2023年のGW(ちょっと拡張)は中欧4か国(オーストリア/ハンガリー/チェコ/スロバキア)を2週間で巡る旅。12日目は今回の中欧旅行最終日。ウィーン近郊の観光スポットを巡ります。
目次
この記事の旅程
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
12.ウィーン
ドナウパーク
ベルヴェデーレ宮殿を観光を終え、次はこのウィーンの観光スポットが集まったリンク通り周辺を離れた所に行きたいと思います。
途中市民公園に寄り道しつつ北に向かっていましたが、この日は朝からランニングイベントが行われていたようで、リンク通りは多くのランナーとギャラリーで賑わっていました。
タイムアップ組がリタイアしたであろう後のリンク通りはご覧の様に車が一切おらず、普段は交通量の多いリンク通りも閑散としたもの。どこか人のいない異世界に転生したごとくの雰囲気でした。
前置きが長くなりましたが、近くの地下鉄駅から電車に乗車し、次の観光スポットであるドナウパーク近くのカイザーミューレン駅(Kaisermühlen)、またの名をウィーン国際センター駅(Vienna International Centre)にやってきました。
その別名が表す通り、ここにはウィーン国際センター、色々まとめて「UNOCity」と呼ばれる国連施設にちなんでいるようです。さらにこの国連施設は予約をすればガイドツアーに参加可能!興味のある方は是非調べてみて下さい。私は直前に気付いたので参加できずです…。
それはさておき私が向かいますのはその国連施設の北側にあるドナウパークでして。
駅北側の商業施設や住居(?)のあるエリアからこのドナウタワーを目印に直進するとその公園へ着きます。
公園南側の入口の1つに到着。
公園内にはお子様向けの列車も走っていたり。
ちょっとした遊園地な気分です。
それなりに広い公園で家族やカップルがピクニックをしているようでした。
さて、ドナウパークにきたのは公園散策だけをしに来たのではなく、この公園の目印でシンボル的なドナウタワーに昇る為です。
ドナウタワー(donauturn)
展望台
タワーの上層階へはエレベータを利用して登ります。
もちろんタワーに昇るのは有料で、公式サイトによると2023年9月時点で大人18ユーロです。
ただ当日購入のチケット同額であったかは覚えていないので参考程度に…。
タワーに昇る前に大きな荷物があればロッカーを利用するとよいでしょう。
カウンターで購入したチケットをかざしてエレベータホールへどうぞ。
エレベータは展望台直通。
内部は上面がガラス張りになっており、エレベータシャフトが丸見えです。距離のつかめない距離感が若干恐怖を感じなくもなく…。まあ前を向いていれば大丈夫。
さて、展望台エリアに到着しました。
この展望台はぐるっと1周回ることができ、360度ウィーンの風景を楽しめる絶景スポットなのです。
例えば「Flughafen」は空港方面。
ウィーン国際センターやカイザーミューレン駅や、さらにその先ウィーン南側にあるウィーン国際空港方面の風景。
ウィーン観光中心部の北側、デブリング(Döbling)方面の景色。
もし夜に来ることが出来れば、ライトアップされた高速道路や街灯りがステキなことでしょう。
そしてウィーンの中心部エリア。
ちなみに橋の向こうに見えているちょっと派手な教会は「アッシジの聖フランチェスコ教会」と言うところであり、このあと行くことになります。
古い街並みが散策中は目につきましたが、結構近代建築なビルも多くありますね。
カフェ
さて、展望台は以上ですが、次もユニークな施設で引き続き風景は楽しみます。
それがこのタワーカフェ(turmcafe)。
何がユニークかというと、カフェエリアが少しずつ回転!なにか日本のバブル期をほうふつとさせるようなこのカフェは、労力をかけることなくウィーンの景色をぐるっと楽しむことが可能!お金はかかりますが(笑)。
私はウィーナー・メランジェ(Winer Melange)を注文。
カップから推測するに、オーストリアを代表するユリウス・マイルンのコーヒーのようです。
ふわっふわのミルクの泡が特徴的なコーヒー。マイルドな口当たりで美味しかったです。
このカフェがあるのは多分一番最上階ですね。
カフェをの楽しみ、エレベータで再び地上階へ。
降りた所ではお土産屋もあるので気になるものがあればどうぞ。
観光地情報
スクロールできます
観光地名 | ドナウタワー / Donauturm |
住所 | Donauturmplatz 1, 1220 Wien, オーストリア |
電話番号 | +43 1 2633572 |
URL | donauturm.at |
営業時間 | 10:00~22:30 ・エレベータ最終出発時間 21:45(上昇) 22:15(下降) *最新の営業時間は常に公式サイトを確認のこと |
アッシジの聖フランチェスコ教会
最後にタワーから見えていた教会に行ってみます。
天気も良いので景色を楽しみつつ、徒歩でドナウ川の橋を横断してみます。この橋も先ほどタワーから見えていた高速のジャンクション隣にあるブリギッテナウアー橋(Brigittenauer Bridge)。
丁度中間あたりにある島に上陸。
この島はドナウ川の中心に沿って20km程度伸びる縦長い小島です。そして調べてみると天然の島ではなく、洪水対策をかねた人工島と判明。そして綺麗に整備されており、両方の対岸とともにちょっとしたレクリエーションエリアとしての役割もあるそうです。
南側にはライヒス橋、そして北側には鉄道橋なゲオルク ダンツァー橋が見えます。
さらに向こうの丘、というか山?は多分ウィーンとお隣ニーダーエスターライヒ州の境目だと思われます。
しばらく歩いてドナウ川左岸の方に到着。
橋を渡った所から2kmほどなので歩いていけなくもないですが、バスで行くことに。
そして最寄りのバス停から下車し、聖フランチェスコ教会に到着。
正面から見ると割と普通の教会ですが、入り口の屋根が少し特徴的かも。
一方で横から見るとどこか城のような作りにも見えます。
城の様に見えるのは、かつてこの教会が軍事目的での利用も検討されていたことによるようです。日本語での適切な言葉が良く分からないのですが、直訳すると”駐屯地教会”とも。
残念ながら内部には入ることができなかったのですが、資料によると外部の仰々しさとは裏腹に、シンプルな内装の美しい教会のようです。
さて、観光はこれにて終了。ホテルはこの近くなので歩いて帰ります。
ホテルまでの道中、飲み物が欲しいなと思いましたがこの日は休日の為どこのスーパーもお休み。
仕方ないので駅の自動販売機で購入しようとしたところ、500mlくらいの飲料が2.6EUR!高すぎでしょ…。
そして諦めてたまたま開いていたキオスクで調達に成功しました。
観光地情報
スクロールできます
観光地名 | アッシジの聖フランチェスコ教会 / Katholische Kirche St. Franziskus von Assisi |
住所 | Mexikoplatz 12, 1020 Wien, オーストリア |
電話番号 | +43 1 7285611 |
URL | erzdioezese-wien.at/pages/pfarren/9015 |
営業時間 | 08:00~12:00 18:30~19:30(月~水除く) |
今日のビール
本日のビールは定番的なGösserのMärzen。オーストリアで最も大きなビール会社が製造するビールであり、その会社の親会社はハイネケンなんだそう。
スッキリ飲みやすいビールでした。
そして酒のアテはどこかで買ってきたこのサラミ。ビールに最高にマッチします!
余談ですが先ほどのビールの画像の後ろに移っているスタバの箱はこれ。
去年のキプロス旅行から旅先のカップを集めることにしており、今回は小さなカップを4カ国分購入しました!
▼キプロス旅行(2022)
さて、長いようで短かった約2週間にも及ぶ旅もこれで終わり。
翌日は帰国に向けて出発です。
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