【3日目前編】芭蕉ゆかりの地、象潟(きさかた)や山居倉庫で有名な酒田の観光!【秋田=山形】

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Daisuke

総合旅行業務取扱管理者の資格持ち。
テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

この記事は 2021年10月02日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。

大阪を訪ねて三百里…。函館から大阪までひたすら日本海側を観光しながら電車で巡る旅。3日目は秋田から新潟まで。日本海景色を楽しみます。前編は鶴岡(山形)まで。

目次

この記事の旅程

03.大館=秋田

03-d.朝食/コンフォートホテル秋田

ホテルの無料朝食サービスがありがたいです。朝食を食べて1日を頑張りましょう。本日の移動は新潟までです。つまり山形を経由しますので、2県分の移動となります。

04.秋田=象潟

出発/09:11 到着/10:23

駅前のアーケードから駅ビルまでは綺麗に整備されています。

改札前にはなまはげのオブジェ。

まず向かうのは象潟。「きさかた」と読みます。今まで車窓風景として日本海は眺めてきましたが、今のところ海のそばには行っていません。象潟駅から海水浴場まで徒歩圏内なので、途中下車して少し立ち寄ってみます。

昨日も乗ったやつ。

ここ秋田からは、奥羽本線と羽越本線に分かれます。奥羽本線はこの先内陸を通って福島に向かってしまいますので、羽越本線の方に乗って行きます。

ここでも後で乗るための指定席を買っておきました。詳しくは後述。

3日目も天気が良くて十分景色を楽しめそうですね。

羽越本線は単線ですね。気持ちのいいくらい一直線な路線。そして意外と草木が高くて、日本海の側を通っているのに海は見えたり、見えなかったり。

青い空と青い海。ちなみに空が青いのはレイリー散乱。

一方で反対側は黄金色の田んぼが広がる。

04-a.象潟海水浴場

象潟に到着。次の電車までは約1時間なので、さっと行きましょう。

電車は特急を含めても日中帯は1時間に1本しかありません。一度逃すともう1時間待つ羽目になるので注意が必要です。青春18きっぷですと、特急には乗れませんので自動的に2時間は待たないと行けなくなります。

ここから海水浴場の方面へは一本道。

帰り際に気付きましたが自転車を貸してくれるみたいです。

とりあえず徒歩で駅前の道をまっすぐ。

ここ象潟は松尾芭蕉の紀行文「おくのほそ道」に出てくる最北の地。この印は芭蕉のたどった道を案内するものでしょうか。

10分も歩くと到着。

海水浴場の入り口。

時季外れの海水浴場は人っ子一人いません。

この人工的に作られた海水浴場からはあまり景色が良くなかったので、漁港の方に向かって南へ。限られた時間しかないので、早歩きで。

山の方は少し曇っている様子。

こちらの方がより遠くを見通せるので気持ちいいですね。

街の中を通ってまた駅の方へ戻ります。全体的に交通量も少なく静かな町です。

次の特急の特急券を買っていなかったので少し早めに戻ってきました。

無事調達できたので駅の隣にある碑のところへ。

「象潟の雨や西施かねぶの花…」とは芭蕉が象潟を謳ったもの。詩の意味を調べてみましたが私にはよく理解できませんでした…。

駅に戻ってきました。こういうのたまに見ますがまだ使ったことがない。

ご覧のように電車の本数はかなり少なくなっております。うっかり11:27を逃すと、次のは2時間後になります。

05.象潟=酒田

出発/11:27 到着/11:59

次は特急いなほです。

このどピンクの電車に乗っていきましょう。

自由席を買っておいたので、適当な座席へ。乗車率はかなり低めでした。

青い空が広がります。そして地平線の先に続く田んぼ。景色を楽しみながら次に向かうのは酒田。山形県へ入ります。

象潟もほとんど県境の街なので、酒田までは30分程度で到着。

ここ酒田のある庄内平野も東北・上信越地方の例にもれず米の産地です。ここからはそんな米の産地であることがよくわかる観光地へ向かいます。

駅前にある酒田駅前交流拠点施設ミライニで自転車を借りてきました。こちらもなんと無料で貸していただけます(ただしレンタル中の事故、けがなどは自己責任)。

施設情報(ミライニ/観光案内所)

スクロールできます
施設名酒田駅前交流拠点施設ミライニ
住所〒998-0023 山形県酒田市幸町1丁目10−8
電話番号0234-24-2454
営業時間09:00~19:00
URLmiraini-sakata.jp

05-a.山居倉庫

これから向かうのは米の倉庫である山居倉庫。駅から南南西方面にしばらく進みます。

新井田川を渡った先に見えてきます。

こちらが山居倉庫。

倉庫群の南に駐車場があります。自転車は丁度この写真の左手に停める場所がります。こちらの倉庫は現在も現役で使用されており(2022年度末まで)、その一部は土産屋のように観光施設化されています。

倉庫の西側には欅並木。

ここだけ見るとタイムリップしたような雰囲気が漂っていますね。

この欅は景観を良くするために植えられているのではなく、日本海から吹き込む風を防いだり、直射日光から倉庫を守り、倉庫を温度変化を少なくする為に存在します。

しばらく進むと山居稲荷神社。倉庫を守る神様。

神社の前の道を進むと、反対側へ抜けられます。

屋根が二重になっているのも倉庫内の温度管理のため。

山居橋。

小鵜飼船。最上川の物資輸送で重要な役割を果たした船。

山居倉庫を一回りし、少し時間があるのでもう1ヵ所観光に向かいます。

観光地情報

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施設名山居倉庫
住所〒998-0838 山形県酒田市山居町1丁目1−8
電話番号0234-23-7470
営業時間09:00~17:00
URLcity.sakata.lg.jp/bunka/bunkazai/bunkazaishisetsu/sankyosouko.html

05-b.さかた海鮮市場/みなと市場

山居倉庫から港は近く、そこにはさかた海鮮市場とみなと市場があります。

みなと市場の方の飲食店は混んでおり、数組のお客さんが待っているようでした。

さかた海鮮市場はその名の通り市場。新鮮な魚介類が並びますが、観光では買って帰られないよね…。

またその隣はフェリーターミナルになっており、そこから離島の飛島(とびしま)へのフェリーが出ています。この日の船は欠航でしたが…。

観光地情報

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観光地情報みなと市場 小松鮪専門店
住所〒998-0036 山形県酒田市船場町2丁目5−56
電話番号0234-26-0190
営業時間09:00~18:00
定休日毎週水曜日
URLkomatumaguro.com

05-c.昼食/喰居来居や 和ん

昼食はさかた海鮮市場内にある「喰居来居や 和ん(くいこいや わん)」に行きました。

この満腹ランチにしたかったのですが、残念ながら売り切れ…。

こっちの並の寿司にしておきました。

寿司は半分程度の量になってしまいましたが、これでも十分な量でした。あら汁はエビの出汁が効いて美味しかったですね。もう少し具があればさらによし。

店舗情報

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店舗名喰居来居や 和ん
住所〒998-0036 山形県酒田市船場町2丁目5−10 さかた海鮮市場 1F
電話番号0120-18-5526
営業時間【ランチ】11:00~15:00
【ディナー】17:30~※前日までの予約のみ
URLkaisen-ichiba.net/about.html

06.酒田=鶴岡

出発/13:46 到着/14:19

自転車を返してきました。ちなみに自転車置き場はミライニ前ではなく、道路を挟んで駅前にあります。ちょうど写真中央の看板のあるところあたり。

ここから13:46の電車に乗って、終点のあつみ温泉…と思っていましたが、ここで計画変更。手前の鶴岡まで向かいます。本当はあつみ温泉に行きたかったんですが、温泉街が思いのほか駅から離れており、どうもタクシーを利用しないと厳しい感じだったのです…。

次は気動車。でも随分と新しい車両でした。

ロングシートとクロスシート混合の車両。新車っぽいにおいがしました。

両サイドを田んぼに囲まれており、電車が田んぼの中を突っ切っているような感覚です。

鶴岡に到着。

駅の周りはこのような感じで観光スポットがあります。

一見歩いて行けそうな距離ですが、結構離れています。何だかんだで特に観光することはなく、近所をブラブラして終わってしまいました…。

でも次の電車は楽しめそうなので問題ないです。そして鶴岡から新潟までは次の記事で!

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