ向かえる手段になっています。

マブレブについてもう少し説明すると、所謂”リニアモーターカー”になります。日本で導入を進めているものと少し技術は異なるのですが、それでも乗車は貴重な体験になります。

ちなみに地下鉄なら6元程度なのに対して、マグレブは50元と言う強気の金額設定。

でも地下鉄なら1時間かかるところ、なんとマグレブなら10分かからない

そんなマグレブはこんな感じ。まずレールが無い所に近未来感を感じますね…!

座席は3×3の配列。

どんどんとスピードを上げていき、最終的に300km/hに。

30km足らずの距離をこの速度ですからすごいですよね。何と言うか日本が高度経済成長期やバブル時期に描いた新大阪から関空への新幹線を本当に実現してしまった感がありますね。

そして終点の龙阳路駅へ。

揺れもほとんどなく、新幹線と同様の快適さでした!

さて、この後はホテルへ荷物を置いて早速観光へ。その様子は次の記事にてお届けします。

次の記事

(作成中)

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