ドーハを出発し2つめの乗換空港クアラルンプールに到着。乗継時間で3時間の市内観光。
この記事の旅程

▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
フライト2.ドーハ=クアラルンプール
搭乗

ドーハからクアラルンプールはカタール航空の便名ではあるものの、マレーシア航空の運航便。
今度はA333になったので2x4x2の大型機。

用意されているのは枕、毛布、ヘットフォンと一般的。

マレーシア航空のエンタテインメントシステムはどうにも旧型。

機内ではWi-Fiも利用可能ですが、大容量タイプでも200MBの容量で3G回線以下の512kbpsの速度、そして料金が25USDと高すぎたので購入は諦めました。
機内食:1回目

機内食はここでも事前リクエストでVOML、オリエンタル・ベジタリアン食をオーダーしておきました。
深夜ですが出てくる以上は食べたいけどもカロリー、そして胃もたれが気になるので…。

うーん、味はいまいちかな。
機内食:2回目

食後2,3時間辛い座席で若干の仮眠を取ったのち、半ボケ状態で朝食タイム。

メインディッシュはお粥でしたがちょっぴり塩気があって美味しかった!
パンは水分低めで微妙でしたが…。

多分これスイーツなんだと思うんですが、味がない…?
到着

7時間のフライトを終えてクアラルンプールに到着。
ほとんど眠れず疲労は隠せません。

でもアジアに帰って来た実感も。
クアラルンプール空港では日本人観光客も多いのか、案内板には日本語も表記されていますね。

トイレにも行きたかったですが、我慢して入国審査に直行。

到着したターミナルはメインターミナルから離れていたので空港内電車で移動。

この先入国審査は大変混んでいました。
30分程度で外に出られるだろうと考えていると甘かった…!結局1時間かかりました…。

時刻は既に15時半。
出国にかかった時間も踏まえて滞在できる時間は19時までの3時間半と決めて観光に出発!
クアラルンプール市内中心部へ

空港からはタイパを意識するとこのKLIAエキスプレスが最強。
郊外にあるこの空港からクアラルンプール市内中心部のKLセントラル駅まで約30分で結びます。

しばらくうっそうとした地帯を走ります。
速度は150km/hも出ており、関西のJR新快速を上回るスピードで高速。

車窓の景色からはイスラム国家であるマレーシアらしさのある建物も見えます。

市内中心部に近づくと高層ビルも目立ってきて賑わいを見せてきます。

KLセントラル駅に到着。
NU Sentralのロッカーが便利

NU SentralとはKLセントラル駅付属の駅ビルのようなもの。
ここで左手に見える赤色の両替のレートが良いと知ってきてみたものの、並んでいる列で諦めて隣のATMで普通にSony銀行のデビットカードでキャッシングしました。
両替につきましては下記のブログが参考になりました。
▼(外部リンク)“ピアノと飛行機” 旅行好きな音楽愛好家のブログ/マレーシアKLセントラルSC【両替所】のレートがメチャクチャお得!

さらにこの通路の奥に行くとロッカーがあります。

このような赤いロッカーです。

レンタルする手順ですが、
となっています。
料金は20RMですが、これより大きな高額紙幣は対応していないので注意が必要。ただすぐ近くのコンビニで買い物で高額紙幣が利用できますので簡単に崩せます。
なお、2023/1の相場で1RM=30円程度なので、このロッカーかなり高級です。
そしてレンタルする際にはPINコードや色のカードは再確認画面がありませんので忘れないように注意しましょう。
市内観光
KLセントラル⇒マスジッド・ジャメ

クアラルンプールのLRT(モノレール)やMRT(地下鉄)はこのようなコイン型のトークンを利用します。
入場の際はコインの様に改札に投入するのではなく、ICカードのようにタッチします。

時間もないので近場の観光のみとなります。
まずは近くのマスジッド・ジャメ駅まで。
マスジッド・ジャメ(ではなかった)

車窓から眺める風景はイスラムの文化が感じ取れるような建物も多くありました。

マスジッド・ジャメ駅とは近くにあるモスクの名前。まずはそこへ行きましょう。

駅の通路には小さな露店が多数並んでおり、なんとも東南アジアらしさがあります。

駅を出ると特徴的な塔のある建物が目に見えてきます。

露店では何か分かりませんが甘いにおいが漂いおいしそう…。

外からのぞいた敷地の一部は荒れているようでした。
時間が無い中で調べたのでこちらがマスジッド・ジャメ…と思いきやただの廃墟のようです。

隣が政府施設なのでその名残かも。

そしてその政府施設はイスラムっぽいデザインなマレーシア観光文化省でした。
ちなみにマスジッド・ジャメは丁度反対側。
スルタン・アブドゥル・サマド・ビル/ムルデカ広場

マスジッド・ジャメ隣にはスルタン・アブドゥル・サマド・ビルとムルデカ広場もあります。

こちらの建物がスルタン・アブドゥル・サマド・ビル。

その向かいがムルデカ広場。

ムルデか広場は開放感のある公園。

スルタン・アブドゥル・サマド・ビルは正面から見ると左右対称な綺麗な建物。
英国統治時代に建てられた建物だそうで、現在も政府の省庁がこの建物を利用しているそうです。
クアラルンプール中華街

マスジッド・ジャメ駅から隣のパサール・セニ駅の間には繁華街が広がり、その中には中華街のエリアがあります。
街並みの風景を楽しみつつ向かいます。

この道が一部陥没している感じが東南アジアの雰囲気があって好き。
そして通りには情報があふれているのも良い感じです。

やがて通りには何だか中華っぽい提灯が見えてきます。

雑多な感じも含めて中華圏の雰囲気がでてきました。
關帝廟

背景には随分と近代的なビルも見えますが、手前には完全に中華の寺院。こちら關帝廟(関帝廟)と呼ばれる寺院。ちなみに關帝とは中国の武将である関羽を指します。

このような原色丸出しの寺院は台湾でよく見てきました。中華の寺院はこのように豪華絢爛なのが特徴です。こちらは割と控えめではあると思いますが。

このように周りにビルに囲まれているのもカオス感があって面白いですね。
プタリン通り (Jalan Petaling)

關帝廟の東方向へと進んでいくと商店が多くみられます。

そしてひと際賑やかなで混雑する通りに直面。こちらプタリン通り (Jalan Petaling)と呼ばれる中華街のメインストリートのようなもの。

食べ物、服、そしてアクセサリーなどが通りにあふれています。
ちなみに偽ブランドが多く売られているようで問題になっているようです。食べ物はまあ大丈夫だと思いますが身に着けるものはやめておいた方がいいかも…。きっと日本の税関で引っかかります…。

何だか昔行ったカンボジアのナイトマーケットを思い出すようで面白かった。

このような細い通りであってもバイクが普通に走っていたりするので驚くことも多くあります。
ブキッ・ビンタン/アロー通り

さて、入国に時間が掛かったため制限時間が迫ってきました。後は残された時間で夕食を頂きに!
夕食はクアラルンプール最大の繁華街ブキッ・ビンタンへ

駅を出ると多くの人で賑わっています。

大きなビルが乱立する様子でここ最近のクアラルンプールの発展がうかがえることでしょう。

さて、ここは飲食店が多く立ち並ぶ「アロー通り」。

ほとんど赤道に近いガチ南国なクアラルンプールでは、日本でも見たことのないようなフルーツが見られます。このフルーツ始めてみましたが毛が生えているようで何とも言い難い…。

もちろんドリアンもありますよ!

そして観光最後に夕食。まずはマレーシアのビールである「Tiger」を頂きます。
こう暑いとビールが進みますね。

注文した料理は牛肉の黒コショウ炒め。
思いのほかスパイシーで汗が止まりませんが、酒のアテとしては最高な料理。

ちなみにこの店、料理が出てくるのが異常に遅くて目安にしていた19時頃KLセントラル駅出発KLIAエクスプレスには間に合わなそう…。
空港へ戻る

写真を撮っている場合ではない件。
入国審査に1時間かかったことを踏まえて、出発の3時間前に着くように計算していたのに30分ほど遅れそう…。

KLセントラルで超ダッシュしてロッカーの荷物を回収した結果、何とかそれほど遅れずに済みました…。

チケットは既に持っているので直接出国ゲートへ。

結構焦っていたんですが、結局出国は10分ぐらいで済みました。なんだそれ。

出発するのは到着した時と同様、サテライトの方。残りの時間は空港でおとなしく過ごします。
フライト3.クアラルンプール=関西
搭乗+保安検査(再)

こんなこと初めてなんですが、出国審査の際に一度保安検査をしているのに搭乗ゲートでまた保安検査がありました。
この2回目の保安検査、何のためにやってるんだろうか…。

関空便も2x4x2の大型機。

準備されているグッズはドーハ=クアラルンプール便と同様でした。
座席は6,7割程度と言ったところで私の隣も空席。少しゆったり座れたのが良かったです。
機内食:1回目

殆ど夜食な機内食。今度はAVML、アジアン・ベジタリアン食を事前リクエストしておきました。

このカレーが結構いけました。ベジタリアン食なので肉に見える具材はブロッコリー!
結構ヘルシーな感じでした。
パンは微妙…。口の中の水分が持っていかれる感じ…。
機内食:2回目

それほど時間は立っていませんが、2回目の機内食。

これは何だろう…。ケチャップを付けないと味がない…。
到着(帰国)

10日ぶりの日本!
到着後はひたすら歩かされます…。しばらく進むとVISIT WEB JAPANの画面を提示するように案内があり、チェックされます。
ただバイトの子がちらっと見ているだけでQRコードをスキャンされることもないので意味あるのだろうか…。

そして帰国審査を受け無事上陸!
ちなみにピックアップした荷物の中身、ぐっちゃぐちゃ…。まあ仕方ないですね。
まとめ
今回はキプロスと言う”名前は聞いたことがあるけど場所まで知らない”ような国に旅行してきました。
キプロスは温暖で冬でも過ごしやすく”ヨーロッパの沖縄”のような国。街並みも綺麗な大変美しい国でした。もし夏に行けばマリンスポーツも楽しめることでしょう。
また、往復は60時間を超える旅でしたが、途中韓国・仁川とマレーシア・クアラルンプールでトランジット待ち時間を利用したプチ観光も楽しめました。
少し遠くて時間もかかりますが、「水曜どうでしょう」のように移動を観光にしながら旅行してみるのもいいですよ。
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