マルタ・タカリにはクラフトヴィレッジだけでなく航空博物館もある!【4日目】

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Daisuke

総合旅行業務取扱管理者の資格持ち。
テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

2024年の遅めの夏休みは猫の島として有名なマルタにて1週間の滞在。4日目はタカリのクラフトヴィレッジと航空博物館へ。

目次

この記事の旅程

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タカリ観光

クラフトヴィレッジ

イムディーナ、ラバトの観光を終えてタカリ(タアーリ)へ。

さて、なぜこんなよくわからない画像を載せているのか?それはバスを間違えたんですねぇ。

とは言うもののギリギリタカリの街へは歩いて行ける距離でしたので、ちょっと雨が降っていましたが頑張りました。

ちなみにこの何もなさそうな所にアメリカ大使館があったりします。謎です。

ようやく町の入口へ。

このタカリ(Ta’ Qali)と言う場所、元々は英国空軍の基地があった場所でした。1968年には撤退したようでして、そののちはこのクラフトヴィレッジやコンベンションセンター、公園などで整備した新しいエリアでもあります。

恐らく最近できたのであろうクラフトヴィレッジはまだまだ廃墟も目立ち、あまりお店は入っていないように見えます。

その中でもいくつかの店はやっていましたので行ってみることに。

ここで是非行ってみてもらいたいのはイムディーナガラスの工房兼店舗です!

お土産向けの商品はもちろんのこと、置物まで色々見て楽しめますよ!

こういうカラトリー類もいいですね。

他にもキャンドルのお店も。

どうやって使うんだろうと思っていましたが、上面の部分に芯がありました。

シンプルながらも丁寧な装飾なので部屋のインテリアに良さそうです。

観光地情報

航空博物館

場所は変わりまして、クラフトヴィレッジの少し北に「マルタ航空博物館」へやってきました。

工事車両が止まっていますが、博物館ではなく道路の工事なので特に問題なし。

まずは敷地に入って右手にある受付へ。

曜日によって営業時間が異なるみたいですので注意しましょう。

入場料金は9EUR。受付を済ませてパンフレットと入場券をもらいました。受付でスタッフさんが色々説明してくれましたがあまり理解できずでして、ニュアンス的には「ここだけじゃなく、他のハンガー(格納庫)もあるから!」という感じなのかな。

なお、ハンガーをそのまま博物館にしており、受付を済ませたすぐ先からこんな感じで世代の古い航空機たちが展示されています!

前述の通り、ここは元々英国空軍の基地ですので、そのあたりに由来のある航空機や車両が展示されていますね。

こんな近くで見物できるのは結構テンション上がります。

ちょっと記録がちゃんと取れていないので間違っているかもしれませんが、おそらくホーカー社のシー・ホークと呼ばれる艦載機ですね。

折り畳み部分のヒンジの機構を間近に確認できます。

パイロットの座席もありました。

あまり快適そうには見えないですね。旅客機のエコノミー席の方がよっぽど快適そうです(笑)。

さて、次はメインハンガーへ!

ここは中々大きなハンガーで、そこそこ大きい飛行機も奥に配置されていますね。

やはりその大きな飛行機が目を引きます。

こちらアメリカのダグラス・エアクラフト社によって開発されたC-47スカイ トレインと呼ばれる輸送機です。

第二次世界大戦中に開発された輸送機ですが、なんと今でも一部は現役の模様!

何だろうエンジンの給気口か排気口かな?レシプロエンジンらしいので、プロペラの付いている面からは吸気していないと思います。多分。

なお、この飛行機の元になったのはDC-3なのですが、ライセンス生産していた日本でも同じく軍用化された経緯があり、少々複雑です。

今よく見る航空機のように前輪に相当する部分がないので、地表にいる間は頭が上がっていますね。

翼を見てみると、エンジンの部分から滑らかに成型されており美しいです。

さて、大きい飛行機もあれば、このようなかわいらしい一人乗りヘリコプターもありあました。

エンジン類もごろごろと並べられています。

随分と近代的に見える戦闘機。こちらはFiat G.91Bと呼ばれるフィアット社製の戦略爆撃機です。

これは機銃かな?

こちら1960年代に開発された戦闘機ですが、1990年代には全て退役してしまったようです。

何やらコクピット部分だけ切り取られた飛行機が…。

こちらはBAC1-11のコクピット部分の展示物のようです。そしてそのコクピットには入って見学も可能!

アナログ計器なのが時代を感じますね。こちらも1960年代に供用開始の飛行機なので納得です。

なんというか座席は少々狭そうに感じます。

そして写真が無いのですがスイッチがいっぱいあって大変そう…。それは今も変わらないと思いますが。

航空機以外にも元は軍用車両であったであろう車両も展示されています!

これ、ナンバー付いているので普通に公道走れそうですね。そしてプレートの「RAF」とは英国空軍(Royal Air Force)の略であるのも多分こだわったところなんでしょう。

次はメインハンガーの南側の別ハンガーへ。ここには第二次世界大戦あたりの戦闘機が展示されているようです。

こちらはホーカー・エアクラフト社の「ハリケーン」。

こちらは名前はよく聞いたことのあるスーパーマリーン社の「スピットファイヤー」。

当時の戦闘機にはこのような機関銃が取り付けられていたみたいです。

ここでは紹介できなかったものも含め、他にも貴重な航空機が多くあります。航空機好きなら是非行ってみてもらいたいところですね!

観光地情報

観光地名マルタ・エイビエーション・ミュージアム / Malta Aviation Museum
住所Ta’Qali,ATD 4000,Malta GC
電話番号+356 2141 6095
URLmaltaaviationmuseum.com
営業時間■月~金曜日
09:00~17:00
■日曜日
09:00~12:00
閉館日2/10、聖金曜日、復活祭、6/29、8/15、クリスマス、大晦日、正月
料金大人:9EUR
学生/高齢者:7EUR
子供:3EUR

タカリ⇒スリマ

タカリ観光を終え、スリマへと戻ってきました。

運よくスリマ行きのバスを利用できましたが、ちょっと遠回りでしたので乗換して帰る方が早かったかもしれません。

さて、4日目は古都イムディーナやラバト、そしてこの記事で紹介したタカリを観光しました。

翌5日は首都バレッタ観光をしますが、その様子は次の記事で紹介したいと思います。

次の記事

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