【乗車記】観光列車「天空」で行く高野山への旅【橋本=高野山】

和歌山
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南海高野線を利用し高野山観光へ。橋本と極楽橋間は観光列車「天空」を利用しました。中編は天空と高野山までの様子。

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【乗車記】南海高野線と観光列車「天空」で行く高野山への旅【天下茶屋=橋本】
南海高野線を利用し高野山観光へ。橋本と極楽橋間は観光列車「天空」を利用しました。前編は天空乗り換えとなる橋本までの様子。
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観光列車「天空」

観光列車「天空」とは南海高野線のうち、橋本駅から極楽橋駅の間の山岳エリアで運行されている観光列車。急こう配、急カーブから眺められる風景は絶景です。

そんな風景を楽しむことに特化したのがこの観光列車「天空」。

その紹介や予約方法などは下記の記事にまとめております。是非ご覧ください。

▼観光列車「天空」とは?予約方法なども説明

乗車の様子

運行形態の異なる3つのエリアに分けて乗車の様子をお伝えします。この記事では橋本=高野山間の様子をお伝えします。大阪から橋本までの様子は前の記事をご覧ください。

天空への乗車と車内の様子

橋本駅へ到着しましたら、まずは予め予約しておいた天空の指定券を購入します。

同じホームにある天空専用に設けられた指定券引換所のブースで、予約番号と氏名を伝えると購入できます。

いつもの簡易的な指定席券。

ちなみに座席指定はできないのでどこの席になるのかはお楽しみ。この日は乗車率が低かったので、ほとんどの方が進行方向右手側の、より景色が楽しめるほうの座席になっていたと思います。

橋本駅に到着した際は、先発する急行極楽橋高野山行の邪魔になるので隣の留置線に停車されていました。

先発列車が出発すると、切り返してホームへと戻ってきます。

戻ってきた天空は、後から見るといつもの急行列車のようですがこちらは自由席。こちらは指定席券が無くても乗車可能。

前から見た天空。1970年に供用された22000系再々改造して生まれたのがこの列車です。

外装内装は綺麗な列車ですが、もう50年近く運用されていると思うと感慨深いものがありますね。

その証拠というか、製造年月日は昭和45年(西暦1970年)でした。

南海ロゴの隣にある、「ZOOM CAR 2258」とは、もとあった22000系(1度目の改造後は2200系)が山岳エリア対応のズームカーであることに由来し、“2258”の”22″は2200系、”58″は高野山の”こーや”を表しているそうです。

さらに50‰(パーミル)と言う表記は、この勾配が最大50‰と言うことを表しています。”‰”が分かりにくいと思いますので分かりやすく言うと「1,000m進む間に50m上昇または下降する」と言うことです。”%”(=百分率)に0が一つ多いので”‰”は千分率とも。

天空のロゴもまた赤に生えて綺麗。

私が乗車するのは1号車。見方によっては0に見えるので一瞬迷いました…。

車内の座席はテーブル席以外、景色の良い進行方向右手に向かっています。

進行方向左手の座席は少し高くなっており、景色が見やすくなるような配慮がされています。

テーブル席はグループで乗車した際には歓談を楽しめることでしょう。ただ、原則座席指定はできませんので、予約の際にご確認くださいませ。

2号車後方(橋本側)の一部には一風変わった展望デッキ

もともと扉のあった部分の扉を取っ払って、かわりに柵を設けることで展望デッキとして取り扱っているようです。

危ないので顔や手を外に出さないように。

ちなみにこの部分は空調がございませんので夏はかなり暑い!この日の橋本市の気温は31℃ということもあり、早々に撤退しました(出発前だけど)。

2号車も中心部分の座席は、若干の差異はあるものの1号車と同等。

3号車以降は自由席なので普通の車両。2号車後方からはその様子が見て取れます。

車内で頂ける乗車記念。

裏面は専用スタンプの台紙になっているほか、その道中で景色が楽しめるスポットが矢印で記載されておりますのでとても便利です。

橋本=極楽橋

さて、天空1号は定刻10:40分に発車。出発するとJR和歌山線と離れたかと思うと、大きな右カーブに代わり、和歌山線の下をくぐって抜けます。

紀ノ川を横断。

和歌山市方面を眺めます。少し雲量が多いですが、青空もあり良かった。

紀ノ川を渡りますと、川に沿って進路を和歌山市方面へと取り、九度山駅までは橋本の街並みが楽しめます。

比較的緩やかな道のりですので、まだまだ普通の列車と違いはありません。

九度山駅の手前では少し高い位置から紀ノ川周辺に広がる街並み、緑あふれる風景、そして奥には大阪との県境を成す和泉山地の山々が楽しめます。

九度山駅に到着。駅内には「おにぎりスタンドくど」があり、ちょっと気になったり…。これはまたの機会に…。

▼(外部リンク)おにぎりスタンドくど

くど|九度山駅おにぎりスタンド
おにぎりスタンド『くど』​は、南海電鉄九度山駅の構内にある、おにぎり販売を中心とした次世代の売店です。

九度山駅から少し進むと進路を南に取り、険しい山々の間へと。

さてさて、山岳エリア仕様のこの電車が本領を発揮するのは高野下駅あたりから。

これまでとは変わって、車輪が甲高い音を立てて、急なカーブをゆっくりと上昇していきます。その曲率の高さはこの写真からもわかることでしょう。1号車に乗車している私ですが、後方3両目と4両目がしっかりと写真に収まるくらいカーブしています。

いくつものカーブとトンネルを抜けてさらに高度を上げていきます。トンネルは記憶が正しければ橋本駅から極楽橋駅までは23個あると聞いたような?

下古沢あたり。

所々で列車交換のために上り列車とすれ違いますが、駅もカーブしているので停まる電車もカーブしている訳で…。そんな様子が連結部から伝わってきました。

相変わらず急なカーブ。

所々、木々の切れ間からは街の集落が見える風景も。

こちらもカーブな駅、紀伊細川駅。

極楽橋駅一つ手前の紀伊神谷駅。レトロな座席が見えますね。

ちなみに地図を見てみると、割とマジで駅以外に何もない、秘境ともいえる駅でした。それは次の極楽橋駅もそうですが…。

もうすぐ極楽橋駅ですが、随分と高度を上げてきました。橋本駅からは実に443mも上昇

この赤い橋が見えると南海の鉄道線としては終着な極楽橋駅です。

到着。

駅には山岳エリアにも対応し車両も非常に少ない31000系の特急「こうや」が停止していました。まあ非常に少ないというか、編成で考えるとこの1編成分しかない、大変貴重な電車だったりします。

ここまで約40分、ゆったりとしたペースで進む天空で景色をしっかりと楽しめました。

ここからは引き続き高野線の本当の終点である高野山駅を目指し、ケーブルカー(南海鋼索線)へと乗り換えていきます。

極楽橋=高野山

雑誌やWEBでよく見るこの風景は、極楽橋駅の鉄道線側の天井だったのか…。

こちら「はじまりの天井絵巻」と言い、複数のアーティストが極楽鳥や高野山ゆかりの動植物などを描いているようです。

それはさておき、隣接するケーブルカーホームへ。

駅舎内は2020年7月のリニューアルにより随分と綺麗になりました。

この小さな川はやがて丹生川と合流し、紀ノ川に注ぎ込む不動谷川。赤い橋が先ほども見えた「極楽橋」。その名から分かる通り、実は極楽橋駅の由来だったりします。

ケーブルカーのホーム。こちらの天井には極楽鳥や干支、様々な縁起物をかたどった絵が描かれているようです。

右手には「極楽鳥の願掛羽」。4種類の願いに応じた羽があり、願い事を書くと叶うかも!?

1枚100円で、ここでは赤か白が選択可能。それ以外の2枚は限定されたものであり、その内の1つは何と天空でしか買えないようです。

▼(外部リンク)2020年7月極楽橋駅リニューアル/otent

2020年7月 極楽橋駅リニューアル。高野山入口の新スポット | 大阪・和歌山のおでかけ情報otent(おてんと)
聖域と俗世の境界が「極楽橋」。ひと足ごとに心が洗われる聖地への旅は、極楽橋駅からはじまります。参詣道歩きの思い出になるグッズ販売もリニューアル。

駅もリニューアルされましたが、ゴンドラも新しくされました。

車内も駅舎同様、鮮やかな絵が天井に描かれていますので目で見て楽しめます。

ケーブルカーはCWA社製。ゴンゴラベンダーとして有名なスイスの会社で、最近では横浜にできたYOKOHAMA AIR CABIN(公式HP)もこのCWA社製なんだそう。

画像では伝わりにくいですが、非常に急勾配であることが前面からは見て取れます

ちなみに画像中央の黄色い設備の少し先にクマのような黒いものが見えました。実際に高野町はツキノワグマ生息地なので間違いはないかと思います。またついでに言うと、復路は鹿が見えました。

ここから高野山方面へは歩道もあるみたいですが、こんなこともあるので割とおススメはしません。

途中下りのゴンドラとすれ違いました。

高野山駅までは5分の道のりですが、ここでも高度を一気に300mほど上げました。

高野線終点の高野山駅へと到着。ここから高野山観光が始まります。

ここから高野山の寺院エリアへはバスで移動。

寺院観光の様子は次の記事で紹介したいと思います。

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(執筆中)

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