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この記事は 2019年08月26日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。
2023年は土・日・祝限定で、5/23(水)から11/5(日)の運行です
2018年7月、淡路関空ライン(関空=洲本)が復活の1年後、又もや廃止になったニュースは記憶に新しいですよね。そんなルートですが、どうも深日=洲本で利用できるらしいとの情報をゲットしたので、今回挑戦してみました。現在進行形で温泉にはまっているので、洲本温泉にも行き、ついでに自転車をレンタルしてサイクリングもやってみました。
「深日」と書いて、「ふけ」とよみます。
復活した洲本行き高速船ですが、関空からではなく大阪府岬町にある深日港から出発となります。
復活と言いましたが、実は仮復活状態。
このように地域振興の目的から社会実験の一環として期間限定の航路になっており、今年度は2019/10/27まで土日祝限定で運行するようです。実績としては過去二年にも実施していたようですね。
乗船は予約優先となっており、HPから行います。
予約は本当に予約だけで、支払いはHPですることはできませんので当日港で現金で支払います(カード不可)。
最寄り駅は「深日港駅」。
この深日港駅は中々南海沿線民でも行かない南海多奈川線にあり、みさき公園駅で乗り換えます。
こんな感じのワンマンローカル電車で深日港駅までは2駅4分のとても短い旅。まあ終着の多奈川駅までは6分の本当に短い路線なんですが…。
駅を降りると直ぐに案内板があるのでそれに従い左折します。港までは徒歩3分と非常に近いです。
まずは乗る前に観光案内所の「さんぽるた」で予約したチケットを購入する必要があります。
料金は1500円。
こちらが今回乗る高速船のINFINITYで、洲本港までは55分の船旅です。
ここでは地域振興の目玉でもある淡路島でのサイクリングを楽しむために、多くのサイクリストが自慢のクロスバイクを持ち込んで乗船しています。
船の乗船率は4,50%程度と言ったところでしょうか。これなら予約しなくても乗れましたね。
そして船はやがて洲本港へ。
目的としては洲本温泉なんですが、この辺りの温泉旅館は大体12時以降に開くので、それまではサイクリングでもして風景を楽しみます。
レンタル自転車は洲本港の近くですと、洲本バスセンター内の観光案内所で借りることができます。
急な坂道もありますので、今回はスポーツタイプの電動自転車を2,000円(4時間)で借りることにしました。
あ、自転車の写真を撮るのを忘れました!痛恨のミス…。利用する自転車はこのシリーズ(多分XM1)。
まずは洲本城へ行きますが、山の上にあるので早速電動自転車の本領を発揮し、クロスバイクのサイクリストを横目にスイスイ山道を登っていきます。
城からは洲本の温泉街を見渡すことができます。
ところでサイクリングの目的地を決めていなかったので、自転車レンタルと温泉の時間を考えて「淡路ファームパークイングランドの丘」に向かい途中風景を楽しむことにしました。
途中すき屋によって朝ご飯。
淡路ファームパークイングランドの丘は洲本港からは10キロくらいの距離で1時間弱くらいの道のりとなっており、道中は田園風景が広がる長閑なところです。
やっと到着。
中に入ると時間の余裕がなくなるのでちょっと休憩するだけとしました。
こちらのトイレは施設の外側にもあり、誰でも利用できる状況にもかかわらず、非常に綺麗に掃除がされており快適です。サイクリングのトイレ休憩スポットとしても最高ですね。
電動自転車と言えどフルアシストではないので、それなりに疲れるし汗もかきます。
こちらの直売所では飲食もできるので、水分補給がてらイチジクのかき氷をいただきました。水分を失った体に染み込んでいきますね。
ここからは折り返し、洲本港の方へ向かいます。
そして今回入浴する温泉はあの「ホテルニューアワジ」の内湯!
大阪の皆さんは子供のころからCMの「ホテルニュ~ア~ワ~ジ~♪」が染みついてますよね!?
もっと渋い感じのおじさんの歌声が思い出ですが、最近は何かかわいい子が歌ってる!
20年越しにあの頃気になっていたホテルニューアワジに行くことが来ました。
さて、日帰りの温泉の利用は1,800円になります。
駐車場の方で係員の方に声をかけたところ、受付まで案内していただけました。さすが高級ホテルですね、このような細やかな対応が素晴らしいです。
▼(外部リンク)ホテルニュー淡路
お風呂は”淡路棚田の湯”、浴室内は上記公式ページを参考に。
この棚田の湯は大阪湾を見渡せる景色のいいお風呂で、一番上段の浴槽はお湯を下段の浴槽へオーバーフローさせています。
上段の浴槽に使っていると、水面の反射で淵のないお風呂に使っているようです。丁度琵琶湖テラスのようですね。
イメージはこんな感じ(参考:びわ湖バレイ)。
洲本温泉はもちろんのこと、赤いお湯の古茂江温泉も楽しめます。
貸し出しの4時間を少し過ぎてしまったので、オーバーした分の清算を申し出たところ「少しですので今回は大丈夫です」と仰っていただきました。ご厚意に感謝。
少し遅めですが、近くのレストランでお昼ごはんとしました。
生しらす丼!
透き通るような銀色の新鮮なしらすは非常に美味です。
また、セットにはサラダバーが付いており淡路島産の玉ねぎなどが食べ放題!女性にはうれしいサービスですね。
自転車を返却した洲本バスセンターの近くに洲本市民公園があるのですが、その中にひっそりと、でも特徴的な銅像があります。
なんとドラゴンクエストの記念碑!
「なぜこんなところにドラクエの銅像が?」と思われるかもしれませんが、シナリオライターである堀井雄二氏の出身地がこの洲本市だからなんです。
スライム!
ちなみにドラクエはプレイしたことがない…。
食後にデザートが食べたくなったので、出発前から気になっていたCafe maaru(かふぇまある)のバウムクーヘンを頂くことにしました。
そういえば先月はバウムクーヘン発祥の地、ドイツ・ザルツヴェーデルへ行った来たところでした。
お店は洲本港の畔にあります。
[店舗名]Cafe maaru(かふぇ まある)
[住所]〒656-0022 兵庫県洲本市海岸通1丁目7−19
この日は新聞みたいなメニューから特製バウムクーヘン「フォンダンショコラばぁむ」を選択。
お皿にはラズベリージャムとソース、そしてバウムクーヘンがお洒落な盛り付けで来ました。
バウムクーヘンは外はカリっと、中はふわっと。そして中心部に盛り付けられたフォンダンショコラはバウムクーヘンを崩すとじゅわっととろけでます。冷たいブルーベリーともマッチします。
海岸のあたりをぶらぶらしつつ、出発1時間前には余裕をもって港へもどり、帰りのチケットを購入します。往復利用する場合は帰りの船のチケット料金は150円割引が効いて、1,350円となるのもうれしいですね。
ここではお土産は全然売ってないので洲本バスセンターがおすすめです。
ここにはロッカーもあるので、ちょっと大きい荷物があったりした場合は置いておけますね。ただし24時間営業ではなく、22時までがリミットなのでそれまでには荷物を引き取るようにしましょう。
出港10分くらい前には登場の手続きが始まり、帰りもこの船で55分かけて深日まで戻ります。
深日に着くころには綺麗な夕焼けが見られるような時間になっており、30kmほどのサイクリングもあいまってとても眠い。
今回は土日祝限定の深日洲本ライナーを利用して洲本温泉とサイクリングの旅でした。
今年はまだもう少し運行しているのでもう一度くらい、今度は洲本温泉のホテルで1泊するような日程で行ってみたいです。
兵庫のガイドブック
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