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この記事は約 5 分で読めます。
北海道は札幌を起点、稚内を終点とし縦断する旅、さらに北海道までは大阪/京都からフェリーを利用する長時間フェリーの旅。2日目は小樽までのフェリー旅と札幌への移動。前半はその内フェリーでの夕食まで!
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
さて、ここから乗船する新日本海フェリー「はなます」の乗船の様子や船内設備については別記事でまとめました。詳しくは下記もご覧ください。
▼新日本海フェリー「はなます」乗船レビュー
さて、舞鶴東港から乗船した翌朝7時半ごろ。
どこに居たかと言うと能登半島沖とも佐渡島沖ともとれるようなところ。まだ半分も進んでません。
そしてこんな本土から離れた所にいるものですからスマホの電波は届きません(docomo、KDDI共に)。
オープンデッキに出て、辺りを見渡すとどこを見ても水平線しか見えません。そんな所を航行しています。
オープンデッキは本船の後方に位置し、一部は屋根付きで雨が降ってもある程度外の景色が楽しめそうです。
そして同時にここは唯一外に出られる場所。
乗船時に通って来たサイドデッキもありますが、そこには入ることはできません。と言うのも前の記事で紹介したように最高速度30ノットを誇るこのはまなすは高速フェリーの部類であり、サイドデッキは強風が吹き危険なので出られないようになっています。
1日目に撮ったものですが、ご覧の様にあらゆるサイドデッキへの出入り口は閉鎖されています。
そんな訳でここオープンデッキは唯一外気に触れられる場所になっていますので、航行中は景色を直接見る事も目的として幾度となく来ることになります。
さて、前述の通り一面水平線のある景色かつスマホの電波も届かないエリアなので出来ることも多くなく、その中でも楽しみになるイベントの1つが食事!
早速レストランへと向かいます。
はまなすのレストランは一般的なフードコート形式。
カウンターで注文すると呼び出しベルを渡されるので、鳴動したら自身で取りに行きましょう。
なおレストランはオープンデッキに接する部分に位置しており、ご覧の様に雄大な日本海を眺めながら食事がいただけます。
フェリー価格なので多少高めになっていますが、注文したこの和食プレート(950円)は朝ご飯にピッタリなあっさりとしたおかずの多い定食でした。
よりリーズナブルに済ませたいのであれば、かけうどん・そば(450円)や、胃に優しそうなお粥セット(450円)も良いでしょう。
20時間に及ぶ長い航海の中でイベントの1つとなっているのが、小樽港を同じような時刻に出発した姉妹船である「あかしあ」とのすれ違いです。双方の航海が順調であればおおよそ10時前がその接近ポイント。
広大な日本海をぽつんと孤独に進む旅ですが、相互に連絡を取り合っているであろう両船は中間地点にて視認できる範囲ですれ違いします。
そんな姉妹船を真っ先に視認できるのが、ここ本船の前方に位置するフォワードサロン「ミルキウェイ(Milky way)」。
外には出られませんが、進行方向の景色が良く見える展望室になっています。
すれ違いについては船内放送でも案内があります。
非常に分かりにくいですが、画像中央左部分に少しその様子が見えてきました。
やがて段々と近付き、すれ違う時には警笛を鳴らし、鳴らされた側はそれに対して返礼として警笛を鳴らします。
オープンデッキに移動。舞鶴東港へと向かう「あかしあ」を見送ります。
そしてここですれ違うと大体その航海の半分。まだまだ道(?)は長そうです。
娯楽の少ない船内では、乗客を飽きさせないためにもイベントが開催されています。
私が乗船した月はクロスワードパズル大会が開催されていました。
この開催時間である08:30~14:00と言うのが実にうまくできており、この時間帯はスマホの電波が届かない時間、つまりググって答えを探すようなズルが出来ないようになっています。
フェリーに関する問題から一般常識を問う問題まで色々あり、船内にあるパンフレット等の資料も参考にしながら答えを探しました…。
このクロスワードパズル大会には多くの乗客が参加されており、そこかしこで悩む乗客の姿が見て取れました。
なお、イベントについては定期的に変更されますので詳しくは新日本海フェリーの公式HPでもご確認ください。
特にやることもなく朝風呂に入ってサウナで整えました。
さて、昼食時分の12時ごろになりますと随分と進んだように思えます。場所は青森県沖と言ったところでしょうか。
さて、楽しみの1つである昼食メニューはこんな感じ。
特製ザンギプレートにしました。
ザンギとは北海道での鶏のから揚げの呼び名。半チャーハンとのセットですが、以外にもお腹いっぱいになります。
隣のオープンデッキから景色を眺めますが、しばらくこのような景色が続きそうです。
13時半ごろの様子ですが、何やら島が見えてきました。
場所はこんなところでどうもパッとしませんが、先ほどから見えている島は渡島大島(おしまおおしま)。これは北海道に属する無人島でもあります。
小樽まではまだまだかかりそう…。
昼もやることが無いのでまたまた大浴場のサウナへ。高温のスチームサウナはそこらのサウナよりもよっぽど快適に過ごせます。
サウナの後は失われた水分をカフェ「ギャラクシー」にて注文したアイスコーヒーで補います。
そして15時ごろ、今度は有人島の奥尻島が見えてきました。
ここでしばらく断絶していた電波が復活しました!これでしばらくの間続いた電波デトックス(?)も終了です。
奥尻島に接近して以降は比較的沿岸部を航行しますので電波は途切れることはありません。
インターネットは利用できるようになりましたが、やはり娯楽は少ない訳で、次のイベントなるのは夕食!
夕食は普段からサラダや肉を中心とした糖質控えめ、タンパク質メインな食事を心がけている私は、セットメニューではなく、単品のサラダや冷ややっこを注文。
夕食を頂いたのは17時半ごろ。いよいよ小樽は近くなって来ました。
1日目前半はここまで、後半はここから札幌のホテル宿泊までをお届けします。
京都のガイドブック
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