【レビュー】スターラックス航空のビジネスクラスでいく台湾桃園/JX821【1日目】

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Daisuke

総合旅行業務取扱管理者の資格持ち。
テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

2024年の年末は台湾旅行で、少しマイナーなところと台南観光へ。関空から台湾桃園空港までスターラックス航空のビジネスクラスを利用したのでレビューします。

  • 関空ではファストレーン、JALサクララウンジが利用可能
  • A330neoで窓側の座席は独立型
  • 台湾桃園空港の入国審査は1時間ほどかかる
目次

この記事の旅程

出発

チェックイン

2024年の年末は台湾旅行。11月に行ったばかりなのに、また台湾です。

今回は冒頭で紹介したように、台南のほか、ちょっとマイナーで日本人があまり行くことのないであろう地域に行って意味ます。それがどこかはお楽しみに。

やはり今回もビジネスクラスでの空の旅。ボーナス様様です。

そして今回利用するのはスターラックス航空(英:Starlux/中:星宇航空)。2020年に運航開始した会社でして、台湾で最も新しい航空会社になります。

エバー航空(※記事なし)、チャイナエアラインともにビジネスクラスを利用してきましたが、このスターラックスは初めてですね!

▼チャイナエアラインビジネスクラス(2019/12)

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ちなみに余談ですが、スターラックスはエバーグループ(エバー航空の親会社)内の後継者争いによってできた会社だったりします。

それはさておきチェックインへ。

関空ではチャイナエアラインと同様のHアイランドでのチェックインのようす。右手に見えている長蛇の列がチェックイン待ちの乗客です。

それを横目に優先チェックインカウンターへ。並ばなくて良いのは快適です。

カウンターでは以下のチケット類をゲット。

  • 搭乗券
  • ラウンジインビテーション
  • ファストレーンチケット

上の2つはともかく。このファストレーンチケット。

これがあれば次の保安検査にも並ばずに優先的に通してもらえます。

画像中央当たりにある「Fast Lane」の看板がその専用ゲート。

チェックインして入国審査に完了するまでわずか18分でした!

25日なので年末年始のピークではないのですが、それなりに乗客がいたので、こういう時はビジネスクラスにしてよかったと思えますね。

ラウンジ

スターラックス航空は独自のラウンジは持っていませんが、関空ではJALのサクララウンジが利用できます。

ラウンジのレビューは下記の記事をご覧ください。

▼関空サクララウンジのレビュー

(作成中)

機内

搭乗

今回の飛行機はこちら。

こちらA330neoというエアバスの飛行機です。

なお、スターラックスはこれ以外にA359とA321neoを所有していますが、これから紹介する窓際の独立型の座席はA330neo、A359のみです。

多分機材繰りの都合で、A321neoの日もあるみたいですが、ちょっと残念な気持ちになるかもしれません。

ボーディングブリッジはビジネスとエコノミーで分かれていました。

搭乗するとまずはウェルカムドリンクをいただけました。

アップルマンゴージュースです。

座席

こちらが座席。

窓側については独立型で前後の席の配置が互い違いになっているいわゆるスタッガード式の座席です。

互い違いになっているのは、開いているスペースに後ろの席の乗客が足を延ばせるようにするため。それはもちろんこの座席がフルフラットになる仕組みがあるからです。

フルフラットにするとこのようにいい感じに収まります。

私は身長が低いので特に足元の窮屈さはありませんでした。これで毛布を掛ければ完全にベッドで寝ているような感じになります。

後方から見るとこんな冠んじ。贅沢にスペースを利用していますね。

座席周りの機能紹介。

片側のスペースにはちょうど小テーブルに使えます。そして無線充電用スペースにもなっているので、最新のスマホなら大体充電できると思います。

ただし位置がシビアなのでうまく合わせましょう。

また、左手には充電用USB端子やユニバーサルなコンセントもありますので、ケーブルをもっていればこちらを利用しても良いでしょう。

なお、中央に見えていますのは機内エンタテインメント端末の操作用コントローラとなります。

他にも座席横上のスペースに小物入れがあります。

座席につきましては電動で動作させることが可能です。

パネルを押している間だけ動くようになっていますので、好みの位置に調整しましょう。

色々ありますが、右手3つだけ使えば問題ないと思います。右から離陸着陸時ポジション、ベッドモード、読書モードとなっています。

機内エンタテインメント

機内エンタテインメント端末は大型でちょっとした一人暮らし向けの小型テレビくらいはあります。

画面はもちろんタッチパネルになっていて簡単に操作可能です。

しかしながら画面との距離が少し離れていますので、常時さわるのは面倒…。

そんな時には座席横にあるコントローラで操作しましょう。

この端末、手持ちの無線イヤホン等と接続することが可能です。

使い慣れた自分のイヤホン等と接続できるのでストレスがありません。そしてケーブルの煩わしさからも解放されます。

アメニティ

持ち帰り用のポーチ的なのはありません。

機内で使えるアメニティとしてはこのスリッパ。

先ほど紹介した小物入れの中にあるこのヘッドフォンでしょうか。

スターラックスのロゴがあしらわれたヘッドフォン。どこのブランドかは分かりませんが、きっといいやつです。

私は先ほど紹介したように自分のイヤホンを利用したので使いませんでした。

機内食

お待ちかねの機内食。

テーブルは機内エンタテインメント端末となりにあるテーブルボタンを押下することで展開されます。

といいましても全部やってくれるので、そっとしておいてもOK。

ところで機内食ですが、搭乗時に選ぶように案内をいただきます。

これらは座席前方のスペースに常設されていますので、次にCAさんがまわってくるまでにチョイスすればOKです。

アジア料理か洋食をチョイス可能でした。

洋食はビーフかシーフードでしたのでビーフをオーダー。

九州あたりにさしかかったところでしょうか。機内食サービスが開始されました。

メインディッシュはオーストラリア産ビーフに赤ワインソースをかけたものに、野菜やマッシュポテトを添えたもの。

このステーキ、本当にしっかりした味で機内食とは思えない絶品。

柔らかい肉で口いっぱいに肉汁が広がります。

前菜も凝ったものが多く、スモークサーモンと白身魚のテリーヌ。

パンにはバターを添えて。

パンもはちみつ豆乳パンと言うものでして、ほんのりとはちみちの甘さが広がります。そこに塩っけのあるバターを添えると、いつか食べたウィーンのシュニッツェル+ラズベリージャムのごとく、混じり合わなさそうに見えて、意外と調和するので美味しくいただけます。

食事と同じタイミングで注文した飲み物。

こちらはサファイア・コスモスと言う名前のオリジナルカクテルです。ジン、乳酸飲料(カルピスらしい)、ブルーキュラソー、トニックウォーターで作られており、主張しすぎない乳酸飲料の風味で、スッと入ってくるカクテルでした。

カクテルは他にも3種類あり、どちらも星にちなんだ名称でした。

ドリンク類は先ほどお見せした通りワインもあり種類は豊富。飛行中は色々楽しめそうです。(飲み過ぎないように)

そして最後にスイーツ。

色々なフルーツ。

そしてりんごシブーストケーキ。

スイーツも満足いく品々!

旅の様子

この日は天気も良い上に空気が透き通っていましたので離陸直後は大変景色が良かったです。

大阪湾上空では明石海峡大橋がくっきりと!

食後には台湾の紅茶をいただきながらまったりと雲の上の姿を楽しみました。

桃園空港に着陸するころ。

日本と違って少しもやっていました。

到着

入国審査に注意

快適な旅も終わり桃園空港に到着。優先的に降機します。

降りたところでこのカードを取りましょう。これは豚コレラが低リスクな国から到着した乗客に配布されるカードで、これがあると一部の検査をパスできます。

入国審査ですが、関空とは異なりファストレーンチケットのようなものはありません。

これが結構大変でして、年末と言うこともあってか降機して入国するまでに実に1時間かかりました。

少しでも時間短縮するために、事前に電子入国カードの登録をおススメします。これがあれば紙に書いて出さなくてよいので、そのまま列に並ぶことができます。

なお、入国審査直前に申請することも可能のようでして、そこかしこにQRコードが貼ってありました。

SIMカード

さて、入国しましたら必要に応じてSIMカードの購入もどうぞ。バッゲージクレーム(荷物受取所)か、到着ロビーで購入することが可能です。

業界大手ワンツースリーの中華電信、台湾大哥大、遠傳電信が店舗を構えています。品質はどちらも問題なく、料金体系も同じなので、よっぽど好みのない限りは空いているブースに行けばいいと思います。

次は松山空港へ移動

さて、実はこれから冒頭に紹介したマイナーな所に行くために、国内線の飛行機に搭乗します。

そのマイナーな場所と言うのが、離島である金門島!

ですが、それはこの桃園空港ではなく、台北市内ど真ん中にある松山空港にあります。

次の記事では桃園空港から松山空港へのトランジット、そしてその空の旅の様子をお届けします!

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編集:地球の歩き方編集室
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