【1日目前半】山陰地方の日本海側満喫ツアー【大阪=松江】

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Daisuke

総合旅行業務取扱管理者の資格持ち。
テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

この記事は 2021年11月19日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。

JR西日本どこでもきっぷを利用した山陰地方の日本海側満喫ツアー。1日目は大阪を出発し境港を観光、そして松江に宿泊です。前半は境港到着まで。

目次

この記事の旅程

概要

先日販売開始となったJR西日本どこでもきっぷ。22,000円でJR西日本範囲の列車や新幹線、そして一部の私鉄が3日間乗り放題となる最強切符です。

先日「1名から利用できるトクトクきっぷ」でも紹介しましたので、早速自分自身でも旅行に利用してみました。

▼1名から利用できるJR西日本のトクトクきっぷ

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本当は山陰本線を完全制覇したかったのですが、中々山陰本線の範囲も広く、西に行くにつれて列車の本数も少なくなりますので、山陰本線のおおよそ西半分の地域である、鳥取、島根、山口の観光をするルートとしました。

今回も先日の北海道から大阪までの旅行と同様、移動も楽しめるプランとしました。

▼大阪から北海道まで日本海を満喫するツアー

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00.新大阪=米子

新大阪=岡山

出発/09:02 到着/09:46

今回の起点・終点はわかりやすいように新大阪にします。

早速新幹線にも乗れるどこでもきっぷを使って新幹線に乗っていきます。

私が乗車するのは09:02発の博多行き。日本海側に抜けたいのですが、まずは新幹線で岡山まで行って、そこで特急に乗り換えることにします。

一度改札内に入ったものの、朝ごはんが食べたかったのでまた改札外に出ました。このように青春18きっぷ感覚で新幹線改札すら自由に出入りできるのもどこでもきっぷの強み。なんなら通り抜けのためだけにも利用できます(笑)。

なんとなくうどんが食べたくて、改札の近くの飲食店街を回ってみましたが、やっている店はなさそう…。しかたないのでコンビニで鯖寿司を買うことに…。

ちなみに新幹線の新大阪駅はJR東海の管轄。このように駅名標も大阪のど真ん中に関わらず、JR東海仕様でした。ここから西方面の山陽新幹線は博多までが管轄となります。そう、逆に九州はこのきっぷで福岡まで行けるという…。今回は九州上陸まではしませんが。

さて、記念すべき1本目はのぞみ5号で岡山へと向かいます。

一番前の座席。コンセントと机が使いやすい位置にあるのでおススメです。

天気に恵まれた朝。青空の広がる景色を横目に博多方面へと出発。

ちなみにこちらが駅のコンビニで買っておいた鯖寿司。駅弁ではないのですが、もう駅弁でいいんじゃないのと言う美味しさ。一つ一つのシャリに身が厚く、しっかりした鯖がのっており、シャリには生姜が入っています。付いていた醤油の存在を完全に忘れていましたが、これはそのまま食べても大丈夫!

気が付けば明石海峡海峡大橋のあたりは既に通過していました。青空の少し下には瀬戸内海が広がるようです。

去年岡山から大阪まで在来線で帰った時はものすごく時間が掛かりましたが、新幹線なら45分程度と非常に身近に感じる岡山でした。

▼鹿児島から大阪まで鹿児島本線と山陽本線を乗り通す旅(4日目)

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岡山=米子

出発/10:05 到着/12:17

ここからは日本海側に抜けるために電車を乗り換えます。

日本海側に抜けるために特急やくもに乗って行きます。ここでも新幹線から在来線の乗り換え口で一旦改札に入ったものの、自由席に座れるのか疑惑が出たことと、どこでもきっぷは座席指定ができることを思い出し一度改札外の「みどりの券売機」で座席指定。

自由席に座れるかどうかの疑惑は的中。もしかしたら座れたかもしれませんが、自由席の乗車口には多数の乗客が並んでいました。

そして乗車する特急やくもといえば、今はもう残り少ない国鉄時代の381系車両で運用されています。20数年前の子供の頃、”速い電車”と認識していた懐かしい車両に乗ることが出来ました。

「ゆったりやくも」。最終目的地は出雲市ですが、米子で下車します。

この国鉄車両、導入時期にもよりますが50年弱は運用されています。ご覧の通り車両は古さを感じさせる作りとなっており、もちろん新幹線にあったようなスマホ充電用コンセントなんて存在はしません。そして結構揺れる…。

少し昭和ロマンの残る電車で日本海側へと向かいます。ちなみに指定席を取りましたが、窓側は全部埋まっている程度の人気。ちなみに金曜日の平日ですよ…。

窓側をとれなかったことは残念ですが、風景は全然楽しめます。電車は倉敷まで山陽本線を走りまして、そこから日本海側へと抜ける伯備線に乗り換え、山間を走ります。

道中の天気は不安定でした。この写真では青空広がりますが、すぐに雨が降り出したりと…。

中々いい感じの写真がなかったのが残念ですが、車内からは紅葉を楽しめます。

前ポケットに入っているパンフレット。この日泊まる松江しんじ湖温泉の特集でした。普段私は5,000円前後のビジネスホテルに泊まることが多いですが、最近会社の福利厚生の宿泊補助が美味しいことを知り、宿が若干グレードアップしてきました(笑)。特に温泉宿や旅館は少し高くなりますからね…。

天気が悪くなり、風景に飽きてきたので先日の徳島旅行の記事を編集…。

約2時間で中国地方を縦断し、鳥取県西部の米子駅に到着。

01.米子=境港

出発/12:32 到着/13:19

「海、山、旅のドラマは米子駅から」。なんとなく昭和4,50年代臭のするキャッチフレーズ…。

ここは鳥取県最西部の都市である米子。山陰本線に乗り、西に向かうと1日目の終着松江ですが、ローカル路線である境線に乗り境港に行ってみます。

ここから目指すのは境線の終着地である境港。鳥取と島根の”境”にある弓ヶ浜半島の先端にある都市です。是非、地図で鳥取県の左端辺りをご確認くださいませ。ちなみにこの辺りは皆生温泉(かいけおんせん)で有名なところです。

そして写真には目玉おやじやねずみ男が見えますね。そうです、この境線は「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが登場する路線です。

専用の0(/1)番ホームや車両はこのように「ゲゲゲの鬼太郎」キャラクターにあふれています。一反木綿!こどものころは「いったんも”んめ”」と思っていましたが、「いったんも”めん”」ですね…。ただ別に間違えては無いらしい…。地域によってはそう呼んだりするのだとか。

ねずみ男もいますよ。

逆光ですが鬼太郎と目玉おやじ。

走っている列車も中々古い感じ。

車両の外観もそうですが、車内の座席や天井至るところまで鬼太郎尽くしです。

途中米子空港の隣を走りますが、ここは滑走路延伸により経路を移動させられたところ。地図を見ていただくと滑走路のせいで路線がここだけ湾曲しています。

45分程度で終着境港駅へ到着。こちらの近辺には水木しげるロードがあり、名前の通り、水木しげるの作品が楽しめる街となっています。

前半は米子、境港への移動をお届けしました。後半では境港観光から松江までをお届けします。

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