リスボン・ベレンの海岸線そばの観光スポットへ!【2日目】

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Daisuke

総合旅行業務取扱管理者の資格持ち。
テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

ポルトガルのリスボンからスペイン南部マラガへ寄り道しながら2週間かけて巡る旅。2日目は到着後早速リスボン観光へ。中編はベレン周辺の観光へ向かいます。

目次

この記事の旅程

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01.リスボン

ベレンへ移動

前編はバイシャ、バイロ・アルト付近の観光をしましたが、後半は少し離れたベレンあたりの観光へ向かいます。

まずはメトロでカイス・ド・ソドレ駅へ。

ここからはポルトガル国鉄に乗り換えて10分弱ほど。

ベレン駅で下車し、ここからベレンの塔、ジェローニモス修道院等を目指します。

パスティス・デ・ベレン

まずはジェローニモス修道院の方へ。

先にお伝えしておくと、諸事情によりジェローニモス修道院自体の観光は後に回ってしまいました(ちょっとした勘違いの為)。後で観光したのでその時に詳細を触れます。

それはさておき、まずは修道院近くにあるあの有名なスイーツが有名な「パスティス・デ・ベレン」を紹介します。

お店は修道院の前も通る大きな通りに面しており、修道院の東側のすぐそばにあります。

入口は2つあり、今回紹介するのはテイクアウト用の入口。ちょうど上記の画像でレーンがある部分になります。

近くによるとテイクアウト用の入口であることがわかりますね。

ところで上記の画像ではレーンに人は並んでいませんでしたね。これは11時頃の状態であり、昼過ぎにもう一度前を通ったときは結構なお客さんが並んでいました。

どこでもそうなんですが、やはり朝一番に行くと並ばなくて済みますね!

で、紹介したいのはこのスイーツ。

そう、いわゆる「エッグ・タルト」、こちらでは「パステル・デ・ナタ」と呼ばれています。

厳密にはエッグ・タルトとパステル・デ・ナタは別物らしく、我々の知っているエッグ・タルトと言うのはマカオでパステル・デ・ナタにインスパイアされて作られたものなんだそうですよ。

また、パステル・デ・ナタは別名「パステル・デ・ベレン」とも呼ばれています。直訳すると「ベレンのケーキ」となり、まさにこの地が発祥であることを示しています。

1つ1.3EURで購入。

一緒にシナモンパウダーや砂糖もいただけるのでお好みでどうぞ。

肝心の味ですが、クリームが実にとろとろで温かくておいしいです。

クリームは卵の風味がしっかり残っており、思っているほど甘ったるくもありません。

個人的には何もかけずにこのままいただくのがベストなんじゃないかなと思いました。

飲食店情報

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店舗名Pastéis de Belém / パステイシュ・デ・ベレン
住所R. de Belém 84 92, 1300-085 Lisboa, ポルトガル
電話番号+351 21 363 7423
URLpasteisdebelem.pt
営業時間08:00~21:00

発見のモニュメント

次はベレンの塔の方へと向かいます。

ジェローニモス修道院の前、プラザ・ド・インペーリオ庭園前の小道では、小規模ながらも蚤の市が開催されており、工芸品からよくわからないものまでいろいろと販売されており、ウィンドウショッピングが楽しめました。

パステル・デ・ナタの形をした置物。磁石かな?

海側に抜けると、「発見のモニュメント」が見えてきました。

ちなみに道路の隣の線路ですが、踏切が全然ありません。でもご安心ください。地下道があって反対側に渡ることができます。

発見のモニュメントに到着。

これはエンリケ航海王子没後500年を記念し建てられた大型の記念碑です。

碑は「カラベル船」とよばれる帆船の船頭を模しており、その先頭にはエンリケ航海王子、両サイド後には著名な探検家、芸術家等の像が連なっております。

左舷側。こちらの面には日本人でも歴史でよく知る、ヴァスコ・ダ・ガマやフランシスコ・ザビエルの像もあります!

ちなみに入場料を払うとエレベータに乗って上部の展望台に行くこともできるらしいです。

観光地情報

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観光地名Padrão dos Descobrimentos / 発見のモニュメント
住所Av. Brasília, 1400-038 Lisboa, ポルトガル
電話番号+351 21 303 1950
URLpadraodosdescobrimentos.pt/en/monument-to-the-discoveries/
営業時間・3~9月
10:00~19:00
・10~2月
10:00~18:00
休業日祝日
*祝日の詳細は上記URLより確認のこと

ベレンの塔

リスボアカードはチケット引換(0円)の優先窓口があります

さて、発見のモニュメントから少し西方面へ歩いて行くと、ベレンの塔があります。

この辺りの道路は綺麗に整備され、走りやすいのかランニングをしている地元の方が多数いらっしゃいました。

道中、「ベレン灯台」と呼ばれる設備があるのですが、これは一種の模型で灯台の機能はないらしいです。と言うのも先ほどの発見のモニュメント(初代*)と同様、「ポルトガル世界博覧会」の為に作られた建築物の一種のようです。
*今のものは1960年代に再建されたもの

あたりには数店の飲食店があり、ちょっとしたカフェが楽しめそうです。

さて、ベレンの塔のある、トーレ・デ・ベレーン公園(ベレンの塔公園)へ到着。

リスボアカードがあれば、無料で入場できるものの、入場券に引き換えないといけません。

よってこのチケットカウンターでリスボアカードを提示しましょう。でもこの長い列に並ぶ必要はありません

リスボアカードがある方は、この人が全然いない優先窓口を利用することができます。

お得になるだけではなく、時短もできてマジでメリットしかないリスボアカード…。

さて、ベレンの塔ですが、入場規制があります。常時入場可能なわけではなく、一定の入場人数になるようにしているみたい。

この桟橋の入口でゲートがあくまで気長に待ちましょう。それほどの時間はかからなかったと思います。

まあでもタイミングが良かったのか、私が入場するころには長蛇の列に化けていました。

ちなみに作家司馬遼太郎はこの建物の作り、つまり塔の部分(体に見える)と付随し方方向に広がる土台の部分(スカートに見える)を見て「テージョ川の貴婦人」と表現したようです。

そしてこの塔本来の用途は目の前に広がるテージョ川を行きかう船を監視するための要塞。

今も昔もテージョ川には多くの船が行きかっていたようです。

内部に入りますと、要塞の面影がしっかりと伝わってきます。

土台部分の建物にはテージョ川に向けてぐるっと360度大砲が設置されていました。

一つ上層へ上がってきたところ。

これは架橋装置の1つで、中世舞台の映画でよく見るようなあの橋を上げたり、下げたりする装置です。

次は順々に上層階へと上って行きます。

上層階はスペースが限られますので、ここでも入場規制がありました。

3階あたりだったかと思いますが、こんな感じの細いバルコニーにも出れます。

テージョ川を少し高いところから見下ろせます。

ここは4階のオーディエンスルーム。実際に座ることもできます。

最後に最上階のチャペル。天井のリブが中々細かくて凝っていますね。

その中心にはマヌエル王の権威を示すための王家の紋章が添えられているようです。

ここまで順々に下から観光してきまた。所要時間は30分と言ったところです。

最後に上ってきた階段をまた下って行きます。

途中階段に穴が開いていることに気づいてちょっとビビりました。

さて、この後はジェローニモス修道院や夕食へ行きますが、少し長くなったので次の記事で紹介したいと思います。

観光地情報

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観光地名Torre de Belém / ベレンの塔
住所Av. Brasília, 1400-038 Lisboa, ポルトガル
電話番号+351 21 362 0034
URLhttps://www.visitlisboa.com/en/places/torre-de-belem
営業時間09:30~18:00
*チケット販売は17:00まで
*最終の入場は17:30まで
休業日月曜・祝日
*祝日の詳細は上記URLより確認のこと

(参考)通常掛かる費用

リスボアカードを利用しない場合にかかる費用は下記の通りです。

観光地/交通手段費用(EUR)
前半繰り越し9.1
レスタウラドレス(メトロ)⇒ベレン(CP)2.85
ベレンの塔8.0
小計19.95

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