【2024】ジブラルタルへのアクセスや出入国審査について

この記事は約 4 分で読めます。

アルヘシラスからジブラルタルへの行き方や、最新の出入国審査の手続きについて紹介します。

目次

ポイント

  • アルヘシラス=ジブラルタル間のバスを紹介
  • ジブラルタル出入国手続きの流れがわかる
  • スペインで出入国のスタンプが押される(2023/12)

概要

ジブラルタルへの行き方は多数ありますが、最もメジャーな方法の1つといえるのが、スペインのアルヘシラスからバスを利用することです。実際にはバスはジブラルタルへ直接到着するのではなく、国境直前のラ・リネアに到着します。

そしてラ・リネアからは徒歩にて国境の方向へ進み、空港のようにスペインの出国審査とジブラルタルの入国審査を受けます。

単にこれだけなのですが、実際に行ってみると事前にネットで調べていた情報と異なることも多かったので、2023年12月時点の情報についてお伝えしたいと思います。

アルヘシラス=ラ・リネア(国境の街)間のバス

基本情報

路線M-120 – Algeciras-La Línea
運賃2.5EUR
支払方法現金で運転手へ
所要時間45分

アルヘシラスのバス停

住所C. San Bernardo, 1B, 11207 Algeciras, Cádiz
トイレあり(無料)
売店あり

アルヘシラス内でもいくつかのバス停に止まりますが、もっとも分かりやすいのは駅前にあるターミナルです。

バス停の名前は「Estación San Bernardo」や「Algeciras-Estación」と呼ばれているようです。

ここはスペイン各都市からの中長距離便も到着するターミナルでして、時間によっては多くのバスが並ぶことも…。

そんな訳で実際に乗るバスは建屋内にある電光掲示板で確認しましょう。”ANDEN”の列に表示されている数字がバスが発着するプラットフォームの番号になります。

バスには路線名や行き先も書かれていますので、そちらもしっかり確認しましょう!

売店があり、ちょっとした軽食が購入可能(朝8時頃はまだ開いていなかった)な他、無料でトイレが利用できます。

ラ・リネアのバス停

住所11300 La Línea de la Concepción, Cádiz, スペイン
トイレあり(無料)
売店あり

ラ・リネアについてもいくつか止まりますが、このターミナルがやはり国境に近く便利です。

このターミナルでは発着先ごとにプラットフォームが決まっているようでして、アルヘシラス行きのバスはこの7番でした。

なお、バスターミナル内には無料で利用できるトイレもありました。

バスの時刻表

バスの時刻表は下記のページより調べることが可能です。

▼(外部リンク)M-120 – Algeciras-La Línea/Consorcio de Transportes de Andalucía/

一点注意いただきたいのが”Frecuency”、つまり運行頻度(=運行日)はよく確認する必要があります。スペイン語になっていますので、下記に日本語の訳をまとめました。

記号意味
そのエリアには停車しません
D日曜・祝日
L-D祝日を含む毎日
L-S月曜日から土曜日の営業日
L-V月曜日から金曜日の営業日
S土曜日
S-D-F土曜日、日曜日、祝祭日

調べるのが面倒な方へ。確認してみたところ、概ね平日は30分に1本土・日・祝日は45分に1本程度の運行となるようです。

出入国審査

手続きの流れ

ラ・リネアのバス停から南に徒歩数分でジブラルタルとの国境へと到着。

ここではまさに空港で受けたかのような出入国審査を再度行うことになります。

さすがに内部の写真は取れないので、図で簡単に説明するとこのような流れになります。

ジブラルタルでの対応は事前調査の通りです。入国時は機械にも通さず、審査官がチェックして終わり。出国に至ってはノーチェックです。

一方スペイン側の対応が異なりました。具体的にはスペイン側では通常出入国のスタンプは押されないものとして認識していたのですが、実際には出国、入国それぞれでスペインのスタンプが押下されました

なお、どちらの国の出入国審査官にも質問がされることはありませんでした。VISA欄をチェックして、しっかりと記録が残っていれば特に問題ない感じですね。

スタンプについて

ジブラルタルに旅行する方はレアなジブラルタルのスタンプほしいですよね。私もそのつもりでした。

出国の際、スペインの出国印が押されるというイレギュラーに直面したことで、ちょっと動揺しジブラルタルの審査官に「スタンプが欲しい」というのを忘れてしまった…!

その代わりと言っては何ですが、スペイン(シェンゲン圏)を陸路で出入国したことがわかるスタンプをいただけました。

余談ですが、ラ・リネアは略名で、正式名称はラ・リネア・デ・ラ・コンセプション。めっちゃ長い…。

まとめ

ジブラルタルまで行く日本人観光客も少なく、情報も変化していくので2023年12月時点のジブラルタル関係の最新情報をお届けしました。

この情報も記事の公開時は最新ですが、両国政府の方針によりまた変更される可能性があります。

他の方が紹介する最新の記事やSNS等も参考にして、ジブラルタル観光に行ってもらえればと思います。

この記事の旅程

▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。

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