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この記事は約 6 分で読めます。
長崎から大阪まで引いた一直線のラインに沿って旅行するプラン。九州、四国と言った本州以外の島を、バス、フェリー、電車を駆使してひたすら横断する旅行を行いました。3日目長崎から熊本へ移動しながら観光。
1,2日目は長崎市内をしっかり観光しましたが、3日目からは移動しながらの観光となります。
長崎市内観光は終わりましたが、県内観光はもうしばらく続きます。
長崎駅では2022年9月23日開業の西九州新幹線の準備が整っておりました。
場所は変わって在来線乗り場。
さて、3日目の最終目的地は熊本。今回の旅の趣旨は一直線に旅行することですから、列車で佐賀を経由していくのではなく、島原からフェリーで行く計画です。
長崎ではついに特急に乗ることはありませんでした…。
東端式のホームは行き先が一方通行。旅の始まり感があるので好きです。
ちなみにYC1と言う形式の車両なのですが、YCはYASASHIKUTE CHIKARAMOCHI(やさしくて ちからもち)の略らしい…。
新しい車両で内部も綺麗です。
端にはボックスシートも。
お客さんがほとんど乗っておらずガラガラでしたのでこちらを利用しました。
島原方面へは諫早での乗り換えが必要。
ちなみにこの諫早行きの列車、長崎本線の旧線経由の方でした。
旧線は長与と呼ばれる大村湾に面した部分を走っています。
諫早駅に到着しましたら、島原鉄道の方へ。
鉄道娘は「神代みさき」。
なお、島原鉄道には乗りません。代わりに島鉄バスに乗ります。
なぜわざわざ島原鉄道の入り口に来たかと言うと、土日祝に利用できる「島原半島周遊パス(1day)」を購入するため。
実は先にバス停の方に行ったんですが、購入できなかったので、同じ島鉄グループの島原鉄道窓口で購入しました。
そして無駄に1往復したのちに、諫早駅の向かいにある島鉄バスの乗り場へ。
右手にあるペデストリアンデッキから行くのが楽です。
かなり年季が入っている様子。
かなり古さが目立っています。
いかにも昭和感の漂うバスターミナル。この窓口といい、オレンジ色の座席と言い…。
電光掲示板で柔軟な運行案内が可能な令和の時代において、このようなパネルをハメていく形式の案内板を見られるのも面白いところ。
ただこの建物の利用は2022/5/15までとなっており、5/16からは諫早駅ビルの方に移転します。
利便性は確実に上がりますが、建物が無くなるのは悲しいですね。
さて、やってきたバスもかなりの年季を感じます。
なんと床は木でございました。
路線バスということもあり、幹線道路でもゆっくりとしたペースで走っていきます。
あと、ちょっと舗装の悪いところを走ると上下に揺れるので、乗り物酔いしやすい方はお勧めできません。
バスは標高が上がったり下がったり、雲仙岳の麓を走ります。
バスは島原半島西の小浜温泉を経由。こちらは海に近いこともありますので塩化物泉のようです。
海水浴とセットで楽しめる素敵スポットですね!
ここからバスはひたすら山登り。
諫早駅から1時間20分程度かけて、ようやく雲仙温泉に到着しました。
次の島原方面のバスを確認して、観光に向かいます。
雲仙温泉は硫化物泉。
いかにも温泉地という具合に、あたりには硫黄臭さが立ち込めています。
まずは雲仙地獄。
荒地からは硫黄を含んだ湯気が立ち込めており、まさに地獄といった印象。
これらを取り囲むように遊歩道が整備されており、あたり一帯を散策できます。
遊歩道に入ってすぐの辺りからはピチピチというか、グツグツとうか音が聞こえてきます。
これが雀地獄。硫黄ガスが水中ではじける音が「ピチピチ(?)」とすることからこの名前に。
進んでいくと何とも由来があれな「お糸地獄」があり、そばにはちょっとした小屋があります。
こちらは「雲仙地獄工房」と言うお店になっており、温泉玉子が楽しめます!
温泉玉子は2個で200円。他には温泉レモネードなる商品など。
タイミングよく出来立て!
ただ出来立ては半熟過ぎて超食べにくいので余熱で少し固まるのを待った方が良さそうです。1個目はかなり悲惨なことに…。
ちなみにこのような薬包紙のようなものも頂き、中には塩が入っています。
向かいには戦利品を得ようとする猫ちゃんたち。
貰えなかったのでこの「この人間使えない」と言わんばかりのお顔を頂戴いたしました。
雲仙地獄工房からはもう少し上がることが出来ます。
ここ「雲仙地獄休憩所」は高台で展望のよいところです!
下り道ではまた猫ちゃん発見。それほど多くは無いですがちょっとした猫スポットでした。
日帰り温泉に行きたいのですが、やっているところがまだ空いていなかったのでもう少し散策。
観光地名 | 雲仙地獄 |
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙 |
雲仙地獄すぐ近くにある「温泉神社」。
温泉と書いていますが「うんぜん」と読むそうです。
境内の様子。
その境内には普賢茶屋というカフェがあります。こちらにも伺いましたが後程…。
観光地名 | 温泉神社 |
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙319 |
電話番号 | 095-773-3533 |
日帰り入浴が可能なホテル、旅館はいくつかありますが、昼から夕方にかけてはこちらの雲仙スカイホテルの日帰り入力が便利。
営業時間は11時半から16時。入湯はおとな700円。
カウンターで日帰り入浴の利用を伝えましたらご案内いただけます。
なお、温泉むすめは「雲仙 伊乃里」。
更衣室にはカギのかかるロッカーがありませんので、更衣室前にある100円ロッカーも利用しましょう。
温泉は硫黄がかおる硫黄泉。一番風呂と言うこともあってか、浴槽にはかなりの硫黄成分が積もっていました。露天風呂もありますので、外気にあたりながらゆっくりできるのでおススメです。
入浴後には冷たいお水が頂けるサービスも。
観光地名 | 雲仙スカイホテル |
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙323-1 |
電話番号 | 095-773-3345 |
URL | (外部リンク)公式HP |
日帰り入浴 | 11:30~16:00 |
入浴料金 | 大人700円 子供400円 |
宿泊予約 | じゃらん |
バスの時間までは、先ほど訪れた温泉神社内にある「普賢茶屋(ふげんちゃや)」でゆっくりするのが良いでしょう。
畳のある和風カフェ。店員さんがいない時は向かいの社務所に行くとよいでしょう。
雲仙お隣の島原スイーツである「かんざらし」をいただきました。
白玉の団子に砂糖やはちみつで作った蜜をかけていただきます。一緒に氷も入っていましたので何とも初夏らしいスイーツでした。
観光地名 | 普賢茶屋(ふげんちゃや) |
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙319 温泉神社内 |
電話番号 | 095-773-3533 |
ついでにバス停近くの売店で、名物「湯せんぺい」の焼きたてもおいしくいただきました。
所々で猫ちゃんに会えるのもこの町の良いところ。
さて、3日目の観光はこれでほぼ終わったようなもの。3日目後半は長崎から熊本まで若干マイナーなフェリールートで移動する様子をお送りいたします。
長崎のガイドブック
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