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2023年のGW(ちょっと拡張)は中欧4か国(オーストリア/ハンガリー/チェコ/スロバキア)を2週間で巡る旅。8日目まずはプラハ城観光!
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
さて、旅は8日目、プラハは2日目です。この日はじっくりとプラハ観光!
その前にホテルで朝食を頂きましょう。
ちなみに宿泊しているホテルはアンジェルにある「ラ ブティック ホテル」。
私が滞在しているのは別館ですが、朝食は本館の方で頂きます。
さすがと言うべきか、これまでのホテルではなかったホットミールも出てきました。
そしてうれしいことに米もいただけました!
ただこれは穀物のようなくくりで出されているようで、翌日は別のもの。運が良ければ米がでてきます。
ホテル名 | ラ ブティック ホテル/La Boutique Hotel |
住所 | チェコ 3 728 Staropramenná Smíchov Praha, 150 00 チェコ |
電話番号 | +420 257 324 571 |
URL | laboutique.cz |
予約 | hotels.com |
プラハ城へのアクセスは、街中を縦横無尽に走る路面電車が便利。
ここアンジェルからは乗り換えを経て行くことが可能。
路面電車で行く場合、城前の停留所(Pražský hrad)で降りる方法と、麓エリアの適当な停留所で降りる方法があります。
何が違うかと言うと、城前は単に移動が少なくて楽、麓エリアは風光明媚な街並みを楽しみながら城へ上ることができます。よって行きは城前、帰りは麓エリアを利用すると、体力を使わずに済みますね!
そんな訳で往路は城前の停留所で降りました。
さて、城前の停留所(Pražský hrad)でおりると、そこからは火薬橋(Powder Bridge)を経てプラハ城に入場できます。
その道中では無作為に警察により検査が行われているようでしたので、声をかけられたら対応するように。
火薬橋の手前から眺めるプラハ城…、と言うか聖ヴィート大聖堂。
火薬橋の前。
プラハ城はヨーロッパらしい城と言うのは無く、王宮や教会から構成される大規模な敷地のことを言うみたいです。それはギネスブックにも「最も古くて大きい城」と登録されているくらいに。
城には儀仗兵が詰めており、微動だにしないその様子が素晴らしく。
中に入りますとそこは「第二の庭」、そして中心にあるのはコール噴水。
さて、城の敷地内を歩いて回るだけならば無料ですが、やっぱりに施設の中に入りたい!
そんな訳でお隣「第三の庭」にあり、聖ヴィート大聖堂前にある案内所でチケットを購入します。
私が購入しましたのは一番オーソドックスな「Prague Castle – Basic circuit」のチケットで250CZK(約1,600円)。
入場できる施設は表面にあるⅠ、Ⅲ、Ⅴ、Ⅷ、MK。
つまり、
Ⅰ:旧王宮(Old Royal Palace)
Ⅲ:聖イジー聖堂(Basilica of St.George)
Ⅴ:黄金小路(Golden Lane)
Ⅷ:聖ヴィート大聖堂(St.Vitus Cathedral)
MK:カレル橋博物館(Muzeum Karlova mostu)
これらの内、MKについてはプラハ城の敷地内にはなく、料金表にも記載がない事から一時的に立ち寄り可能な施設と推測されます。
プラハ城でやはりひと際目立つのがこの「聖ヴィート大聖堂」。象徴的な存在でプラハの街のどこに居ても見えます。
こちらはゴシック建築の代表的な建物で、高い天井や尖ったアーチがその証拠。
正面に見えているこの綺麗な円形の窓は「バラ窓」と呼ばれており、これも一つの特徴。
装飾も細かいところまで凝っており美しい!
さて、先ほど購入したチケットで入場。
このような高い天井とステンドグラスが大変美しく…。
この高い天井の構造はヴォールトと呼ばれており、力学的には力を分散させるような仕組みになっています。ステンドグラス、細かい装飾も多くある中、天井にはシンプルながらも機能美が隠されているようです。
もちろん見た目の美しさでもあるステンドグラスも素敵です。
ご覧のように細部にこだわり、色鮮やかなステンドグラスが聖堂内の多くの場所に施されており、目を奪われます。
このステンドグラスは日本人でも知っているアルフォンス・ミュシャが手掛けたもの!
ミュシャ(ムハ)と言えばチェコを代表するイラストレーター・デザイナーであり、日本でも誰もが一度くらいは目にしたことがあると思います。
アール・ヌーヴォーを代表する彼の作品が描く女性の絵画は大変美しいものです。
ちなみにこの後別の場所にある彼の博物館も訪ねますよ!
先ほど外から見上げたバラ窓は、内部から見るとまた違った一面がうかがえます。
外からはその美しさは伺えませんでしたが、内側からはこんなにも色鮮やかに見えます。
教会と言えばオルガン。
さすがに国を代表する教会であるからして、威厳をかけて作られたのでしょう。その巨大さには圧巻です。
他にも細部にわたって凝った装飾や像の数々も楽しめます。
内部の装飾を楽しみまして、再び外へ。こちらメインタワー。
多くの尖った塔のようなものが立っている様子はまるでファンタジーゲームのラスボスの城のようで、最終ステージにあるような終末感も…。
内部とは打って変わってその無骨さもまた聖ヴィート大聖堂の美しさです。
聖ヴィート大聖堂のすぐ東隣にレンガ色の少し小さい教会が見えます。
歴史的にはボヘミア王妃冠帯にも利用された教会なんだそう。
こちらはロマネスク建築であり、なんとなく施設内は長方形の立体が収まりそうな空間。
天井もアーチ形ではなく、このような平らな感じ。
聖リュドミラ礼拝堂。
リュドミラとは聖ヴィート大聖堂の元となった聖堂を立てたヴァーツラフ1世の祖母にあたる人物。彼女は夫のボジヴォイ1世と共にボヘミアをキリスト教国へ推し進めて行った人物として知られています。
天井のドームにある絵画も魅力的。
外に出ますと教会の立派な2つの塔も見られます。
続きましては「黄金小路」。
チェコ語では「Zlatá ulička」と書きますが”Zlatá ”は”金”を指し、それはここ一帯に住んでいた錬金術師に由来しているそうです。
現在この場所は中世の刀剣や武具等などの博物館、そしてお土産屋として機能しています。
刀剣コレクション。
アニメの世界でしか見たことのないようなレイピア!
その刀身には細かな細工が施されており、日本の刀とは違った美しさが感じられますね!
日本もヨーロッパの鎧もどこか重たそう…。全身金属で動きにくそうですね。
ちなみに奥の方には子供用と思われる鎧も。
人権云々、戦争法規などが制定されたのはここ100年ちょっとの話。当時は(どの世界でも)子供が出兵することが当たり前だったことが思い浮かばれます。
この部屋は拷問部屋ですかね。使い方を考えるだけでぞっとします…。
ここからは少しプラハ城の街並みを紹介。
まず城下町の風景。少し小高い丘にあるのでプラハの街を俯瞰して眺めることが可能です。これは丁度カレル橋の方角を眺めたところ。
奥に見えているのは「ジシコフ・テレビ塔」と呼ばれるもので、古い街並みが広がるプラハにあって少し異質に感じる造形。これはほぼ共産圏時代の終わりを迎えた1992年頃に完成した塔で、その時代を象徴するかのようなデザインです。
現在では展望台やレストラン、ホテル等が入居する複合施設としても利用されている様子。
場所は変わって先ほどの黄金小路。そのあたりから聖ヴィート大聖堂の方向を眺めた風景。
ゆるやかな坂道が続き、石畳の落ち着いた雰囲気がいいですね。
西に進みますと聖ヴィート大聖堂前にある第三の庭が現れます。
プラハ観光が初めてだったこともあり、プラハ城も一番オーソドックスな施設を巡りました。
やはりプラハ城で必ず行ってみてほしいのが聖ヴィート大聖堂ですね。荘厳な雰囲気のある建物、色鮮やかで美しいステンドガラスが見どころです。
ちなみに旧王宮(Ⅰ)も入ったのですが、こちらは写真撮影禁止と書かれていたの画像はありません。こちらは是非直接見ていただくとわかるのですが、天井の造形が大変美しいです。
次回来ることがあれば、今回回らなかった他の施設へトライしてみたい!
なお、ここプラハ城には「世界一美しい」と呼ばれるスターバックスがあります。ここからプラハの街並みを眺めながらコーヒーを飲むのも素敵ですね!
これは余談ですが「世界一美しい(世界で最も美しい)」シリーズに該当するスタバは結構存在し、その内の1つが富山県の環水公園にあったりします。実際行ってみたので参考にどうぞ。
▼富山駅近く、環水公園のスタバ
チェコのガイドブック
ヨーロッパの便利グッズ
*対応していない国もあります。
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