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キプロス旅行3日目はパフォスから足を延ばしてトロードス地方へ。ロフォウやオモドスといった風光明媚な村々を現地ツアーで巡る旅。
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
*旅行の内容、工程は諸事情にアレンジされていました。
ロフォウを出発したバスは次の目的地ミロメリスの滝へ。
その道のりは険しく、対向も難しそうな私なら絶対に運転したくない道を進んでいきます。
突き当りまで進んでそこでバスを下車。ここから少し歩いたところにそれはあります。
滝への道のりには約50段の階段が。
そして遊歩道を少し進むと見えてきます。
そうしてたどり着いたのがミロメリスの滝。
うん、まあ綺麗なんだけど、先日訪れた美瑛の白ひげの滝の方が私は好きですね。
▼北海道美瑛/白ひげの滝
ちなみにここにも愛らしい猫ちゃんがいます。
一緒にツアーに参加していてたカップルが猫のエサを持っており、それを恵んでもらった結果猫ちゃんが増えました。
最高過ぎる…!
ミロメリスの滝の紹介が、ミロメリスの滝にいる猫ちゃんの紹介になってしまいましたね…。
さて、先ほどのミロメリスの滝と同じプラトレス(Platres)にあるワイナリーである「ランブリワイナリー」にやって来ました。
ここではこの地方のワインの試飲を楽しめます。その対象にはキプロス特産であるデザートワインである”コマンダリア”も。
あまりワインは好きではないんですが、甘いデザートワインだけは大好き。これには期待できそう…。
1人1グラスをとって、赤の辛口から順々に甘いワインを試飲していきます。
うまく理解できたか微妙ですが、パンにオリーブオイルをつけて食べるとアルコールの摂取に良いらしい(?)
5種類のワイン。そして今回はクリスマスのおまけでブランデーとリキュールをいただけました。
大本命のコマンダリア。白でも赤でもない茶褐色の色。
その風味はなんていうのでしょうか、焦がしたキャラメルのような濃厚な甘さが広がります。
正気これ、ドイツのアイスワインに並んで大好きな部類になりました。
試飲したワインはもちろん購入可能!
ただ私の場合、帰りのことを考えると面倒くささ(カタールで外に出るなら受託荷物にしないといけないとか、本当にそれでいけるのかとか)が勝ってしまって購入はしませんでした。
一人旅じゃなかったら何人かで旅行中に空けるんですけどね…。
残念です。
ツアーですが、いよいよ終盤。
最後の街、オモドスへと向かいます。
さて、ここではランチも兼ねて2時間弱の自由時間があります。
ここからはランチと、メインの観光スポットであるティオミス・スタヴロス修道院、そしてその他街並み観光に分けて紹介したいと思います。
着いて早々ですがランチへ。
お腹が空いていたのでガイドさんおススメのこのお店にしました。ちなみにティオミス・スタヴロス修道院近くにも数件飲食店があるのでそちらに行ってみるのも良いでしょう。
私の場合、探すことより空腹が勝ってしまいました…。
メニューも結局悩んでどれがいいのかよくわからなくなりますよね。
これもおススメを聞いてムサカを差し置いてチキンケバブにしました。
ちょっと寒いですがオープンテラス席にて。
料金に入っていたのか、サービスなのかはもうわかりませんが、店員さんに「ハルミチーズいる?」ときかれたので反射的に「もちろん」と答えた結果出てきたものがこちら。
完全にちょっとした前菜です。
そしてメインの方。おぉ、思っていたより量が多かった…。
ただ、チキンは美味しかったのでよしとしましょう。
食事中には一緒のツアーに参加したほかのお客さんとちょっとした世間話をしたりして楽しみました。全部の会話が理解できた訳ではないですが…。
食後は観光へGO。
この地域での中心的でシンボルともいえる存在がこの「ティオミス・スタヴロス修道院」。
内部はかなり自由に観覧可能になっています。
そしてここだけ切り取ってみると、例にもれずファンタジー世界です。
欄干の装飾は少し凝っている様子。
修道院の外周建物の2Fには上ることも可能で、そこには色々な展示があり、ちょっとした博物館のようになっています。
絵画の部屋があったり。
レースの部屋があったりと楽しめます。
このレースはレフカラのものだったかな?行きたいけど行けなかったレフカラ…。
こちらの部屋の天井は何とも特徴的…。
修道院の祈りの場は何というのでしょうか?修道院の教会?次はそんな中心の祈りの場へ。
残念ながら写真撮影は禁止されていますのでその雰囲気を言葉でお伝えします。
まず、中に入ってみると何とも豪華絢爛な装飾が目に入ります。
宗教には詳しくないのですが、キプロスは(ギリシャ)正教会が関連する地域。その豪華さは南欧で主流であるカトリックにも似たものがあります。
正教会の特徴としてはイコン(聖像画)を崇拝することにあり、正面奥にはいくつかのイコンが並んでいます。ここではこれまで訪れたヨーロッパの教会とはまた違う雰囲気が味わえました。
なお、修道院には綺麗な公衆トイレが整備されているのもうれしいところでした。
修道院前にはメインストリートともいえるような通りがあり、カフェや土産屋などが立ち並びます。
町の通路は石畳が広がっており、なんともこちらも素敵な雰囲気。
こちらロフォウ村と同じような作りです。
そしてここにも猫ちゃんズ。
ここでも街を散策しつつ猫ちゃんたちと戯れます。
それほど頑張って探さなくても、人のいるところにはほぼ確実にいるので何とも猫好きにはうれしいところ。
猫ちゃんもいいですが、商店を見て回るのも楽しいものです。
楽しいツアーも終え、パフォスへの帰路へ。
このツアーですが、交通状況にもよりますが16時ごろにパフォスに着くようになっています。
夕暮れも近くなってきた風景を眺めながら1時間ほどのバス移動。
パフォスに到着。
通常はもともと乗車したホテルで降ろしてもらうことになるのですが、時間も早かったので港の近くで降ろしてもらいました。
恐らくルートから大きく逸脱しない限りは柔軟に対応してもらえます。
さて、トロードス地方のツアーは完了。中々個人では行けない観光地を見て回れたので大満足です。
キプロス旅行を効率的に楽しみたいのならおススメです。
この後観光はもう少し続きます。次はパフォスの古代遺跡!
キプロスのガイドブック
ヨーロッパの便利グッズ
*対応していない国もあります。
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