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旧暦10月は新暦のおおよそ11月頃。そんな旧暦10月は神無月ですが、出雲だけは神在月!神様が集まる出雲大社へ観光!まずは出雲大社への道中の風景をお送ります。
旧暦10月と言えば通常は「神無月(かんなづき)」と呼ばれています。
「神無月」においては日本の神々が出雲に集まりますので、その名が表す通り”神様のいない月”になりますが、逆に出雲は神様が集まるので「神在月(かみありつき)」となります。
Wikipediaによると、
(伊勢神宮・内宮に居る天照大御神以外の)神々が出雲に集まって翌年について会議するので出雲以外には神がいなくなるという説は、平安時代以降の後付けで、出雲大社の御師が全国に広めた語源俗解である
神無月/Wikipedia
と記載があり、身も蓋もなく、夢も希望もない感じがありますがおおよそ1,000年以上も前からそれが語り継がれているのなら意味があるのだと信じたいです。
そんな訳で今回は格式高く、良縁成就で有名な出雲大社(いずもおおやしろ)へ。言い方は悪いですがコスパの良い時期にお詣りしたいと思います。
大阪から出雲へは飛行機もバスもありますが、旅を思い付きで決めた場合はどちらも費用か時間がネックになってきますので、新幹線+JR特急が安定です。
そしてちょっぴりお得なJR西日本が運営するe5489で「eきっぷ」を今回利用しました。これはJ-WESTカード会員である必要もありますが、e5489は便利なので紹介しておきます!
▼一人から利用できるe5489商品
ちなみにここは新大阪駅新幹線中央口。eきっぷの発券には注意が必要です。
さきほどの新幹線中央口はJR東海のテリトリーで、券売機はJR東海エリアを含まない今回のようなルート(新大阪=出雲市)ではeチケットの発券は不可です。
「大阪なのにJR東海?」とか思うかもしれませんが、新幹線駅は新大阪駅より東はJR東海で、西がJR西日本の管轄なのは事実なので仕方ない…。
と言う訳で発券は在来線東改札口そばの「みどりの券売機」へGO!
無事きっぷの発券が完了。
eきっぷの良いところは直前まで予約変更可能なこと。ただし発券すると変更はできないので注意。
まずは岡山までは新幹線で参りましょう。
所要時間は約50分程度で名古屋へ行くのと大差ない感じ。
N700系車両で、指定席にすると2×2、場所によっては1×2配列の座席でゆったりとしたスペースがあり快適です。
さて、岡山に到着。
乗換の岡山駅の新幹線ホームでは随分と懐かしい車両も…。
岡山駅の新幹線と在来線の乗り換えは非常にスムーズに行えます。
そしてここから出雲市まで乗車する「特急やくも」はこんな車両。
10~20年前までは関西でも多く見られましたが、今はもう見る事もない旧国鉄車両で味の深い車両です。
個人的にはこんな感じに先頭車と中間者を連結させた「はいはい、とりあえず繋げたらいいんでしょ」みたいな投げやり感が大好き。
もちろんAC電源なんてものはないですが、ピッチはそこそこあるので座席自体は快適です。
さすがは神在月の出雲。日曜の下りの便なのに座席は満席でした。
岡山から出雲市までは約3時間の旅。
11月頃となると紅葉が楽しめる季節であり、少しずつ色付く山々の景色を楽しみながら進めます。
やがて日本海側に近づくと大山隠岐国立公園(だいせんおきこくりつこうえん)付近に迫り、その中でもひと際目立つ大山の見える風景がおススメ!
少し雲がかかっていましたが、それでも素晴らしい景色です。
米子に到着。
前回の旅行ではこちらで下車して境港まで足を延ばしましたね。
▼境港/米子観光
松江への道中では一部の地域で「中海」という名の湖の風景。
そして松江以降は宍道湖の風景が楽しめます。
なお、この日の宿泊は松江であり、出雲大社から松江まではこの対岸に走る電車に乗車します。その様子は後程お届けする松江編にて!
電車はまもなく出雲市へ到着!
出雲大社の近くまでは一畑電車か路線バスが便利ですので早く着く方を利用すればよいと思います。
今回も前回と同様一畑電車を利用することに。
去年乗車(2021)したときの違いとしては、きっぷ購入に電子決済が利用できるようになっていたことでしょうか。
なお、出雲大社前駅までは500円です。
出雲市の市街地は本土側の山と北側にある島根半島の山の間の平坦な地にあります。
乗り換えの川跡に近づくにつれて、島根半島の山の風景が近くに。
その川跡では、恐らく出雲大社帰りであろうお客さんが多数待っていました。基本的には出雲市を発つ電車は松江行きなのでその帰りかなと…。
ちなみに一部の出雲市発は出雲大社へ乗換不要な電車。そちらは前回乗車しました。
川跡で乗り換え出雲大社へ。進行方法左手は田園風景が多めです。
出雲市からは約20分。大阪からは5時間弱の旅路でようやく目的地の出雲大社近くへ到着!
次の記事で神在月時分の出雲大社の様子をお届けします。
島根のガイドブック
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