【レビュー】中華航空CI156便の独立型座席のビジネスクラスで台湾桃園から関空へ【5日目】

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Daisuke

本業SEな総合旅行業務取扱管理者

割と行き当たりばったりな一人旅中心。基本は自由行動。たまに現地ツアーに参加。

得意分野:乗り物全般/一人旅/海外

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2025年の10月は台湾花蓮・台北旅行。帰路は中華航空(チャイナエアライン)のB777-300ERヘリンボーン型ビジネスクラスの座席を利用しましたのでレビューします。

  • 桃園国際空港ではD4ゲート付近の専用ラウンジ「VIP Longe」が利用可能
  • B777-300ERで窓側の座席は独立のヘリンボーン型
  • 出国審査はe-Gate利用可能でスピーディー
目次

出発

チェックイン

5日目は帰国日。

さて搭乗する台湾桃園空港発大阪関西着のCI156便は08:15発でして、一般的に3時間前程度に到着することが望ましいので今回は空港施設内にあるハイアットリージェンシー桃園国際空港を利用しました。

5時過ぎに空港に到着することが望ましいのですが、この時間はメトロも動いていません。
*ホテルは機場旅館站(空港ホテル駅)にあります。

しかしやはりここは「空港ホテル」。そんな時間にもシャトルバスが無料で利用できます。

第二ターミナルはすぐお隣なので5分程度で到着ロビーフロアに到着しました。

なお、この空港ホテルのハイアットリージェンシーに興味がございましたら下記の記事も参考に頂ければと思います。

▼ハイアットリージェンシー桃園国際空港レビュー

(作成中)

さて、早速チェックインをしましょう。

今回はビジネスクラス。

チャイナエアラインの場合、恐らく場所によらずこの13番のアイランドが専用のチェックインカウンターになっています。

ご覧の通りガラガラなので、列にも並ばずスムーズにチェックインを済ませることができました。

この際下記のチケットが配布されます。

  • 搭乗券
  • ラウンジインビテーション

今回は案内ありませんでしたが、荷物を預ける場合はアイランド端(保安検査場寄り)にあるモニターで荷物がX線検査を通過するのを見届けましょう。

もう何回も桃園空港を利用しているので、言われなくても分かっているはずなのにこのしきたりをすっかり忘れていました(笑)。

ちなみに出国審査ですが、去年あたりから日本人も自動化ゲートを利用できるようになりました。

おかげで爆速で出国できるようになった一方、出国スタンプも省略されたのが悲しい所…。

ラウンジ

ラウンジについては過去にも利用したVIP Loungeです。過去の記事かつ朝だったので食事メニューはシンプルなものが多かったですが、概ねサービスに変更はありません。

是非下記の記事をご覧くださいませ。

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機内

搭乗

ラウンジは今回の搭乗ゲートであるD6のすぐ近くだったので、搭乗開始時間ギリギリまでラウンジで過ごしました。

そして5分ほど前にゲートへ。

さて、今回は何度もチャイナエアラインに搭乗した中、初であるB777-300ER(B773/ボーイング)へ搭乗します!

実は帰路にビジネスクラスを選んだのは、このB777-300ERであるからと行っても過言ではないないのです。

搭乗はビジネスクラスなのでもちろん最優先(お子様連れ等除く…)!

長い列に並ぶこともなく、快適に手続き。

B777は大型機なのでビジネスとエコノミーの搭乗橋は分離されていました。

左手の”商務艙(=ビジネスクラス)”の橋を渡れるのは非常に気分がいいところ…!

座席

さて、今回のビジネスクラスの座席はこのような感じ。

どうでしょうか。今まで関西発着のチャイナエアラインのビジネスクラスは何度か搭乗してきましたが、このタイプは初めてです。

言い方は悪いですが今までは短距離向けで質素な造りのちょっと残念な座席でした。

でも今回は長距離でも利用されているような独立型の座席です。

私の座席はこちら。

エコノミークラスの倍くらいの料金ながら、3席+αぐらい独占していますよね!?

1人で2つの窓も独占可能…。

ちなみに前掲していますが、このような座席タイプをヘリンボーン型と言うそうですよ。

大型のモニタに十分すぎるスペース。

右手にある木目調の部分は端末が格納されていたり、収納スペースにもなっています。

開けてみますとそこにはコンセント、USB充電端子、オーディオ端子、そしてモニタ操作用の端末兼サブモニタが格納されていました。

ちょっと壊れているところもありますがキニシナイ!

この収納ケースは外にコードが出せる仕様になっています。

左手のひじ掛け部分は操作することにより、丁度いい高さまで上げることも出来ます。

座席の奥行きはしっかりあります。

私は身長がそれほど高くないのでフルリクライニングにしても良い感じに収まります。

座席の操作はタッチパネルで操作可能です。

機内エンタテイメント

ご覧のように前方にはエコノミーでは考えられないくらい大きいサイズのモニタが備えられています。

モニタはタッチパネルで直接操作も可能ですが、少々遠いので先ほど紹介した収納スペースにある端末兼サブモニタで操作するのがよいでしょう。

この端末は単体で機能するモードと、前方のモニタを操作するモードがワンタッチで切り替えできるようになっていますので大変便利です。

先ほども少し出てきましたが、このような専用ヘッドセットが用意されています。

こちらノイズキャンセリング機能付きのヘッドセットですので、こちらで映画や音楽を聴く際はエンジンの音がかなり抑えられます。

機内Wi-Fi

機内Wi-Fiは無料で利用可能です。

しかしながら速度は期待できません。Instagramのストーリーズに投稿を試みましたが、アップロード完了までは大変時間が掛かり、また途中で切断されました。

本気の仕事や編集には向いていませんが、軽いWEBページの閲覧や、メッセージアプリを利用する分には問題ないかと思います。

なお、接続がうまくいかない時はブラウザのキャッシュを削除するとうまくいくことがあります。

機内食

搭乗しますとまずはウェルカムドリンクの提供。ジュースでした。

この日の食事はこのようなメニューでした。

後程CAさんが食事の種類と、食事の際の飲み物の希望を確認しにいらっしゃいます。

ドリンクメニューはこちら。

最後まで台湾を楽しみたいので台湾ビールをオーダー!

メニューはリッチ感ありますね!

本格的な食事が届く前にビールとスナックが。

そしてしばらく来て食事も。

こちらは前菜。

ズッキーニらしいのですが、不思議な食感でした。

付け合わせのサラダ。スモークサーモンとヤリイカ。

ドレッシング付き。

海鮮の風味がしっかりして美味!

メインディッシュはやはり別格。

見てわかるようにヒレステーキながら見ても分かる大変脂がのっている様子。

脂でテカテカで、美味しさが伝わってきそうですよね。ニュージーランド産だそうですよ。

ここが空の上だというのが信じられない…。

ステーキは肉厚でありながら柔らかく、程よく肉汁が口の中に広がり幸せな感じになります!

このステーキだけでビジネスクラス料金の1/4くらいが回収できてそうな感じもします(笑)。

食後はスイーツも。

フルーツの盛り合わせの他、今回はハーゲンダッツのアイスクリームをチョイス。アイスクリームだけではなくケーキも選択可能です。

硬すぎてシンカンセンスゴイカタイアイスみたいになっていました(笑)。

付属のスプーンはやめておき、一緒に提供される金属のスプーンにしましょう。

と言うか金属のスプーンも通らない硬さ…。

しばらく溶けるのを待ってからいただくのが良いでしょう。

旅の様子

1人で2つの窓を独占でき眺めは良好です。離陸直前にはターミナルに並ぶ各社の航空機が大変美しく。

この日は北向きの出発でして、離陸直後には淡水付近、基隆河が注ぎ出る河口の様子が見られました。

少々遠く、雲で少しもやっていますが比較的天気も良く、台北の街も良く見えました。

目を凝らしてみると台北101も良く見えました!

基隆港の様子もしっかりと見て取れました。この先はしばらく太平洋上空を飛行。

食事も済んだ頃には日本の離島が楽しめますよ!

こちらは多分鹿児島の屋久島ですね。

こちらは種子島!この辺りまで来ると本当に関空への到着はすぐです。

鹿児島辺りから30分程度たつと高度も下げ関西空港に向けて着陸態勢に。

短い空の旅はこれで終わり。日本へ帰ってきました。

到着

もちろんビジネスクラス乗客は最優先で降機できます。

さらにこの日ついた搭乗ゲートは入国審査場に近い所でしたのでかなりスムーズに帰国できました。

問題はこの後荷物受取。ここまではスムーズだったものの、これに関しては準備が必要ですので結局15分程度待つことにはなってしまいました…。

それでも最優先で受取可能です!


今回は台北からの帰路に独立型座席を利用したビジネスクラスを利用しました。

チャイナエアラインのビジネスクラスは短距離用の座席を利用することが多く、微妙な気持ちになることも多いのですが、このB777-300ERは大変快適でした。

ビジネスクラスを利用した台湾旅行を検討している方は是非この機種の利用を検討くださいませ!

台湾のガイドブック

編集:地球の歩き方編集室
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