【2020】南海電車謎の支線、高師浜線に乗る

この記事は約 4 分で読めます。

大阪市からもほど近い高石市は南海本線羽衣駅。ここから南海の支線である高師浜線が運行されています。2駅だけの支線ですが、行ったことがないので散策してみました。

この記事はまだ高架化されていない頃の懐かしい思い出となります。
高架化された後の様子はこちらの記事をご覧ください。

目次

高師浜線

南海本線には4つの支線(空港線は支線ではないらしい)が付随しています。4つの支線とは、加太線・和歌山港線・多奈川線・高師浜線です。

加太線は友ヶ島に行ったとき、和歌山港線は先日南海フェリーに乗ったとき、多奈川線は淡路島に高速船でいったときに利用しました。

今回は残り1つ乗ったことのなかった高師浜線に乗って沿線を散歩してきました。高師浜線は羽衣駅から分岐し、伽羅橋駅、高師浜駅と全部で3駅、そしき路線距離は1.5kmと南海本線に付随する支線の中で1番短い距離です。

▼加太線/友ヶ島

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▼多奈川線/深日洲本ライナー

【19’期間限定】大阪から洲本まで高速船があるらしい。楽々温泉旅行とサイクリング

▼和歌山港線/南海フェリー

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羽衣駅⇒高師浜駅乗車

羽衣駅は絶賛高架工事の真っ只中。本線下りが高架で、本線上りと高師浜駅線は地上ホームという半端な状態です。

この高師浜線も高架事業の対象で、羽衣駅から伽羅橋駅間が高架化されます。2021年5月から3年間、なんと電車の運行を止めてバス代行になるみたいです。地上部分を走る高師浜線はあと1年ほどで見納めですね。

そんな高師浜線の乗り場は現在は上りホームの南側に3番線として存在します。

路線は単線でワンマン運行。

以外にも本数は日中3~4本/日と頻繁に行き来しています。

出発するとすぐに上り本線から離れていきます。

分岐すると既に高架化されている部分に上っていきます。カーブ&駅間が狭いこともあり、全体を通してスピードは遅めです。

高師浜駅

わずか3分程度で終点高師浜駅に到着。ホームは結構広いです。

階段を降りるとトイレ、改札があります。

こちらの窓口は有人でした。きっぷも変えるのすが、乗車駅証明書もあります。

駅前には自動販売機もあります。

駅名プレートの下に綺麗な模様があります。もともとステンドグラスだったようですが、経年劣化による損傷が広がりそうだったので取り外し、今はレプリカで強化樹脂製のプレートに置き換えられたようです。ちなみに元のステンドグラスは高石市に寄贈されたそう。

高師浜駅=伽羅橋駅沿線

駅を西側からみた風景。

この高師浜駅は住宅地のど真ん中にあり、西側には臨海スポーツセンター、北側には浜寺公園があります。

ここから羽衣駅方面に向かって歩いていきます。

高架ではありますが、かなり低く感じますね。そして高架の下は駐車場となっており有効活用されています。

少し高架の高さが上がりました。伽羅橋駅方面へは高架下が途中から遊歩道になっています。

 

伽羅橋駅の少し手前。

伽羅橋駅前商店街。この通りを進むと駅の入り口が見えてきます。

伽羅橋駅

商店街を進んだところに駅。

入場券と初乗り運賃が同じなので割高感がすごいですね…。

丁度高架下に駅が作られています。こちらの駅の窓口は無人でした。

もちろんエレベータやエスカレータもなし。

トイレあるんですが男性トイレは割と丸見え…。

高師浜駅に比べるとホームが狭くてコンパクトです。1時間に上下最大8本やってきます。多分電車の乗務員代わってないと思うので、なんだか目が合うと気まずいですね。

伽羅橋駅=羽衣駅沿線

伽羅橋駅近くの高架下は駐輪場として整備されていました。ここからしばらく高架下に遊歩道が沿って行きます。

伽羅橋駅を過ぎると高架がまた下がってきます。

しばらく羽衣駅方面へ歩いていくと踏切が見えてきます。高師浜方面から来た電車です。この辺りが高架化されるところです。

線路を挟んで行ったり来たりしてますが、羽衣駅南側の踏切を再度横断。

西側のまだ整備されていない入り口。東側はJR東羽衣駅へのペデストリアンデッキ等供用開始されています。

羽衣駅

羽衣駅に戻ってきました。

下り線のホームは供用されています。向かいの上りホームはまさに工事中。

南端まで歩いて南方面をのぞいてみると、何やら意味ありげなスペースがありますね。

ここから高師浜方面に向かう高架が設置されるのでしょうか。

反対方向を見てみても、何やら”3番線”になりそうな気配がありました。

まとめ

高師浜線はほかの支線とは少し毛色が違い、住宅地のど真ん中にある生活感あふれる支線でした。

来年から工事が始まると、しばらく高師浜線を走る電車は見納めです。そして完成することには踏切もなくなっていることでしょう。

学生時代から使っていた南海電車。その風景が変わっていくのもまた時代が一つ過ぎていくことを実感させられます。

南海支線沿線シリーズ

汐見橋線(*高野線の一部)

高師浜線

多奈川線

加太線

そのうち…。

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Daisuke
SE/ソロトラベラー
得意分野:乗り物全般/一人旅

趣味とその延長で取得した旅行業務取扱管理者の資格を活用し、テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

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