2023年のGW(ちょっと拡張)は中欧4か国(オーストリア/ハンガリー/チェコ/スロバキア)を2週間で巡る旅。4日目午前は伝統あるエステルゴムの街へ。
目次
この記事の旅程
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
03.ブダペスト
朝食/アーベル・ペンションホテル
旅は4日目、そしてハンガリー滞在は3日目。
この日は少し遠出をしてエステルゴムと言う街に向かいます。表題の通りエステルゴムはハンガリーの中でも伝統的な街なので是非行ってみたいと思っていました。
とりあえずホテル(というかペンション)で朝食。
こちらのホテルでは1つのテーブルを多くの客で囲むスタイルなので、気を使う前に席について食事をした方がよいでしょう。
チーズやハムはスタッフさんが、パンや飲み物は自由に自分でとるスタイル。
リーズナブルなホテルやペンションは場所問わず基本冷たい食事です。たまには温かい朝食も食べたくなりますよね…。
(スレート通り=ブダペスト西駅)
さて、腹ごしらえも完了したところでこの日向かうエステルゴムへ向かうべく、ブダペスト西駅へ。
駅舎は少し修繕工事中。
エステルゴムへは郊外列車に乗車して1~1.5時間ほど。
国際列車も発着する立派な駅で、駅舎に入って中心部分は主に国際列車、そして郊外行きのローカル列車はそのサイドから出発するようです。
実際に停まっている列車はZSSK(鉄道企業体スロバキア)の車両で行き先はスロバキアさえも通り越してチェコのプラハまで!
なお、国際列車のきっぷは窓口でしか買えませんが、国内列車なら券売機でも購入可能。
さて、私の乗車する郊外行きの列車はこちらです。
1番線からエステルゴム行きの列車が出発するようです。それにしても床が低いせいかより列車は大きく感じますね。
ブダペスト西駅=エステルゴム駅/Wi-Fiあり
客車内は結構綺麗です。
列車内にはコンセントがあり、移動中も充電可能。ただし位置が高いので結構使い辛い…。ACアダプターが重いと落ちてくるので注意が必要です。
なお、車内ではフリーWi-Fiである「MAVSTART-WiFi」が利用可能。
アップロード速度は約6Mbps、そしてダウンロード速度は12Mbpsくらい出るので、普通にインターネットで調べ物をするのであれば問題ない速度を確保できています。
列車は定刻に出発。
しばらく走ると都会部を離れ、随分と長閑な風景へと移り変わっていきます。
Wi-Fiの接続状態もよく、この後の旅の予定を調べるのにも便利。
そしてエステルゴムへ到着。
04.エステルゴム
駅から大聖堂へはバスが便利(降車/Esztergom, Béke tér)
さて、ここエステルゴム駅は市内の中心部からやや離れています。歩いていけなくもないですが、効率を考えると路線バスを使うのが圧倒的に良さそう。
そんなバス乗り場は駅ホームの向かい!
さて、このバスの乗り方ですが行先を伝えて事前に支払うシステム。
難易度が高そうに見えますが、観光スポットに行くのは結構簡単。乗車しての流れとしては…
わたし
I want to go to Basilica!
(バジリカに行きたい!)
わたし
以上!
“バジリカ”とは大聖堂のことであり、大聖堂とはもちろん「エステルゴム大聖堂」。
こんな簡単なやり取りで決まります。
必ずしも英語が通じるとは思いませんが、とりあえず小銭で200~400 Ft持って行って「バジリカ」と伝えてそっと差し出しましょう!
支払い後はレシートをくれるときもあればくれないときもあります。
2両連結バスなので結構眺め。降りるときは降車ボタンを押せばOK。
直ぐに市内中心部へ。
バスの利用をおススメする点としてもう1つは、エステルゴム大聖堂が少し小高い丘の上にある為です。つまり往路は坂を上る必要があるということ。
それなりに距離もあり、体力は削られますのでやはり有効活用しない手はないでしょう。
大聖堂は「Esztergom, Béke tér」と言うところで下車しましょう。
エステルゴム大聖堂
バスの停留所はエステルゴム大聖堂のすぐそば!綺麗なドーム型の塔を目指します。
近付いていくと段々とその大きさがわかってきます。
「caput mater et magistra ecclesiarum hungaria」と書かれているのはラテン語。
これは初代国王イシュトバーン1世がこの地で戴冠し、ハンガリー始まりの地であったことに由来しているようです。これの意味するところは「ハンガリー教会の首座、母なる者、そして教師」という意味であり、宗教的にも重要な場所であることが示されています。
エンタシスは見事なものであり、中々写真では伝わりにくいのですが、その圧倒する姿は中々のもの…。
正面の玄関っぽいところからは入れませんが、その装飾はシンプルながら細部の細工は大変美しいもの。
天井も結構高い…。
大聖堂の内部へは先ほどの正面から南側(左手)に回り込むことで入場可能。
内部に入ってやはり目を引くのは天井に施された装飾と絵画。精緻に施されたそれらはその天井の高さや内部の広さもあり、これもまた圧巻されます。
縦向きに撮影。これらは是非現地でその美しい姿を楽しんでほしいものです。
なお、お隣にはエステルゴム城と博物館も。興味のある方はこちらも是非。
そしてこちらは小高い丘にある為、その風景も美しいです。
今お見せしている画像にある川、実はドナウ川です。そして中央に見えている橋の向こう側はスタロヴォ(Štúrovo)と言う町であり、こちらはハンガリーではなく、スロバキアの街!
エステルゴムは伝統ある街であるのと同時に国境の街。次はこの向かいのスタロヴォの街へと行きたいと思います!
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