【4日目後編】富良野・美瑛ノロッコ号でゆったり富良野へ【旭川=富良野】

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北海道は札幌を起点、稚内を終点とし縦断する旅、さらに北海道までは大阪/京都からフェリーを利用する長時間フェリーの旅。4日目は美瑛と富良野の観光。後編は富良野ラベンダー観光。

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07.富良野・美瑛ノロッコ号/美瑛=ラベンダー畑

美瑛から約30分程度、このノロッコ号に乗車してきました。

そしてここはこのノロッコ号しか止まらない臨時駅であるラベンダー畑駅

ここラベンダー畑がこのノロッコ号の走る時期のみ開設されるのは、付近にラベンダーの美しい施設が多くあるため。

その中でも最も駅から近く、有名なラベンダー畑があるのが「ファーム富田」です。

はっきり言ってファーム富田専用駅と言っても差し支えありません。

帰りもノロッコ号に乗るのなら、時間に注意が必要です。上下1日6本しか止まらないので…。

07-a.ファーム富田/CAFE RENE

早速ファーム富田へと向かいます。

渡った線路は先が見えないほどの一直線であり、北海道らしい風景!

ファーム富田は割とすぐ近くにあり、ここで下車する乗客の目的がそこなので、不安でも一向に一緒についていけば問題ありません。

富良野川を渡って右手に進めば到着です。丁度画像の右手に見えている三角屋根の建物が入り口のあるあたり。

この駐車場の部分から園内に入場可能。

さて、この広大な敷地の中にはラベンダーを始めとしたさまざまな植物が植えられており、またラベンダーを原料とした商品、それは食べられるものも食べられないものもですが色々と販売されています。

さっそくラベンダーを。と行きたいところですが、昼ご飯を先に頂きたいと思いこのCAFE RENE(カフェルネ)へ。

店内は開放感のある作り。

昼食のメニューはこれも北海道らしいジャガイモを利用したものが多そう。

ドリンクについては、ここファーム富田のラベンダーを活かしたものがほとんどですね!

カフェ奥にある、小さなラベンダー畑も見られるカウンター席を確保。

こちらのカフェは商品の注文を済ませた後、自分でカウンターに取りに行くフードコード形式です。

注文しましたのは「北海道産越冬じゃがいもメークイン男爵のカレー」。

ごろっと大きなじゃがいもが入っています。

目に見える具材はじゃがいもだけであり、ここまでじゃがいも推しなカレーは初めて頂きました。

そしてホクホクのじゃがいもが美味しいカレーでした。

店舗情報

店舗名カフェ ルネ
営業時間・土日/10:00~16:00
・平日/11:30~16:00
・ランチタイム/10:30~14:30

07-b.ファーム富田/花畑

これから花畑を見て回りますが、荷物が邪魔なのでCAFE RENEの隣、花人の舎にある無料ロッカーに預けておきます。

北海道と言えど、夏は最高気温は30℃程度ある訳で、直射日光の下を歩くのは中々厳しいところ。

ですが園内にはこのようなポプラ並木もあり、日陰の中を歩きながら花畑の様子が楽しめるようになっています。

こちらはポプラ並木東側にある「倖の畑(さきわいのはたけ)」に植えられたラベンダー。

ラベンダーといっても色々種類があるらしく、ここには4種類のラベンダーが植えられており、このように一面紫の絨毯が広がっています。

並木反対側には「花人の畑」。

こちらには色鮮やかな植物が植えられており、四季彩の丘のように綺麗なグラデーションが楽しめます。

ラベンダー畑も良いですが、その視野を広げる東側には大雪山系の山々の峰も見られます。

畑を挟んで反対側には「ポプリの舎」。

その隣「蒸留の舎」ではラベンダーを実際に加工しており、その様子を眺められます。

職員の方が施設内を移動するための原付だと思いますが、こちらも紫に染められており統一感があります。

更にその裏手にあるのが「トラディショナルラベンダー畑」。

こちらのラベンダー畑がその昔、国鉄のカレンダーになったことで、富良野のラベンダーの存在が広まったようです。

ちなみに私、十数年前の記憶を呼び起こしたのですが、ここに来たことがありました。修学旅行で!

あの時はラベンダーのラムネを飲んだなぁ。等と大変懐かし思い出を呼び起こしています。

それはさておき、iPhoneの接写機能と言うのはすごいですね。ラベンダーの花弁は非常に小さいのですが、ご覧のような撮影が可能でした。

全ての畑を回るのは中々大変なのでこの辺で。

観光地情報

観光地名ファーム富田
住所〒071-0704 北海道空知郡中富良野町基線北15号
電話番号0167-39-3939
URL(外部リンク)公式HP
営業時間公式HP参照のこと。

07-c.とみたメロンハウス

ファーム富田に入る際に何かあるなと気になっていた向かいの「とみたメロンハウス」。

折角なのでこちらも観光。

その名がします通り、富良野メロンが販売されています。

産地という特性もあり、このような贈答にぴったりなものから少し傷があるけどお値打ち価格のB救貧まで販売されております。

他にもメロンを活かしたスイーツも販売!

値段は忘れてしまいましたが、富良野メロンのスムージーをいただきました。

夕張メロンのような赤い果肉が特徴的な富良野メロン。スムージーの上にはアイスクリームやメロン果肉も乗っており、なんともお得で3度楽しめる一品。

なお、こちらの直売所は営業日が6月~9月とメロンの収穫時期となっており、4ヶ月程度しか開いていないお店なので夏がチャンスです。

店舗情報

店舗名とみたメロンハウス
住所〒071-0714 北海道空知郡中富良野町宮町3-32
電話番号0167-39-3333
URL(外部リンク)公式HP
営業時間6~9月(メロンの収穫時期による)
09:00~17:00

08.ラベンダー畑=富良野

さて、本数の少ないノロッコ号に乗って富良野へ。

このチョーク書きの行先がいかにも臨時駅の雰囲気があっていいですね。

見た目普通ですが、後の方に機関車が付いており、実はそちらがこの列車の動力の全て。

まあバックしているみたいな感じ。

古い車両を活かしたこの観光列車にはストーブもオブジェとしてついていました。

しばらく富良野の風景を楽しみます。

この小川、富良野川を渡りますと終点富良野はもうすぐ。

滝川から続いている根室本線と合流。

列車はようやく終点富良野へ到着。

ちなみに富良野駅まで来たわけですが、それはラベンダー畑に止まる列車が少ないことと、富良野線を制覇したい義務感に駆られて乗車したので特に観光は考えてませんでした。

折り返しノロッコ号に乗車すれば早いのですが、あの列車には冷房がないので次の普通列車にのることにしました。それまでの時間は観光と言うか付近散策へ!

このような田舎の繁華街の風景も好きです。

ここ富良野は「北海へそ踊り」で有名。

なぜへそ踊りなのかと言うと、ここ富良野が北海道の地理的な中心、つまり”へそ”ともいえる場所だから。

祭りとしての歴史は浅く、まだ50年くらいですが。

ブラブラして駅に戻ってきて、隣にある「ポッポブリッジ」へ。

まあただの線路をわたる連絡橋なんですが…。

ただ景色は良好なので時間があればどうぞ。

ちなみに北海へそ踊りは7/28と7/29に行われるそうです。丁度来たのが7/30でしたから見られなかったのはとても残念です…。

09.富良野=旭川

待ち時間に北海道を代表するガラナを購入。

味は何といったらいいのでしょうか、なんとも独特で”比較的飲みやすいドクターペッパー”といった感じですね。

クセは少ないですが、こちらも好みが二分されそうな商品でした。

さて、普通列車がそろそろ来るようです。

旭川から乗車したときは1両でしたが、今度は2両の様子。

乗車率は低め。

もちろん先ほど乗車したラベンダー畑駅はこの普通列車でさえも通過します。

夕暮れの日差しが西側から差し込み眩しい…。

ゆったりとした普通列車の旅で終点旭川へと戻ってきました。

さてさて夕食を購入し、宿泊しているホテルテトラへ。

駅前では何やら楽しそうなフードフェスタが開催されていましたが、食べ過ぎると良くないので見送る…。

もうすぐ日が沈みそうですね。

4日目は美瑛・富良野観光でラベンダー畑や北海道らしい波状丘陵の景色を楽しみました。

5日目はいよいよ最北の地稚内へ!

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Daisuke
SE/ソロトラベラー
得意分野:乗り物全般/一人旅

趣味とその延長で取得した旅行業務取扱管理者の資格を活用し、テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

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