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2023年のGW(ちょっと拡張)は中欧4か国(オーストリア/ハンガリー/チェコ/スロバキア)を2週間で巡る旅。7日目最後は共産主義博物館、そしてホテル紹介。
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
「共産主義博物館」は市民会館や火薬塔とすぐ近く、駅で言うとナームニェスティー・レプブリキ(Náměstí Republiky)駅が最寄駅。
このシンプルに「MUSEUM」と書かれた建物の一角にその博物館があります。
ちょうどスーパーマーケットのBILLAの隣にその入り口が。
入り口に入って入場料を支払うと階段があります。そこからは共産主義時代を象徴する”赤い星”がのぞいています。
ちなみに入場料は380CZKなので大体2,400円くらい。結構いい値段します。
基本的には歴史に沿って共産主義時代の説明や当時の物品が展示されています。
そしてその説明の始まりは、共産主義時代の始まりよりさらに前、このチェコと言う国がスロバキアと一体であったチェコスロバキアの成立から。
こちらはチェコスロバキア初代大統領であるトマーシュ・マサリクの銅像。
民主主義体制であったこの国にもファシストの波がやってきて「ミュンヘン協定」によりチェコはベーメン・メーレン保護領(ボヘミア・モラヴィア保護領)としてドイツに取り込まれることになりました。
そして戦後、チェコスロバキアは1948年「二月事件」を経て共産主義国家へと突き進みます。
チェコスロバキアにもスターリンを称賛するような像がかつて存在したようです。
これの建築には計画7年、建設3年の時間を要しましたが、実際にその場所に存在したのは僅か7年だったそうです。これはフルシチョフが所謂「スターリン批判」を始めた結果起こったもの。
1953年6月に強制的に行われた通貨改革により50:1のレートにより好感された当時の新通貨。
これにより大変な混乱をもたらし130の反共ストライキが起こると同時に武力により鎮圧されたそうです。
JAWA 50/552と呼ばれるバイク。これらは海外にも輸出されたそうです。
オランダやデンマークに輸出されたものは速度制限を付け30km/hしか出なかったため、自転車扱いで免許証もいらなかったみたいです。
共産主義時代、西ドイツとオーストリアの国境にはこのような電子柵が用意され、容易に西側諸国へ行けないように監視されていました。
国境警備隊により監視され、280名が脱出を試みましたが、145人は射殺されたようです。
やがて冷戦は終結。
兼ねてより汎ヨーロッパ・ピクニックなどを経て民主化の兆候のあった東ドイツ。首都(東)ベルリンにあった「ベルリンの壁」はついに1989年11月9日に民衆の手により破壊。
それに遅れること数日、チェコスロバキアでも「ビロード革命」が勃発し、チェコスロバキアは民主主義国家へと戻りました。
ちなみにその後「ビロード離婚」を経て、今の様にチェコ、スロバキアの2つの国に分かれました。
この2つの国が他の国に比べ珍しいのは、大体分離するときには揉めに揉めて武力衝突することが多いですが、政治的手続きにより平和裏に分離できたことです。
歴史的にも旧ユーゴスラビアの分離時には壮絶な内紛が発生したことは記憶に新しいところです。
ここまで博物館の一部を紹介しました。情報量は非常に多いので、是非ご自身で訪れてみてください!
観光地名 | 共産主義博物館/Muzeum Komunismu |
住所 | V Celnici 1031/4, 118 00 Nové Město, チェコ |
電話番号 | +420 224 212 966 |
URL | museumofcommunism.com |
営業時間 | 09:00~20:00 |
博物館の下にあるBILLAは結構品揃えが多くて楽しいです。
日本から遠いこのチェコにおいても寿司やテリヤキなどの日本食が販売されておりちょっとうれしくなりますね。
なんか色々買っていると結構な荷物に…。
近くのナームニェスティー・レプブリキ駅で地下鉄に乗車してホテルへ。
こちらの駅構内もシンプルで洗練された感じがありますね!
駅名標のある壁は何といったらいいんでしょう…。独特なデザイン!
場所は変えてアンジェルにある今晩宿泊する「ラ ブティック ホテル」。
向かいに見えている淡い緑色の建物がそうです。
格式ある感じがしますね。ちなみに4つ星ホテル。
ただ、今回はこちらではなく別館のようでして少し場所が離れています。
場所は公開されていないので明示しませんが、ホテル本館から少し離れた古風な造りなアパート状の建物が別館みたい。
本当にアパートのようでその一部をホテルの部屋として回想しているようです。
正直なところ4つ星ホテルかどうかと言われると、この別館に関して言えば2~3つ星ホテル相当です。
また受付もないのでセキュリティ的なところには若干不安を覚えます。
ただ普通に寝泊まりする分には問題はありません。清掃も行き届いており快適ではあります。
冷蔵庫や貴重品用ロッカーもありますが、これは若干イケてない感じでした。
冷蔵庫は冷え過ぎで入れた物は凍るし、ロッカーの電子錠は初期パスワードになっていない…。これが2~3つ星ホテル相当と考える所以の1つでもあります。
バスルームには浴槽はなく、シャワーのみ。割と普通なので不満はなし。
そして夕食はサラダとこのビールたち。KOZELと言うのはチェコでも有名なブランドみたいです。
どちらも飲みやすいビールでした。
さて、チェコに到着して少し観光をしました。翌日は本格的なプラハ観光に行きたいと思います!
ホテル名 | ラ ブティック ホテル/La Boutique Hotel |
住所 | チェコ 3 728 Staropramenná Smíchov Praha, 150 00 チェコ |
電話番号 | +420 257 324 571 |
URL | laboutique.cz |
予約 | hotels.com |
チェコのガイドブック
ヨーロッパの便利グッズ
*対応していない国もあります。
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