長崎から大阪まで引いた一直線のラインに沿って旅行するプラン。九州、四国と言った本州以外の島を、バス、フェリー、電車を駆使してひたすら横断する旅行を行いました。5日目は別府(大分)から八幡浜(愛媛)へフェリーで移動し西条まで。
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この記事の旅程
▼この旅行の趣旨とまとめは下記参照!
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12.八幡浜=内子
別府からフェリーに乗船し、この八幡浜に上陸。ここからは四国の旅。
ここで四国内の移動に使うきっぷを購入。
愛媛の隣である香川は高松への切符ですが、その距離は約260km!
大阪からなら豊橋、東京からなら浜松に相当する距離であり、この2つの都市は隣り合っているので、おおよそ大阪と東京の半分の距離と言えますね。
あとついでに観光する内子への特急券を購入。330円ですし、本数も少ないので特急を使ったほうが効率的です。
田舎でよく見る「安全第一」の標語。
八幡浜は「やわたはま」と読みます。この”八幡”の漢字は色々読み方あるので難しい…。
JR四国はアンパンマン推し。割と高確率でアンパンマン仕様の列車がやってきます。
天気にも恵まれ、観光日和。
内子線の内子駅に到着。
内子駅は無人の様子。
ここで隣の観光案内所「内子旅の案内所 旅里庵(たびりあん)」にてレンタサイクルを借り、荷物を預けます。
こちらでは普通の自転車が500円(3時間)、電動自転車は900円(3時間)でレンタル可能。荷物を預ける料金は駅前のコインロッカーよりは安かったように記憶しています。
12-a.内子座
さくっと内子中心市街地の観光へ。
まずは内子座。
名前から何となく想像できるように、歌舞伎や文楽(人形浄瑠璃)と言った伝統芸能を披露するための劇場。
こちらの入場は400円ですが、「商いと暮らし博物館」、「木蝋資料館 上芳我邸」の鑑賞券とセットになった3施設セット割引券900円を購入しました。
私が歩いているのは「花道」と呼ばれる部分。
ちなみに劇場内の撮影は、展示エリアを除いて自由です。これは明確に施設のスタッフが簡単な案内を兼ねて説明していただけます。
舞台の様子。
今木の枠組みが見えているところは座席になる部分。舞台からはこんな風に見えるのですね。
「奈落」とは舞台の地下にある、舞台装置があり、それを操作するところ。
その地下には舞台の台座を回す装置があったりして裏方の仕事を垣間見られます。
今度は2階にやってきました。
丁度舞台と相対する部分。ここからの眺めは良いですが、少々遠くに感じますね。
観光地情報
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12-b.商いと暮らし博物館
昔の商家の生活を再現した「商いと暮らし博物館」。
薬屋の様子を再現したようです。
階段の下に箪笥がありました。当時の商家ではこれが一般的だったのでしょうか。
商家の日常風景を再現した人形。
2Fから見える風景。
表の商いの部分だけではなく、裏側の人々の暮らしの様子も再現しているので、当時の様子が思い起こされるようです。
観光地情報
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観光地名 | 内子・歴史民俗資料館 商いと暮らし博物館 |
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住所 | 〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子1938 |
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電話番号 | 0893-44-5220 |
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URL | we-love-uchiko.jp/spot/museum |
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営業時間 | 9:00~16:30 |
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定休日 | 年末年始(12/29~1/2) |
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料金 | 大人200円 小・中学生100円 |
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12-c.町並み保存地区と木蝋資料館 上芳我邸
内子の中心部には600mに渡って昔の街並みを保存したエリアがございます。
具体的なエリアはこのような案内板に記載がありました。
町並み保存地区は、この部分だけ切り出すと、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂うところになっています。
また、店舗を回ってみるとおしゃれな喫茶店が多く出店しているようでした。
そしてこのエリアには「木蝋資料館 上芳我邸」とよばれる木蝋(もくろう)の生産業者であった上芳我(かみはが)氏の邸宅と、それを利用した資料館がございます。
純和風な広い邸宅。
内側には立派な庭園も。
さすが当時内子最大の製蝋業者と言ったところ。
主屋(おもや)屋上には立派な梁。当時の大工の名前でしょうか。
ちなみに木蝋とは、我々の知っている石油パラフィンから作られるローソクではなく、このような植物、ハゼの実から作られるものです。
当時も多少の機械はあったようですが、基本的には様々な工程を人の手を借りて生産していた様子です。
このような江戸から明治期にかけての生活の営みを見て楽しめる施設が多い内子でした。
短い時間でしたが内子の観光を終え、5日目の最終目的地西条へ向けて出発。
観光地情報
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13.内子=壬生川
内子=伊予市
さて、ここからは壬生川(にゅうがわ)という西条市にある駅を目指します。
松山のホテルをとって道後温泉。としたかったのですが、GWということもあり、全然空いているホテルがなく、たまたま開いていた壬生川のホテルを予約しました。
内子駅では全然お客さんがいなかったので、このような英語表記の特急券の発券にチャレンジしてみました。
それはさておき、終着の伊予市に向けて出発。
緑に囲まれた線路をどんどんと。
内子線は内陸部分を走る路線ですが、伊予市に近づくにつれて予讃線に合流。そして瀬戸内海も見えてきました。
伊予市=松山
伊予市に到着し、ここで乗り換え。
待っていれば普通の列車も来ますが、松山までの特急券は330円ですし特急に乗ってしまいます。
特急券の値段の安さからも分かるように松山は伊予のすぐ隣。
そのため極短い時間で松山に到着。その松山駅は工事中の様子…。
向かいがここまで乗ってきた特急、そして対面するようにあるのがここから高松方面へと向かう特急。
ここからは特急に乗らなくても普通列車の接続も良いのでこちらに。
日没も近そうです。
鈍行列車でゆったりと夕暮れの瀬戸内海の景色を眺めながら進むのも良いでしょう。
瀬戸内海の島々や対岸の中国地方(?)も見えてきます。
道中所々見える工場エリアの無骨な建物も良きかな。
随分と遠くになりますが、右奥には四国と本州に架かる橋で最も西側の「来島海峡第二大橋」の一部が見えていますね!
今治で少し長く止まるようなので、少し外に出てリフレッシュ。
目的地の壬生川はもうすぐ。
宿泊の地、壬生川へ到着。
13-a.ホテルユニバース
ホテルユニバースは閉業しました。
ホテルは駅からも徒歩数分圏内の「ホテルユニバース」。
右手に見える大きなビルがホテル。その前にはスーパーもあるので安く夕食を済ませたいときは便利。
ちなみに喫煙ルーム&風呂なしの部屋しか取れなくて、あまり期待していなかったのですが、喫煙ルームにしては匂いはしないし、風呂は無いけども隣のシャワールームが使えるので普通に満足でした。
大移動な5日目はこれで終わり。次は最終日の6日目、香川を旅行しつつ、またしてもフェリーに乗船!
ホテル情報
ホテル名 | ホテル ユニバース |
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住所 | 〒799-1353 愛媛県西条市三津屋南6-15 |
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