ベネチアからリド島経由でキオッジャへ。ヴァポレットチケットを買う Day5

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Daisuke

総合旅行業務取扱管理者の資格持ち。
テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

この記事は 2017年07月09日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。

目次

ベネチアの対岸

キオッジャはベネチアから丁度南の対岸にある街です。

まずはベネチアの島の部分に向かいますが、宿泊したホテル(ホテルチェントラーレ)の前にバス停があったのでそこから出発。チケットはタバッキで購入可能でベネチアまで1.5ユーロです。

実はベネチアとキオッジャはとある魔術の禁書目録というアニメ(ライトノベル)の聖地で、丁度アニメ二期14、15話でベネチアとキオッジャが舞台になっています。

海外の聖地は情報も少なく、行き方など難しいとおもいますので参考になればです。

ところでベネチアのバス路線図が本当によくわかりません。初見で乗るものじゃありませんね。

今回はホテルから2番のバスで終点のVeneziaだったのでどうにかなりました。

お得なヴァポレットチケットを買う

超満員バスに揺られること30分弱でベネチアへ到着しました。

ベネチアは自転車すら乗り入れが禁止されており、もっぱら移動はヴァポレット(Vaporetto)と呼ばれる水上バスが主流です。

このヴァポレットですが、29才以下の若者であれば割安で時間チケットを買えます。

バスでベネチアへ乗り入れた場合、最寄りのヴァポレットの停留所は「P.le Roma」になりますが、目の前にヴァポレット運営会社「ACTV」のチケットオフィスがあります。

通常料金は下記の通り。

種類金額
24時間券21ユーロ
48時間券30ユーロ
72時間券40ユーロ
※2017年時点

ただ先ほど申し上げた通り、29歳以下の方は「ローリングヴェニスチケット」とのパッケージを購入することにより、72時間チケットを28ユーロで購入することができます。

2日ベネチアを利用することが確定していますので、その時点で2ユーロお得なのです。3日なら言わずもがな。

また、ローリングヴェニスチケットはパスポートの提示が必要です。

いざキオッジャへ(行き方)

今回買ったのは72時間券で、遠く離れたキオッジャまで有効なのです!便利!

ルートですが、ブログをいくつか参考に以下のようなルートで行きました。

1.No2/No1のヴァポレットで終点のLidoまで(No2のLido行きは季節運行)
2.Lidoで下船し、No11のChioggia行きのバスに乗る。
3.途中南側の島へ渡るためバスごとカーフェリーへ(船に乗ったら降りられるけど着くまでに戻ること)
4.バスが終点に到着したら同じNoで運行されるヴァポレットへ乗り換え。
5.Chioggia到着!

大体こんな感じで、時間にして大体2時間半くらいかかります。ちなみに陸路電車でも行けますが同じくらいかかります。割と近いはずなんですが普通に大阪=東京くらいの移動時間…。

このルートのポイントはNo11のルートの最後でヴァポレットへ乗り換えること。後は基本乗りっぱなしでOK!

乗り換えのタイミングは案内を聴き取れなくてもみんな降りるのでわかると思います。

キオッジャ到着

そんなこんなでキオッジャへ着きました。

降りた港の前にはカフェ、レストラン、バーが並んでいます。

なんというリトルなベネチア。

こちらはゴンドラこそないですが、水上タクシーなど健在で、水路の街なんだと思わされます。

親子連れがボートで橋の下を駆け抜けて行きました。

そういえばアニメの劇中で運河をバリバリ進んでましたね!

ステキな街並み。

観光名所が沢山あると言う訳ではないですが、街を散策することが楽しくなる街です。特に大きなメインストリートではなく少し路地へ入っていくと生活感溢れ、雰囲気でお腹いっぱいになりますね。

これこそ旅の醍醐味ではないですかね。

キオッジャ自体は広いですがカルティエリ島のあたりが一番雰囲気の楽しめますね。

陸の方の観光案内所まで行ったのですが、閉まってました。残念。

2、3時間散策し、帰路につきました。帰りは逆のルートですね。

ホテルへの帰りは電車で

ベネチア到着後、帰りは電車で帰ることにしました。海外のバスは結構難しいので…。

リド島からはタイミング的にNo1のヴァポレットになりました。降りるのはFerrovia、ベネチアサンタルチア駅の目の前。

その後向かう先は電車で1駅、隣のベネチア・メストレ駅です。

本日はキオッジャを冒険しました。リトルなベネチアは綺麗な街並みでした。

どうでもいいことですが帰りにスーパーで飲食物をピックアップしてレジに持っていったら、有人カウンターは一つしかない上に話し込んでて進まないので無人カウンターを使用しました。

日本でも無人カウンターを使ったことのない私、案の定わからない!親切なシニョーラが助けてくださいました。グラッツェ!

明日は旅の山場、アルプス越えです。一番不安なところです。

次回更新はどこで書こうかな。電車は夜遅いのです。うまく乗れることをお祈りくださいませ。

では。

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