WordPressで特定のタグを非表示、色変更する設定

この記事は約 6 分で読めます。

WordPressのタグクラウドで、細かすぎて表示させたくないタグがあったのでそれを非表示にし、なおかつ特定のジャンルのタグの色変更をした時のメモです。

目次

タグが少々多すぎる

2022/09/05 追記
Cocoonの”本文中”への広告設定において目次下、つまり最初のH2タグ手前の広告のみを削除する方法を紹介!
こちらの記事(リンク)も参考に!

つい先月、地図から記事を探せるようにするため、下記のような仕組みのページを作りました。

遠歩き。
404: ページが見つかりませんでした | 遠歩き。 大阪・関西を起点とした国内・海外への旅行!現地の情報や旅行に便利な情報をお届けします。他にもブログ運営に便利な情報も!

地図の国や都市をクリックするとその国の記事に飛ぶようにしているのですが、そのリンク先はタグを利用しています。

ドイツは何度も旅行していたので、ドイツの地図を用意して都市名タグを振っていたのですが、タグクラウドにそれが出てきてしまって見にくくなってしまいました。

もう一つ見にくいのが、国・都市名のタグとジャンルのタグ(“電車”とか”予約手配”とか)が入り混じっていてこれもちょっと区別する必要があるかなと思ったところです。

今回は

・特定タグの非表示

・特定タグの色変更

を行います。

ちなみにテーマのアップデートで消えないように子テーマのfunction.phpに追記していきます。記載方法にミスがあるとサイトが落ちたりするのでfunction.phpのバックアップはしっかりしておきましょう。

特定タグの非表示

参考になったのはコチラの記事

▼(外部リンク)WordPress ウィジェットのタグクラウドのカスタマイズ方法/ブログ工房

http://wp.kikuchisan.net/wordpress_tagcloud.html

こちらの記事でも挙げられていますが、ポイントはもとからある機能に引数をマージしてあげること。私も最初は体裁が崩れてしまい困っていました。

マージする部分は上記記事の通りで問題ないのですが、私がドハマりしてうまく反映できなかったのがタグの表示除外部分です。

除外には、

'exclude' => XXX
/*XXXはtag id*/

このようにexcludeを利用し、複数ある場合は「,(カンマ)」で区切ります。当初は、

/*誤った例*/
'exclude' => 1,2,3,4

このように記載しておりましたが何故か反映されず、いろいろ触った結果うまくいった方法が、

/*うまくいった例*/
'exclude' => '1,2,3,4'

tag idの羅列の前後に「‘(シングルコーテーション)」でくくることです。

これでうまくタグは非表示になりました。 除外IDにドイツ都市名を振っているtag idを指定し、御覧の通りジャンルのタグと国のタグになり多少すっきりしました。

function.php記載例

function my_widget_tag_cloud_args($args){
    $cargs = array(
        'exclude' => '1,2,3,4,5'
    );
 $args = wp_parse_args($args,$cargs);
 
    return $args;
}
add_filter( 'widget_tag_cloud_args', 'my_widget_tag_cloud_args');

特定タグの色変更

function.phpの調整

タグの整理は完了しましたが先ほどの通り国名のタグとジャンルのタグが混ざっていてよくわからないです。

今回はジャンルのタグの方のCSSに上書きを行うための設定をしました。こっちはfunction.phpでもWordpressの画面から行えるカスタマイズ機能の「CSS追加」どちらでもできます。

function.phpであればリスクは伴うものの

・指定のページのみCSSを読み込む

・ページごとにCSSを変更する

などが行えたりします。

今回は標準機能の「CSS追加」で設定できることを完全に忘れており、function.phpでやってしまったのでそちらの方法を記載します。

function.php記載例

function tag_cloud_css_override(){
		wp_enqueue_style(
		'tag_cloud_css',
		get_stylesheet_directory_uri() . '/css/tag_cloud_override.css'
		);
}
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'tag_cloud_css_override' );

少し解説

こちらはCSSを読み込むための仕組み。

’tag_cloud_css’は任意の名前でOKです。これは読み込む順番を気にするときに引数として利用しますが、今回は特に気にしなくても大丈夫です。

CSSは子テーマのCSSフォルダに適当な名前を付けて配置し、名前をしてしてあげればよいです。

CSSの調整

CSSはChromeの開発コンソールとにらめっこしながら調整していきます。

マウスオーバーで適当なタグを指定し、右のコンソールでどのようなCSSが適用されているのかを確認しつつ、色変更をして様子を見てみます。

このサイトは「COCOON」というテーマを利用しておりまして、そのテーマのCSSに対して上書きを行っています。

CSS記載例

/*
CSS記載例
数字部分はスタイルを変えたいタグのID
*/
.tagcloud a[class*="tag-link-1"],
.tagcloud a[class*="tag-link-2"],
.tagcloud a[class*="tag-link-3"]{
	background:#2fbeff;
	color:#fff;
}

.tagcloud a[class*="tag-link-1"]:hover,
.tagcloud a[class*="tag-link-2"]:hover,
.tagcloud a[class*="tag-link-3"]:hover{
	background:#88daff;
}

少し解説

数字部分はタグのIDです。

今回はイメージ的には「既存の色設定を反転させる」となっています。どのような色を指定するかは人によって好みがあるので割愛しますが、今回のポイントはこの部分。

a[class*="tag-link-1"]

属性セレクタを利用して色変更したいタグを指定していきます。

このようにaタグの中にclass属性があり、なおかつタグごとにことなる値(タグID)が含まれていることに着目して指定してあげます。

ここで「class*=」の「*(アスタリスク)」は「指定の文字列を含むこと」を意味しており付与しておかないと上書きが適用されません

もし「class=」で書くのであれば、

/*あまり良くない*/
a[class="tag-cloud-link tag-link-1 tag-link-position-1"]

この書き方で適用されますが、この”tag-link-position-1″はタグが利用されている記事数によって末尾が”-2″とか”-3″へ変わってしまうのでお勧めできません。

最終的にはこのようになりました。

まとめ

ビフォーアフターはこのような感じで、だいぶすっきりしましたね。

もうちょっと頑張って国名のタグとジャンルのタグを綺麗に分離してみたいのが今の希望です。

次回の課題としておきます。

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