ベネチアの対岸
キオッジャはベネチアから丁度南の対岸にある街です。
ホテルの前にバス停があったのでそこから出発。
チケットはタバッキで購入可能でベネチアまで1.5ユーロです。
実はベネチアとキオッジャはとある魔術の禁書目録というアニメ(ライトノベル)の聖地で、丁度アニメ二期14、15話でベネチアとキオッジャが舞台になっています。
海外の聖地は情報も少なく、行き方など難しいとおもいますので参考になればです。

ところでベネチアのバス路線図が本当によくわかりません。初見で乗るものじゃありませんね。
今回は2番のバスで終点のVeneziaだったのでどうにかなりました。
お得なヴァポレットチケットを買う
超満員バスに揺られること30分弱でベネチアへ到着しました。

ベネチアは自転車すら乗り入れが禁止されており、もっぱら移動はヴァポレット(Vaporetto)と呼ばれる水上バスが主流です。
このヴァポレットですが、29才以下の若者であれば割安で時間チケットを買えます。
バスでベネチアへ乗り入れた場合、最寄りのヴァポレットの停留所は「P.le Roma」になりますが、目の前に運営会社「ACTV」のチケットオフィスがあります。
通常、
料金 | |
24時間券 | 20ユーロ |
48時間券 | 30ユーロ |
72時間券 | 40ユーロ |
なんですが、
「ローリングヴェニスチケット」
を購入(6ユーロ)することにより、72時間チケットを22ユーロで購入することができますので合計28ユーロです。
2日ベネチアを利用することが確定していますので、その時点で2ユーロお得なのですよ。3日なら言わずもがな。
チケット類はバス停のすぐ近くの売り場で購入できます。ローリングヴェニスチケットはパスポートの提示が必要です。
いざキオッジャへ(行き方)
今回買ったのは72時間券で、遠く離れたキオッジャまで有効なのです!便利!
ルートですが、ブログをいくつか参考に以下のようなルートで行きました。
1.No2/No1のヴァポレットで終点のLidoまで(No2のLido行きは季節運行)
2.Lidoで下船し、No11のChioggia行きのバスに乗る。
3.途中南側の島へ渡るためバスごとカーフェリーへ(船に乗ったら降りられるけど着くまでに戻ること)
4.バスが終点に到着したら同じNoで運行されるヴァポレットへ乗り換え。
5.Chioggia到着!
大体こんな感じで、時間にして大体2時間半くらいかかります。ちなみに陸路電車でも行けますが同じくらいかかります。

ポイントはNo11のルートで最後の最後でヴァポレットへ乗り換えること。後は基本乗りっぱなしでOK!
乗り換えはみんな降りるのでわかると思います。
キオッジャ到着
そんなこんなでキオッジャへ着きました。

降りた港の前にはカフェ、レストラン、バーが並んでいます。

なんというリトルなベネチア。
こちらはゴンドラこそないですが、水上タクシーなど健在で、水路の街なんだと思わされます。

親子連れがボートで橋の下を駆け抜けて行きました。
そういえばアニメの劇中で運河をバリバリ進んでましたね!

街並みが好きです。
観光名所が沢山あると言う訳ではないですが、街を散策することが楽しくなる街です。
特に大きなメインストリートではなく少し路地へ入っていくと生活感溢れ、雰囲気でお腹いっぱいになりますね。
これこそ旅の醍醐味ではないですかね。

キオッジャ自体は広いですがカルティエリ島のあたりが一番雰囲気の楽しめますね。
陸の方の観光案内所まで行ったのですが、閉まってました。残念。
2、3時間散策し、帰路につきました。帰りは逆のルートですね。
ホテルへの帰りは電車で
ベネチア到着後、帰りは電車で帰ることにしました。バスが本当によくわからないので…。

リド島からはタイミング的にNo1のヴァポレットになりました。
降りるのはFerrovia、ベネチアサンタルチア駅の目の前です。
向かう先は電車で1駅、隣のメストレ駅です。
本日はキオッジャを冒険しました。リトルなベネチアは綺麗な街並みでした。
どうでもいいことですが帰りにスーパーで飲食物をピックアップしてレジに持っていったら、有人カウンターは一つしかない上に話し込んでて進まないので無人カウンターを使用しました。
日本でも無人カウンターを使ったことのない私、案の定わからない!親切なシニョーラが助けてくださいました。グラッツェ!
明日は旅の山場、アルプス越えです。一番不安なところです。
次回更新はどこで書こうかな。電車は夜遅いのです。
うまく乗れることをお祈りくださいませ。
では。
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